作家活動の新たなフィールドとして、西脇を選びました
齋藤明彦さんは東京都出身の写真家。これまでは東京都内でギャラリーの運営や作品発表をされていましたが、都会での活動にどこか物足りなさを感じておられたそうです。そんな中、まち全体で野外展示などを行うアートイベント「GAW展」が西脇で開催されることを知り、スタッフとして参加することに。初めて訪れた西脇市に、作家活動の新たなフィールドとしての可能性を感じ、移住を決断されました。
現在は、念願だった屋外展示を市内で行うなど、精力的に活動されています。
西脇でのアートイベントがきっかけで移住
これまでは東京で写真ギャラリーの運営や作品発表をしていました。東京での活動において、自分たちが関わる写真業界というものが、ごく限られた狭い世界であると感じていました。もっと色々な人、写真に馴染みのない人たちにアプローチする活動ができる場所を探していました。
そんな中、2010年に西脇市で開催された「GAW展」に、作家兼スタッフとして参加しました。その時、ここでなら自分のしたいことができるのではないかと思い、移住を決めました。
(齋藤明彦さん撮影)
やりたかったことが西脇で実現できた
移住して良かったことは、まず生活自体がとても楽しいということももちろんですが、いつかやりたいと思っていた屋外での展示を実現できたことは大きな前進だったと思っています。まだまだ色んなことに対して模索中の部分が多いですが、西脇市に移住して本当に良かったと思っています。
(齋藤さんの屋外展示)
実際に住んでみることで分かる、西脇の魅力
ある程度の長期間で実際の生活に近い形で暮らしてみると、より西脇というまちの魅力が分かるのではないかと思います。実際に自分が生活する中で、必要なものは西脇市内だけでほぼ揃えることができます。また、家具や家電等の大きなものの購入を除けば、車がなくても生活できると思います(車があるに越したことはないですが、自分はいまだに自転車で生活しています)。人もあたたかく、生活しやすいまちだと思います。
(齋藤明彦さん撮影)
更新日:2019年08月01日