西脇市強靭化計画

更新日:2021年03月31日

西脇市強靭化計画書表紙

 国では、東日本大震災の教訓を踏まえ、「国土強靱化基本法」を公布・施行し、国土全域にわたる強靱な国づくりに向けた取組を進めています。西脇市でも、浸水被害を受けやすい地形的な特性なども踏まえ、自助・共助・公助による役割分担の視点を重視しながら、安全・安心に暮らせる地域社会の実現に取り組んでいます。

 しかしながら、近年の大規模地震や台風の大型化、多発する集中豪雨など、大規模自然災害の発生リスクの一段の高まりを受け、大規模自然災害が起こっても機能不全に陥らない、「強さ」と「しなやかさ」を備えた安全・安心な地域づくりをより一層推進するため「西脇市強靭化計画」を策定しました。

計画の位置付け

 この計画は、国土強靭化基本法第13条に基づく「国土強靭化地域計画」で、国土強靱化に関する施策の指針になるものです。また、総合計画との整合を図るとともに、分野別計画等においても、国土強靭化に係る指針となります。

計画期間

 国土強靭化対策に係る長期的な視点の必要性等を踏まえて、おおむね12年後の令和12年度を展望しつつ、令和元年度から令和6年度までの6年間としています。

基本理念

 想定される大規模自然災害から市民の尊い生命と貴重な財産を守り、将来にわたって持続可能なまちを築いていくためには、「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識の下、「自助・共助・公助」を軸とした防災体制の確立を図り、地域が一体となって強靭化を進めていく必要があります。これを踏まえ、この計画における基本理念を次のとおり定めています。

みんなのまちを みんなで守り つないでいく
~ 強さとしなやかさを備えた安全・安心実感のまちへ ~

基本的な方針

 基本理念の実現に向けて、4つの基本目標と6つの事前に備えるべき目標を定めています。

基本目標

  1. 人命の保護を最大限図る
  2. 市及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持される
  3. 市民の財産及び公共施設に係る被害を最小化する
  4. 迅速に復旧・復興する

事前に備えるべき目標

  1. 直接死を最大限防ぐ
  2. 救助・救急、医療活動が迅速に行われるとともに、被災者等の健康・避難生活環境を確実に確保する
  3. 必要不可欠な行政機能は確保する
  4. 生活・経済に必要最低限のライフライン、交通ネットワーク等は確保する
  5. 制御不能な二次災害を発生させない
  6. 社会・経済が迅速かつ従前より強靭な姿で復興できる条件を整備する

西脇市強靭化計画

西脇市強靭化アクションプラン

計画の位置付け

「西脇市強靭化計画」に基づく強靭化施策を着実に推進していくために、具体的な取組内容などを短期的・中期的に示す行動計画です。兵庫県強靭化計画で定められる「強靭化を推進する主な事業」のうち、本市に関連するもので県・市が連携して推進するものについてもアクションプランに掲載しています。また、社会情勢や事業の執行状況、国・県等の支援状況等を踏まえ適宜見直しを図ります。

計画期間

令和元(2019)年度から令和6(2024)年度までの6年間

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 くらし安心部 防災安全課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-3515
問い合わせフォーム