園小架け橋研修(令和6年度)
12月26日 第3回研修会
日時
令和6年12月26日(木曜日)午後2時30分~4時45分
会場
西脇市役所大会議室
講師
大阪総合保育大学児童保育学部
瀧川光治教授
内容
ドキュメンテーション作成を通した、互いの教育についての共通理解
演題
ドキュメンテーションで子どもの学びの過程を捉えよう
ー幼児期の教育・保育と小学校教育の学びと育ちの連続性ー
研修の様子
今回、初の試みとして、小学校の先生方に子どもたちの写真を撮影していただき、それを基に、こども園と小学校の先生方とで「共同で一つのドキュメンテーションを作成していただく」という研修を行いました。小学校の先生方には、「子どもの表情や仕草にスポットを当てた写真」「『主体的・対話的で深い学び』につながっていると思われる写真」を持参いただくようお願いしました。講師の瀧川先生が「作成を通して対話を進める中で、小学校の学習や学びの具体的な部分、また園での活動や学びが小学校へどのようにつながっていくのかということへの共通理解が深まる」という意図のもと、研修を進めてくださいました。小学校区ごとに園小の職員でグループワークを行い、写真を基にその活動の取り組み方や児童の学び、その前後の経過等について対話を重ね、小学校の学習の具体的なところを知ることができるとともに、園での活動からの連続性や園職員の視点からの児童の姿の捉え方等も共有することができました。
今回の研修の冒頭に、瀧川先生が「お互いを具体的に知るには対話が大事」と言われたのですが、研修の中でもいろいろな視点での対話を取り入れてくださいました。こども園では一般的になりつつあるドキュメンテーションですが、小学校の先生方からすると「どんなふうに作成するの?」という戸惑いが見えました。しかし対話しながら作業してく中で、小学校の活動を理解しながら作成することができました。またそのドキュメンテーションを「資質・能力」の視点、「主体的・対話的で深い学び」の視点、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の視点、について対話していきました。話をするごとに互いの保育・教育についての理解が深まるとともに、気軽に話ができる関係性ができていくように感じました。
園小職員が同じ視点で、子どもたちについての対話ができるということはとても重要で大切なことだと思います。「10の姿」がさらに浸透していくとともに、子どもを中心にした対話がますます活発になることで、スムーズな接続をより進めていくことができるのではないかと思いました。
8月29日 第2回研修会
日時
令和6年8月29日(木曜日)午後1時30分~3時30分
会場
西脇市役所大会議室
講師
兵庫教育大学大学院教育研究科
鈴木正敏教授
内容
小学校教科書を用いた、学びの接続の理解
演題
学びにつながる子どもの体験と思索
研修の様子
できるだけ多くの先生方に参加していただきたいと思い、小学校の夏休み期間中に研修を実施しました。各こども園から5歳児担任や主幹教諭が参加され、市内小学校の1年生の担任の先生は全員参加してくださいました。
また、今回は中学校の先生方の参加もあり、そして管理職はもちろん、養護教諭や他の学年の先生方も参加いただき、総勢43名での研修となりました。
研修では、校区ごとのグループで、令和6年度から西脇市内の小学1年生で使われている「生活科」の教科書を実際に見ながら、気になる箇所や面白いページについて異校種間の職員で意見交換をしました。また、グループの中で、小中学校の授業において困られている単元を聞き、その困り感はどこからきているのか、生活科の単元のどこにつながるのか、園での経験、体験のどこに結びついているのか、ということについて話し合いを深めていきました。
また、鈴木先生の講話の中で、子ども同士の対話の大切さや、子ども自身が問いを立てることで、問題解決型の学習を進めていくことができること、また自己決定の大切さも教えていただきました。自己決定ができると学びに向かう力が育まれ、自分で決めたことを守ろうとし、自ら進めていくことができるようになり、そして最終、自分の人生を自分で決定していくことにつながっていく、ということを教えていただきました。
0歳から15歳を見据えた西脇市の教育を進める中で、就学前教育、小学校教育、中学校教育に携わる職員が、子どものたちと関わる上で大事にしていかければいけないことを共通理解することができたとともに、教科書というツールを使い、「子どもの姿」をイメージしながら話ができ、互いに学びや収穫があったことは、とても大きな成果だったと思います。
4月4日 第1回研修会
日時
令和6年4月4日(木曜日)午後3時~4時45分
会場
西脇市役所大会議室
講師
兵庫教育大学大学院教育研究科
鈴木正敏教授
内容
・接続期カリキュラムの活用、運用の仕方について
・園小での情報交換
演題
「接続期カリキュラムの活用、運用の仕方について」
~幼児教育から小学校教育への接続~
研修の様子
令和4年度から2年をかけ、「園小接続カリキュラム調査研究委員会」において、幼児期の学びが小学校以降の生活や学習の基盤の育成につながることに配慮した、「園小接続カリキュラム(スタートカリキュラム・アプローチカリキュラム)」を市内の認定こども園・小学校の教諭が共に情報交換や研修を重ね、策定しました。令和6年度からの運用実施にあたり、入学式前の時期に、市内小学校の1年生担任全員と、各こども園より1名以上の参加を依頼し、接続カリキュラム、主にスタートカリキュラムについての研修を行いました。
また接続カリキュラム研修の前に、比延小学校の通級担当・梅田先生より多層指導モデルMIMについて、教えていただきました。
鈴木先生の研修では、こども園の先生方による手遊びや、園で子どもたちが好きだった絵本の紹介などでアイスブレイクした後、「小学校スタートカリキュラム30」を基に、入学後2週間のスケジュールシートを園小の職員が共に話し合い作成しました。こども園の先生方は、小学校入学後にどんな活動内容が計画されているのか、ということを知ることができるとともに、小学校の先生方も実際の子どもの様子を聞くことで、自分が今までイメージしていた子どもの姿とは異なっていることに気づいたり、スケジュールの見直しを検討されたりする機会になりました。
研修を通して気軽に話したり相談したりすることのできる関係づくりが、子どもたちのスムーズな接続にとって大切なことなのだと、改めて感じることができました。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市教育委員会 教育創造部 幼保連携課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-5219
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更新日:2025年03月06日