兵庫県立大学との連携授業「地域創生人材教育プログラム」最終報告会

更新日:2021年03月31日

令和2年2月15日(土曜日)

 西脇市の茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)で、兵庫県立大学による「地域創生人材教育プログラム 最終報告会」を開催しました。

 6つのグループに分かれた受講学生(45人)は、これまでの市内フィールドワークや関係団体へのヒアリングなどを通して得た知識や気づきなどをもとに、「ビジネス」「ケア」「デザイン」の視点から、西脇市の課題解決へのアイデアとその実践結果を報告しました。

発表の様子

移住・定住交流推進班

「デザイン」 移住・定住交流推進班

 進学・就職期の若年層の流出という課題と、定住には仕事が必要であるとの考えから、都市部に住む学生や求職者を対象にした「インターンシップ+移住体験(LIFE×WORK西脇)」の実施について報告がありました。

 これまでに、インターンシップ受入れ先となる事業所との交渉や地域の方との交流会の企画などを行っており、西脇市役所を含む市内6事業所で、令和2年2月17日から3泊4日の日程で実施されます。

地域連携拠点創出班

「デザイン」 地域連携拠点創出班

 西脇の人同士の交流と、西脇の人と学生との交流を深めていくことを目的に、西脇135を拠点に、短期・長期的なイベントを開催し、西脇の将来について考えるきっかけをつくることへの報告がありました。

 これまでにリサイクル図書館「ほのぼん」の開設、「方言バッチ」の販売、西脇135の看板作成ワークショップ等を実施してきました。

子育て世代健康食生活普及啓発班

「ケア」 子育て世代健康食生活普及啓発班

 子育て世代への食に関する正しい知識の普及を目的に、子育て世代に参加しやすいイベントの提案と実践について報告がありました。

 これまでに市内の農家さんとの交渉やいずみ会との話し合いを重ね、野菜収穫体験と試食会を実施しました。

地元食文化魅力発信班

「ケア」 地元食文化魅力発信班

 食への関心が低い高校生をターゲットとしたレシピの考案や動画等による普及活動を行うことで、いずみ会の認知度向上にもつなげる「いずみ会と高校生をつなごうプロジェクト」の報告がありました。

 これまでに、旬菜館で購入した食材を用いた簡単レシピを、いずみ会や西脇工業高校家庭部の高校生と考案し、1分動画の作成を行ってきました。これらの動画やチラシは旬菜館や市ホームページで閲覧可能です。

観光コンテンツ班

「ビジネス」 観光コンテンツ班

 「グローカル観光」をキーワードに、地域でのフィールドワークやヒアリングを行い、ビジネスモデル検証等を実施した結果、県立大の留学生等を対象にした「西脇魅力発見ツアー」と、西脇のプロモーションin姫路として「西脇ストリート・プロモーション」の2つについて報告がありました。

 「西脇ストリート・プロモーション」では、姫路駅前で、西脇の物産販売やにっしーを用いた西脇市の魅力発信ポスターを掲示するとともに、外国人へのアンケートも行っていました。

 「西脇魅力発見ツアー」は、留学生を含むグローバルビジネスコースの学生が参加する予定で、令和2年2月22日に実施される予定です。

コミュニティビジネス班(比延)

「ビジネス」 コミュニティビジネス班(比延)

 比延地区において、地域の方へのヒアリングやフィールドワークを重ねた結果、ホタル観賞の路上駐車等の課題を解決するため、パーク&ライドの実現に向けた取組について報告がありました。

 今後、地元企業と駐車場確保についての交渉も進めていく予定です。

コミュニティビジネス班(黒田庄)

「ビジネス」 コミュニティビジネス班(黒田庄)

 あつまっ亭をコミュニティカフェとして利用・運営することについて報告がありました。

 これまでに、地域の方と一緒に、あつまっ亭の清掃や植栽の剪定、動線の確保などを進めており、11月にはあつまっ亭感謝祭にも参加し、地域の方との交流を深めるとともに、あつまっ亭の利活用についてアンケート調査を行うなど、提案と実践を行ってきました。

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西脇市 市長公室 政策推進課

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