令和5年度西脇市幼稚園・認定こども園・小学校接続カリキュラム調査研究委員会

更新日:2024年03月29日

1月19日 第8回調査研究委員会

日時

令和6年1月19日(金曜日)午後3時30分~4時45分

会場

幼児教育センター(旧しばざくら幼稚園)

委員

学識経験者(兵庫教育大学准教授鈴木正敏氏)

園小接続担当校園長・接続担当小学校教諭・接続担当こども園保育教諭

協議内容

本市接続カリキュラムについて、校区ごとのグループで確認・協議

本年度の振り返りとカリキュラムの本格実施に向けて

学識経験者による助言内容

  • こども園に配布した教科書を、子どもたちがボロボロになるまで見てくれていることは嬉しい。こども園の先生方も小学校の学習内容に興味をもち、学びの系統性を感じられているはず。
  • 西脇の小学校の先生方がみんな「手遊び」ができると良い。できなくても、こども園の活動を理解して、入学時に小学校の先生がこども園で行っていた活動のパフォーマンスをするつもりで子どもたちと関わってほしい。
  • 小学校の教室の後ろに、子どもたちが自由に活動できる制作コーナーを作ることも有効である。
  • こども園と小学校は人間の基礎をつくるところ。小学校がゼロからのスタートではないことをお互いに理解できたことは、2年間取り組んできた成果だと思う。

10月27日 第7回調査研究委員会

日時

令和5年10月27日(金曜日)午後3時30分~4時45分

会場

西脇市市役所大会議室

委員

学識経験者(兵庫教育大学准教授鈴木正敏氏)

園小接続担当校園長・接続担当小学校教諭・接続担当こども園保育教諭

協議内容

本市接続カリキュラム案について、小学校、こども園の各グループで協議

園小交流訪問を終えて、成果と課題

学識経験者による助言内容

  • 市内のこども園の「ルールを揃える」というより、「学校にはルールがあり、そのルールがあることの意味や効果を子どもが理解していること」のほうが意義深い。
  • 小学校の先生方が園を訪問して、子どもたちが楽しそうだと分かってもらえたら良かった。楽しくないと勉強はできない。「やらなければいけない」はこれからの教育からずれていく。「どのようにしたら自分が望む能力や力を身につけ、やりたいことができるようになるか」を共に考えることが教育である。そこをみんなで共通理解する必要がある。
  • 大人になって時間割で動くのは学校の先生だけ。園でしているようにみんなで決めて行動する方が、大人になった時の働き方に近い。
  • 小学校でのスタート時に「こども園でどんなわくわくすることをしてきたのか」を尋ねてみると良い。それが「スタートカリキュラム30」のシーンにつながる。
  • こども園と小学校の視覚支援の仕方がなんとなく似ていてそろっていると良い。子どもたちは入学すると環境が変わるが、支援が似ていると安心する。

8月8日 第6回調査研究委員会

日時

令和5年8月8日(火曜日)午後3時30分~4時45分

会場

西脇市役所大会議室

委員

学識経験者(兵庫教育大学准教授鈴木正敏氏)

園小接続担当校園長・接続担当小学校教諭・接続担当こども園保育教諭

協議内容

本市接続カリキュラム案について、小学校、こども園の各グループで協議

園小交流訪問を終えて、こども園、小学校で取り組むべきことは何か。

学識経験者による助言内容

  • 西脇市は小学校の教師全員がこども園に参観に行くことができる、ということに、とても大きなメリットがある。
  • 指示を聞く、ということが子どもたちの課題である。どうすれば「話を聞く気持ちになれるか」が一番大切。
  • 子どもはやりたいことがあると、話したり聞いたりしようとする。子どものやりたいことを中心として、「人の話を聞く」という取組を進めていくと良いのでは。

5月9日 第5回調査研究委員会

日時

令和5年5月9日(火曜日)午後3時30分~4時45分

会場

西脇市役所大会議室

委員

学識経験者(兵庫教育大学准教授鈴木正敏氏)

園小接続担当校園長・接続担当小学校教諭・接続担当こども園保育教諭

協議内容

本市接続カリキュラム試案について

令和5年度当初の接続の取組について

学識経験者による助言内容

自信をもって、何かに向かえる子どもを育ててほしい。

カリキュラムは作って終わり、ではなく、運用しながら検証、バージョンアップしていくことが必要である。

アプローチカリキュラムを小学校の先生方に見てもらい、子どもの育ちや学びの様子を理解してもらうことが大切である。そして、こども園の取組を参考にして、小学校で「子どもたちが意欲的に活動する取組」を考えてもらうことが大切。

カリキュラムを検討・策定していく中で、西脇市の横のつながりや縦のつながりで教育の方向性や具体的な取組が明確になると良い。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市教育委員会 教育創造部 幼保連携課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-5219
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