西脇市行政改革大綱 平成22年度及び平成18~22年度取組結果の概要
1 概要
平成18年12月に策定しました西脇市行政改革大綱の取組状況について、計画期間5年目となる平成22年度の取組結果をまとめました。
また、平成22年度で計画期間の最終年度となることから、平成18~22年度の取組結果をまとめました。
大綱には71の個別計画項目を掲げており、実施状況に基づき、A~Cの3段階で評価を行いました。
これまでの取組で一定の成果はありましたが、今後も厳しい財政状況が見込まれることから、平成23年3月に行政改革大綱を改訂しています。
2 取組状況
(1) 総括
区分 | 進捗状況 | 区分 | H22 | H18~22 (まとめ) |
---|---|---|---|---|
A |
計画どおり進んだ。 計画どおり成果があった。 |
項目数 |
34 |
30 |
割合 |
47.9% |
42.3% |
||
B |
計画より少し遅れた。 成果はあったが、計画どおりではなかった。 |
項目数 |
26 |
31 |
割合 |
36.6% |
43.7% |
||
C |
計画よりかなり遅れた。 ほとんど成果がなかった。 |
項目数 |
11 |
10 |
割合 |
15.5% |
14.1% |
||
計 |
項目数 |
71 |
||
割合 |
100.0% |
注:「B」には「取り組むべき事業がなかった」1項目を含みます。
(2) 個別計画の状況
計画項目 | 区分 | H22 | H18~22 (まとめ) |
|
---|---|---|---|---|
最重点項目 |
1 行政経営システムの構築(1項目) |
A |
1 |
1 |
B |
|
|
||
C |
|
|
||
2 財政健全化計画の策定・推進(1項目) |
A |
1 |
1 |
|
B |
|
|
||
C |
|
|
||
3 定員適正化計画の策定・推進(1項目) |
A |
1 |
1 |
|
B |
|
|
||
C |
|
|
||
推 |
1 事務事業の見直し(8項目) |
A |
2 |
1 |
B |
4 |
6 |
||
C |
2 |
1 |
||
2 民間委託等の推進(8項目) |
A |
3 |
1 |
|
B |
3 |
5 |
||
C |
2 |
2 |
||
3 給与等の適正化の推進(3項目) |
A |
2 |
2 |
|
B |
1 |
1 |
||
C |
|
|
||
4 人材育成の推進(5項目) |
A |
2 |
2 |
|
B |
3 |
3 |
||
C |
|
|
||
5 時代に即した組織体制の確立(6項目) |
A |
3 |
3 |
|
B |
1 |
1 |
||
C |
2 |
2 |
||
6 市民と行政の協働(6項目) |
A |
2 |
2 |
|
B |
3 |
3 |
||
C |
1 |
1 |
||
7 行政サービスの向上(5項目) |
A |
3 |
2 |
|
B |
2 |
3 |
||
C |
|
|
||
8 公正の確保と透明性の向上(9項目) |
A |
5 |
5 |
|
B |
3 |
3 |
||
C |
1 |
1 |
||
9 自主財源の確保(5項目) |
A |
3 |
3 |
|
B |
1 |
1 |
||
C |
1 |
1 |
||
10 公共工事コストの縮減(1項目) |
A |
|
|
|
B |
1 |
1 |
||
C |
|
|
||
11 地方公営企業等の経営健全化(4項目) |
A |
4 |
4 |
|
B |
|
|
||
C |
|
|
||
12 第三セクターの見直し(4項目) |
A |
|
|
|
B |
2 |
2 |
||
C |
2 |
2 |
||
13 高度情報化の推進(2項目) |
A |
1 |
1 |
|
B |
1 |
1 |
||
C |
|
|
||
14 公共施設の適正配置と有効活用(2項目) |
A |
1 |
1 |
|
B |
1 |
1 |
||
C |
|
|
||
計(71項目) |
A |
34 |
30 |
|
B |
26 |
31 |
||
C |
11 |
10 |
3 平成22年度の主な成果
(1) 市民サービスに関するもの
- 市立あゆみ保育園を社会福祉法人黒田庄保育園とし民営化しました。
- 平成22年4月から黒田庄公民館を西脇市コミュニティセンター「黒田庄地区会館」に転用し、地区まちづくりの拠点として整備しました。
- パブリックコメント制度に基づき、3件のパブリックコメントを実施しました。
- 企業誘致を促進した結果、1社の工場が稼働開始しました。
- まちづくり分野の新しい支援策として「市民提案型まちづくり事業補助」を制度化しました。
- 市民課の窓口において、混雑緩和や利便性の向上のため、窓口レイアウトの変更や番号札発券機を設置しました。
- 上下水道事業の経営健全化のため、上下水道料金を改定しました。
- 黒田庄地域総合事務所を廃止、解体しました。
(2) 市役所の活動に関するもの
- 財政健全化プランに掲げる目標を全て達成しました。また、プランの推進期間が終了することから、プランを改訂しました。
平成23年度予算編成後の財政調整基金残高
目標値:10億円以上 実績値:25億7,500万円
経常収支比率(平成22年度決算)
目標値:90.0%未満 実績値:89.3%
実質公債費比率(平成22年度決算)
目標値:18.0%未満 実績値:13.3% - 定員適正化計画に掲げる目標職員数を達成しました。
平成22年度末職員数
目標値:681人 実績値:662人 - 管理・監督職を対象に実績考課を実施し、平成22年6月から考課結果を賞与に反映しました。
※71の計画項目それぞれの詳しい取組状況は、下のリンクから「平成22年度取組結果(詳細)」及び「平成18~22年度取組結果(まとめ)」をご覧下さい。
平成22年度取組結果(詳細) (PDFファイル: 238.6KB)
平成18~22年度取組結果(まとめ) (PDFファイル: 228.9KB)
4 効果額
(1) 各年度効果額
各年度の効果額は次のとおりです。
年度 |
効果額 |
---|---|
平成18年度 | 3億1,092万円 |
平成19年度 | 3億9,813万円 |
平成20年度 | 4億0,965万円 |
平成21年度 | 1億1,623万円 |
平成22年度 | 4億2,054万円 |
合計 |
16億5,547万円 |
(2) 効果額(合計)の内訳
平成18年度から平成22年度の効果額合計は、16億5,547万円となり、その内訳は次のとおりです。
項目 | 効果額 | 説明 |
---|---|---|
上下水道使用料の見直し | 4億8,030万円 | 平成19年度に下水道料金改定 平成22年度に上下水道料金改定 |
ふるさと納税 | 2,538万円 | |
有料広告掲載 | 669万円 | 広報紙やホームページに企業等の広告を有料で掲載 |
市税インターネット公売 | 277万円 | |
未利用市有地の売却 | 5,000万円 | 未利用市有地を競争入札により売却 |
受益者負担の見直し | 319万円 | |
職員人件費 | 9億6,290万円 |
超過勤務手当・管理職手当の削減 (合計 -82 内訳:一般職員-110、病院職員28) 大綱期間(H18以降)削減数61人 |
公共施設の見直し | 6,651万円 | 情報センターの廃止 黒田庄地域総合事務所の廃止 他 |
補助金の見直し | 2,521万円 | 各種補助金の見直し |
事務事業の見直し | 3,252万円 | 事務事業の廃止、改善等 |
合計 | 16億5,547万円 |
関連リンク
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更新日:2021年03月31日