兵庫県立大学との連携授業「地域創生人材教育プログラム」中間発表会

更新日:2021年03月31日

令和元年7月27日(土曜日)

 西脇市の茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)で、兵庫県立大学による「地域創生人材教育プログラム 中間発表会」が開催されました。

 6つのグループに分かれた受講学生(49名)は、これまでの市内フィールドワークや関係団体へのヒアリングなどを通して得た知識や気づきなどをもとに、「ビジネス」「ケア」「デザイン」の視点から、西脇市の課題解決へのアイデアを発表しました。また、これからの実践に向け、今後の取組や課題、スケジュールについても発表が行われました。

発表の様子

コミュニティビジネス班(比延)

「ビジネス」コミュニティビジネス班(比延)

 比延地区において、ホタル観賞に着目したクラウドファンディングの実施について提案がありました。

 地域でのフィールドワークやヒアリングを重ねる中で、交通アクセスの課題に着目し、後期にはパーク&ライドの実現に向けての取組を進める予定です。

コミュニティビジネス班(黒田庄)

「ビジネス」コミュニティビジネス班(黒田庄)

 あつまっ亭をコミュニティカフェとして利用・運営することについて提案がありました。

 これまでに、地域の方と一緒に、あつまっ亭の清掃や植栽の剪定などを進めてきましたが、今後は、コミュニティカフェの運営方法や「黒田庄らしさ」の演出について検討していく予定です。

観光コンテンツ班

「ビジネス」観光コンテンツ班

 「グローカル観光」をキーワードに、地域でのフィールドワークやヒアリングを行い、ビジネスモデル検証等を実施した結果、県立大の留学生を対象にした「バスツアー」と姫路での「プロモーション活動」の2つの提案がありました。

 どちらも今年度末の実施に向け、取組を進める予定です。

地元食文化魅力発信班

「ケア」地元食文化魅力発信班

 食への関心が低い高校生をターゲットとしたレシピの考案や動画等による普及活動を行うことで、いずみ会の認知度向上にもつなげる「いずみ会と高校生をつなごうプロジェクト」の提案がありました。

 今後は、西脇市の食材を使った高校生向けレシピをいずみ会及び高校生と一緒に考案し、普及のための動画作成などを行う予定です。

子育て世代健康食生活普及啓発班

「ケア」子育て世代健康食生活普及啓発班

 子育て世代への食に関する正しい知識の普及を目的に、「大人も子供も笑顔の試食会」を実施する提案がありました。

 今後は、野菜収穫体験に協力いただける農家を探すことや、年内の試食会開催に向けた準備を進める予定です。

地域連携拠点創出班

「デザイン」地域連携拠点創出班

 西脇135を拠点に、フィールドワークやヒアリングを行い、短期・長期的なイベントを開催することで、西脇の人同士の交流、西脇の人と学生との交流を深め、西脇の将来について考えるきっかけをつくることへの提案がありました。

 今後は、西脇135に「方言バッチ」のカプセルトイを設置、リサイクル図書館の実施、西脇135の看板作成ワークショップ等を実施していく予定です。

移住・定住交流推進班

「デザイン」移住・定住交流推進班

 進学・就職期の若年層の流出という課題と、定住には仕事が必要であるとの考えから、都市部に住む学生や求職者を対象にした「インターンシップ付きツアー」の実施について提案がありました。

 今後は、宿泊施設の確保やインターンシップ受入れ先の検討と交渉など、ツアーの実施に向けて具体的な企画を進めていく予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 市長公室 政策推進課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)​​​​​​​
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