緩和ケア外来と緩和ケア相談
当院では、緩和ケア専門外来や緩和ケア相談窓口を開き、がん治療の早期から患者さんやご家族の身体的・精神的な苦痛を和らげられるよう支援しています。
がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を感じられます。
緩和ケアについて知りたい、ケアを受けてみたいと思われたら、ぜひご相談にお越しください。
緩和ケア外来
- 場所:当院1階Bブロック:内科外来診察室
- 時間:毎週月曜日 14時00分〜
【注1】完全予約制です。
【注2】かかりつけ医の紹介が必要です。
緩和ケア相談
- 場所:患者総合支援センター(西脇病院1階)
- 時間:毎週月・木曜日の午前中

緩和ケアのご案内(緩和ケア相談・外来)(PDF文書) (PDFファイル: 173.6KB)
緩和ケアのための専門的治療について
神経ブロック
神経ブロックとは
痛みを感じさせる神経のそばに注射を行って痛みを弱める方法です。がんの痛みや手術後の痛み、慢性的な痛みに使われることが多いです。
痛みの部位によって主に次の方法から選択する形となります。
- 背骨の腹側にある交感神経のそばに痛み止めや神経を凝固させる薬を注射する方法
- 痛みの原因となっている神経の根元に痛み止めを注射する方法
- 脊髄のすぐそば(脊柱管)に細い管(カテーテル)を入れ、そこから痛み止めを注射する方法
当院では、申し訳ございませんが、院外からの神経ブロック(ペインブロック)の受付は行っておりません。
診察を希望される方は、一旦、当院の他の診療科(該当疾患の担当科)を受診していただき、各診療科の医師が患者さんの症状、全身状態、検査結果や既往歴などを確認し、安全を最優先にした上で、行うべきかどうか総合的に判断します。その結果、医師が痛みの緩和が見込めると判断すれば、ペインクリニック(麻酔科)の医師と調整することになります。その上で、痛みの緩和が見込めると判断した場合、患者さんに神経ブロック注射を提案する流れとなっています。
なお、医師の判断によっては、代替治療のご提案や他院へのご紹介等になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
また、一旦、当院の診療科を受診いただくにあたり、現在通院中の病院や診療所がありましたら紹介状(診療情報提供書)をご準備いただき、該当する診療科を受診してください。

施行可能な神経ブロックについて
神経破壊薬
腹腔神経叢ブロック(下腸間膜動脈神経叢,上下腹神経叢,不対神経節ブロックを含む)
局所麻酔薬
- 持続硬膜外ブロック
- 持続くも膜下ブロック
- ポート留置(硬膜外,くも膜下)
- 三叉神経(上顎神経,下顎神経)ブロック
- 肋間神経ブロック
- 神経根ブロック
- 後枝内側枝高周波熱凝固法
- 交感神経節(星状神経節を含む)ブロック
- トリガーポイントブロック
西脇病院のペインクリニック専門外来について
当院では、令和2年から麻酔科が主体となり、神経ブロック注射などに関する院内他科からの個別相談に対応してきました。その実績を踏まえ、令和3年12月に院内紹介限定でペインクリニック専門外来を正式開設しました。
地域医療機関の先生方へ
神経ブロック(ペインクリニック専門外来)については,院外からは例えご紹介があったとしても,院外からは直接の受診・予約も含めて受け付けておりません。まずは,当院の各疾患該当科へご紹介ください。
当院の実績
| 令和5年度 | 令和6年度 | |
| 延べ患者数(慢性疼痛を含む) | 224人 | 307人 |
| 令和5年度 | 令和6年度 | |
|
星状神経節ブロック |
56件 | 81件 |
|
硬膜外ブロック(持続ブロックを含む) |
10件 | 12件 |
|
クモ膜下ブロック(持続ブロックを含む) |
30件 | 18件 |
|
神経根ブロック |
3件 | 20件 |
|
末梢神経ブロック |
27件 | 65件 |
|
腹腔神経叢ブロック |
2件 | 1件 |
緩和的放射線治療
緩和的放射線治療とは
痛みをはじめとする身体症状の改善を目的とした放射線治療となります。
通常、がんに対する放射線治療においては、がん細胞を弱らせたり死滅させたりするために高エネルギーの放射線を使うことになります。緩和的放射線治療は、がんを根治(完全に治す)することではなく、
- 痛みの軽減
- 出血のコントロール
- 圧迫症状の改善
- 神経症状の緩和
を目的とし、症状を和らげて生活の質(QOL)を改善することをねらいとしています。
詳しくは次のページをご覧ください。



更新日:2023年05月01日