教育・保育内容研修(令和5年度)
12月26日 第6回研修会
日時
令和5年12月26日(火曜日)午後1時40分~5時
会場
幼児教育センター
講師
神戸常盤大学 教育学部 こども教育学科
多田琴子客員教授
内容
発表会にむけて
演題
こどもと創る劇遊び~育てたい力・展開方法~
研修の様子
担当年齢でグループに分かれ、劇にしたい絵本を1冊決めて実践することで、具体的な展開の方法を学ぶことができました。他園の先生と一緒に話し合い、先生役・子ども役になり、模擬保育を行いました。実際に模擬保育を行うことで、展開の方法を体験を通して具体的に知ることができました。
後半では、先生方が子ども役になり、多田先生が実際に「導入」の部分を実践されました。また、発達に合わせた絵本選びの方法や導入・活動・評価の方法、子どもの育ちを考えた計画について等、保育者の「ここが聞きたい」と思うことをたくさん取り入れてご講演いただきました。
11月7日 第5回研修会
日時
令和5年11月7日(火曜日)午後1時40分~5時
会場
西脇市市民交流施設 つながるスタジオ
講師
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
水落洋志講師
内容
乳児の発達に応じた環境やかかわりについて
演題
乳児の身心の発達に応じた環境設定とかかわりについて
研修の様子
「乳児の身心の発達に応じた環境設定とかかわりについて」と題して、水落先生に写真や動画を見せていただきながら、具体的なエピソードをまじえてご講演いただきました。
0~2歳児保育では、子どもを見る視点として、一人一人の気持ちや成長に寄り添いながら「どこまでできていて、今、何をしようとしているか」が大切であると教えていただきました。また、子どもと保育者がどちらも主体である「共主体」という考え方で保育を進めていくことの大切さや、複数担任での見方の違いを話し合い理解することがより良い保育につながることを学びました。
演習では、語り手となった園の先生の話を聞き、担当クラスの課題や悩みについてグループで話し合いました。自分の保育を振り返り、互いに意見を出し合うことで、明日の保育につながるヒントをそれぞれが得ることができました。
9月14日 第4回研修会
日時
令和5年9月14日(木曜日)午後3時~5時
会場
西脇市役所大会議室
講師
大阪総合保育大学児童保育学部
瀧川光治教授
内容
ドキュメンテーション作成について
演題
ドキュメンテーションづくりを通して子ども理解の視点を磨こう
研修の様子
瀧川先生より、「ドキュメンテーション」には様々な種類、方法があることをお話いただきました。1枚の写真から遊びを読み取り意味づけていくものや、経過が分かるよう連続した写真を使い、過程から学びを見取るもの、また保護者向けに書くものや、子どものために書くもの等、「こうでなくてはいけない」ということはない、ということを改めて教えていただきました。
またドキュメンテーションは、自身の保育を振り返るツールにもなり、振り返ることに意味があり、次への見通しを立てることにつながると学びました。
ドキュメンテーション作成にあたって子どもの姿を捉える観点を「子どもの遊び理解の視点」として教えていただき、そのことを意識しながら、各自持参したクラスの子ども達の写真を使い、実際にドキュメンテーションを作成しました。その後、ペアやグループでそれぞれのドキュメンテーションを見ながら、子どもの気づきや学びについて話し合い、互いの意見を聞き合う中で、自分の捉え方にはなかった部分に気付いたり、新たな発見があったりし、実りある研修となりました。
8月2日 第3回研修会
日時
令和5年8月2日(水曜日)午後1時40分~5時
会場
西脇市市民交流施設 つながるスタジオ
講師
兵庫大学短期大学部保育科
田井敦子教授
内容
言葉、音楽を使った遊びについて
演題
子どもの感性や創造力を豊かにする保育内容
研修の様子
田井先生の保育経験を交えて「子どもの感性や創造力を豊かにする保育内容」という演題でご講義いただきました。
くすっと笑える話もありながら、子どもの育ちや言葉の発達について事例をあげて具体的に詳しく教えていただき、参加されていた先生方も田井先生の話に引き込まれるように聴いていました。
演習では、ペアになって「ことば遊び」をしたり、グループで「タンボリンマーチ」にあわせてタンブリンを使って表現遊びを実施。
表現遊びでは、参加された先生方の表情が和らぎ、田井先生の素敵なお言葉で子どものように楽しんで表現される姿が見られました。
7月31日 第2回研修会
日時
令和5年7月31日(月曜日)午後3時~5時
会場
西脇市市民交流施設 はぐくむスタジオ
講師
兵庫教育大学大学院学校教育研究科
鈴木正敏准教授
内容
人材育成について
演題
人財育成、働きやすい環境づくりについて
研修の様子
主幹・副主幹教諭対象の「人材育成」をテーマとした研修を実施。人は「人材」ではなく「人財」であり、「たから」であるからこそ、財としての自覚を促すようなかかわりが大切である、と教えていただきました。
また、これから求められるリーダーシップについては、「サーバント(支援型)リーダーシップ」である、とお話いただき、一方的ではなく、「対話型」のリーダーが必要だと学びました。
研修の中では、各園や保育者自身の情報交換もすることができました。
それぞれの悩みや感じていることをペアで話し合ったり、参加者から意見を聞かせてもらったりすることで共有し、共に考える機会となりました。他園の先生方とのコミュニケーションも図れたことで、互いに良い刺激を受けました。
5月30日 第1回研修会
日時
令和5年5月30日(火曜日)午後1時40分~5時
会場
幼児教育センター
講師
豊岡短期大学姫路キャンパス学科
栗岡あけみ教授
内容
乳児の発達に応じた遊びや生活について
演題
わくわくが全てのはじまり~発達段階に応じた遊びや体の動かし方、体の使い方~
研修の様子
担当クラスの子どもの姿や遊びについて書かれた事前資料をもとに、担当年齢ごとにグループに分かれてクラス活動について話し合いました。
他園の話を聞くことで、遊びや保育室の環境等について、具体的に知ることができました。また、話をしていくうちに自然と保育に対する悩みを互いに話をしているグループもあり、和やかな雰囲気で進めることができました。
「明日からでも使えるものを」と、普段の保育に使える手遊びやカードゲーム等をたくさん紹介していただき、実際に参加された先生がペアやグループになって遊びました。参加された先生方の表情もみるみる笑顔になっていきました。
演題「わくわくが全てのはじまり」のとおり、「わくわく」とはどんな状態なのか具体的に話をしていただきました。また、発達段階に応じた遊びや体の動かし方を意識しながら、保育者自身も保育を楽しめるような素敵なお話をしていただきました。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市教育委員会 教育創造部 幼保連携課(幼児教育センター)
〒677-0052
西脇市和田町688-47(旧しばざくら幼稚園内)
電話:0795-22-2432
ファックス:0795-22-3156
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更新日:2024年01月25日