兵庫県立大学との連携授業「地域創生人材教育プログラム」
西脇市と兵庫県立大学は、平成31年3月に包括的な連携協定を締結し、地域活性化や人材育成などに向けてさまざまな取組を進めています。
令和元(平成31)年度は、西脇市をフィールドとした、兵庫県立大学の授業「地域創生人材教育プログラム」を開講します。
地域創生人材教育プログラムのキャッチフレーズは「学部・大学を越えて、地域とともに、地域で学ぶ」。
このプログラムは、所属学部以外にも学びの機会を広げることを目的とした「副専攻」に位置付けられており、兵庫県の地域課題を体系的に学び、その課題解決に向けて地域と協働し、実践的に活躍する力を育成することを目指しています。
本市では、このプログラムの開催支援を通じて、学生の学びの後押しと、域学連携による地域活性化などを図っていきます。
プログラムの様子は、随時発信していきます。
兵庫県立大学地域創生人材教育プログラム(RREP)ホームページ
令和2年2月17日(月曜日)から20日(木曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生のうち、移住・定住交流推進班の学生が、進学・就職期の若年層の流出という課題と、定住には仕事が必要であるとの考えから、都市部に住む学生や求職者を対象にした「インターンシップ+移住体験(LIFE×WORK西脇)」を実施しました。
この事業では、兵庫県立大学や関西学院大学から計13名の学生が参加し、市内の6事業所でインターンシップを行いました。参加した学生の多くが日時計の丘公園に宿泊したほか、受入れ先の事業所や地域の方との交流会、西脇市内をめぐるツアーを通して、西脇市を身近に感じていました。
インターンシップ「Life×Work西脇」参加者募集(兵庫県立大学)(終了)
令和2年2月15日(土曜日)
西脇市の茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)において、兵庫県立大学による「地域創生人材教育プログラム最終報告会」が開催されました。
受講学生45名が、これまでに市内フィールドワークや関係団体へのヒアリングを重ね、提案・実践を目指して活動を行ってきました。
学生たちは、昨夏に西脇市の課題解決へのアイデアを発表したのち、市内外で研究内容を実践してきました。最終報告会では、これまでの取組内容を踏まえた1年間の成果について発表が行われました。
詳しい発表の内容は、次のリンク先からご覧いただけます。
兵庫県立大学との連携授業「地域創生人材教育プログラム」最終報告会
令和2年1月26日(日曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生のうち、観光コンテンツ班の学生が、姫路駅前のイベントスペースで、西脇市の観光PRイベント「ストリートプロモーション」を実施しました。
イベントでは、西脇市内の農家から仕入れたイチゴや、市内和菓子店のイチゴ大福、播州ラーメンのセットなどの販売を行ったほか、播州ラーメン特有の甘いスープの試飲も行い、姫路を訪れた観光客や市民の方に振る舞いました。また、「にっしー」が西脇市を旅するというコンセプトで作成した英語の説明パネルも合わせて掲示し、西脇市のPR活動を行ってくれていました。
令和元年12月15日(日曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生のうち、子育て世代健康食生活普及啓発班の学生が、子育て世代への健康的な食生活の普及を目的に、市内の小学生などを対象にした野菜の収穫体験を行いました。また、いずみ会の皆さんにも御協力いただき、簡単な調理実習と試食会を行いました。
畑では、大学生が野菜の成長について画用紙を使って説明した後、農家の方に教わりながら落花生とショウガを収穫していました。
試食会では、落花生を用いたピーナッツバタートーストや、ショウガを用いたスイートスープなど、収穫した野菜からつくることができるメニューをいずみ会の皆さんと一緒につくり、試食していました。
令和元年12月8日(日曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生のうち、地元食文化魅力発信班の学生が、いずみ会の皆さんや西脇工業高校家庭部の生徒と一緒に、高校生とその保護者をターゲットとしたレシピ動画の作成のため、実際に調理をしながら撮影を行いました。
高校生に食への関心を持ってもらいたい、保護者世代にいずみ会の活動を知ってもらいたいとの思いから、動画を作成することとし、動画を作成するためのレシピの考案から、3者で意見交換をし、行っていました。
撮影後には、自分たちでつくった食事をみんなで一緒に食べて、交流を深めていました。
令和元年11月24日(日曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生のうち、地域連携拠点創出班の学生が、まちなかの西脇135でリサイクル図書館「ほのぼん」を開設しました。
「まちなかで多世代が集い、交流できる場づくり」を目的に、地域の方などから小説や雑誌、図鑑など約300冊の本を集めました。
その他にも、西脇135の看板づくりのため、来館者に10センチメートル四方の板に西脇への思いを書いてもらったり、播州弁でつくった方言バッジのカプセルトイも設置するなど、地域の方との交流を深めていました。
令和元年11月17日(日曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生が、日時計の丘公園に宿泊し、2日間の日程でフィールドワークを行いました。
このうち、コミュニティビジネス班は、あつまっ亭感謝祭に参加し、地域の方と共に活動していました。
前日には、播州織を用いてあつまっ亭の飾り付け等を行い、当日は、割り箸銃の工作体験と的当てのブースを設けたほか、来場者にあつまっ亭に関するアンケート調査を実施していました。
令和元年9月14日(土曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラムの後期の活動がスタートしました、
受講学生たちは、前期の活動を通じて考えた西脇市の課題解決へのアイデアを実践していくため、すでに班別活動を開始しています。
本日は、本格的に活動を進めるに当たって、改めてファシリテーションについて学び、今後の課題やその解決策の検討に生かしていました。
令和元年7月27日(土曜日)
西脇市の茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)において、兵庫県立大学による「地域創生人材教育プログラム 中間発表会」が開催されました。
受講学生49名が、これまでの市内フィールドワークや関係団体へのヒアリングなどを通して得た知識や気づきなどをもとに、西脇市の課題解決へのアイデアを発表しました。また、これからの実践に向け、今後の取組や課題、スケジュールについても発表が行われました。
詳しい発表の内容は、次のリンク先からご覧いただけます。
兵庫県立大学との連携授業「地域創生人材教育プログラム」中間発表会
令和元年6月15日(土曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生が、西脇市でフィールドワークを行いました。
地域創生人材教育プログラム受講生の様子
コミュニティビジネス班
地域の方と「黒っ娘おばんざい」のお弁当をいただいた後、「あつまっ亭」の清掃や内部の整理、植栽の剪定など、熱心に作業を行っていました。
壁や床の汚れを落としたほか、パンフレットの置き方など空間の使い方も工夫し、より使いやすくなった姿に、地域の方と喜びを分かち合っていました。
子育て世代健康食生活普及啓発班
手軽かつ栄養豊富なお弁当レシピの考案をテーマに、保護者や高校生・大学生といったみらいえ来場者へのヒアリングを実施していました。一口に子育て世代といっても、子どもの年齢によって悩みが異なることなど、今後の活動を考える情報を得られたようでした。
地域連携拠点創出班
「西脇135(旧ますや旅館)」で、5月26日の播州織博覧会で行ったアンケート調査結果などを参考に、「まちなかにあったらいいこと・いいもの」について、中間支援相談員を交えながら熱心に議論していました。
移住・定住交流推進班
「西脇135」内で、他の自治体の移住・定住施策に関する意見交換を行いました。また、今後実践するプロジェクトの方向性も話し合い、「ターゲットを絞ることが大事ではないか」、「子育て世代へのアプローチが必要」など、様々な意見を出し合っていました。
令和元年5月18日(土曜日)・19日(日曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生が、青年の家に宿泊し、2日間の日程でフィールドワークを行いました。
地域の団体や事業者の方、移住者の方などからお話しを伺ったり、それぞれが調査してきた内容を踏まえてワークショップを行ったりして、今後の提案に向けて意見交換を重ねていました。また、青年の家での宿泊を通じて各班で検討を進めながら、他の班とも情報交換を行っていました。
地域創生人材教育プログラム受講生の様子
コミュニティビジネス班
比延地区では地域の方とともに、新しい資金調達手段であるクラウドファンディングについて講義を受けていました。また、翌日にはあつまっ亭でお話を聞いた後、シェアキッチンの取組をしている梅吉亭を訪れていました。
観光コンテンツ班
市の職員から西脇市の観光施策や取組について説明を受けたほか、店舗で実際に播州ラーメンを味わい、違いや特徴などを共有していました。また、料飲組合播州ラーメン部会の方からお話を伺ったり、市内のイチゴ農園を訪れ、イチゴ農家の方からお話を伺うことができました。
地元食文化魅力発信班/子育て世代健康食生活普及啓発班
みらいえの調理室でいずみ会の皆さんと一緒に西脇市の食材を使った調理実習を行っていました。昼食時には、いずみ会の皆さんに熱心に質問を重ねていました。
地域連携拠点創出班
地域づくりの拠点となる料理旅館跡地「西脇135」のおそうじプロジェクトを実施し、学生らが熱心に掃除を行っていました。また、西脇135の管理人の方から地域活性化に向けたお話しを伺ったほか、市内イベントでの活動に向け、準備を進めました。
移住・定住交流推進班
西脇市に移住された方からお話を伺ったり、空き家バンクに登録された空き家を訪れ、その周辺を歩くことで、実際の生活をイメージしていました。また、全国の移住・定住の施策例を調査し、全体で共有、意見交換することで、理解を深めていました。
平成31年4月27日(土曜日)
兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラム受講生が、6つの班に分かれ、それぞれのテーマごとに、具体的な活動をスタートしました。
地域創生人材教育プログラム受講生の様子
コミュニティビジネス班
比延地区と黒田庄地区を訪れ、まちづくり協議会会長や地域の方々から地区のまちづくり活動の状況や今後進めていきたい取組などについて説明を受け、施設を見学しました。その後、地域の活性化に向けたアイデアを出すためのワークショップなどを行いました。
観光コンテンツ班
市内の観光コンテンツについて、それぞれが調査してきた内容を共有するとともに、市内の事業者の方にお話を伺うため、質問事項等を整理しました。また、市内の播州織製造販売事業所を訪れ、スタッフなどからお話を伺うことで、理解を深めることができました。
地元食文化魅力発信班
市職員から西脇市の農業や地産地消の取組について説明を受けたほか、旬菜館を訪れ、地元食材についてお話を伺いました。また、育苗施設を訪問し、農家の方からお話を伺い、特色ある農産物づくりについて熱心に質問を重ねていました。
地域連携拠点創出班/移住・定住交流推進班
市の中心市街地を訪れ、まちあるきを行いました。その後、フィールドワークをふりかえりながら、地域連携拠点創出班は学生と地域との連携拠点創出に向けたワークショップを行いました。また、移住・定住交流推進班では、移住コーディネーターへのヒアリングを行いました。
平成31年4月13日(土曜日)
西脇市の茜が丘複合施設Miraie(みらいえ)で、兵庫県立大学の地域創生人材教育プログラムが開講しました。経済学部、経営学部、工学部、環境人間学部、看護学部の5つの学部から49名の2年生が受講しました。
午前中には、開講に当たってのガイダンスと市職員による西脇市の紹介・説明などが行われました。西脇市を訪れたことのない学生が多くいましたが、片山市長や関係者が見守る中、熱心に説明を聞き入っていました。
午後は、西脇市の全体像をつかむために市内各所を訪れ、地域の団体から話を聞いたり、地域資源などを実際に目にしたりしました。
次回以降は、関心のあるテーマごとに班を編成し、より具体的な活動へと展開していきます。
地域創生人材教育プログラム受講生の様子
市長あいさつ
片山市長が「この授業は、専門外のことも学ぶことができる貴重な機会。西脇市としてそのお手伝いができることは大変うれしい。若い力で地域を盛り上げてもらえることを期待しています。」とあいさつ。
比延地区への訪問
比延地区の紹介と、移動販売や日用品販売、特産品開発などの地域活動について説明を受けました。ええまち比也野里会長からは「比延地区のまちづくり活動にかかわってもらえたらうれしい。若い発想で刺激をいただけたら」と話がありました。
黒田庄地区への訪問
黒田庄地区の紹介と、福祉送迎事業や特産品開発事業などの地域活動について説明を受けました。黒田庄まちづくり協議会の会長からは「黒田庄駅舎あつまっ亭を有効に活用し、人が集まり活気が生まれる仕組みづくりを進めていきたい。若い力や知恵をぜひお借りしたい。」と話がありました。
市内各所を見学
播州織の製品などを展示・販売する播州織工房館を見学。その他にも、北はりま農産物直売所「旬菜館」、道の駅北はりまエコミュージアム、新庁舎・市民交流施設建設予定地を訪れました。
関連リンク
兵庫県立大学との連携授業「地域創生人材教育プログラム」中間発表会
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更新日:2021年03月31日