令和5年度(2023年度)
広報にしわきの茜が丘複合施設「Miraie」ページに掲載した過去のおすすめ本をご紹介します。
3月のおすすめ本:卒業
少女は卒業しない
朝井リョウ/著(集英社)
校舎の取り壊しが決まっている高校、最後の卒業式の1日。少女7人が迎えるそれぞれの別れを、瑞々しく描いた珠玉の連作短編集。
子育てはもう卒業します
垣谷美雨/著(祥伝社)
1959年生まれの女性3人の半生を通じ、当時の流行や時代背景を交えながら「女」として、「母」としての人生をリアルに描く。
卒業旅行
小手鞠るい/著(偕成社)
アメリカで仲間とバンド活動をしながら充実した高校生活を送っていたナナ。進学のため日本へ帰国後、離れ離れになったバンドメンバーに悲劇が起こる。
風に桜の舞う道で
竹内真/著(中央公論新社)
予備校の寮を舞台にした、男子浪人生たちの青春物語。10年後、仲間の一人が死んだという噂を耳にする。噂の真相を求めながら、浪人時代の思い出を辿る。
2月のおすすめ本:チョコレート
ひと粒のチョコレートに
佐藤清隆/文 junaida/絵(福音館書店)
口に入れるとすぐにとけて、おいしさが広がるチョコレート。
この口どけのよさはチョコレートだけが持つもの。
その原料や作り方、そして気の長くなるような歴史。
チョコレートの不思議がたくさんつまった1冊です。
ロアルド・ダールコレクション2/チョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール/著(評論社)
チャーリーの住む街にある世界一のチョコレート工場。そこで働く人の姿をだれも見たことがないという、不思議な工場。そこに5人の子どもたちが招待されることになったからみんな大騒ぎ。
映画化された作品です。内容の違いを見つけるのも楽しいかもしれません。
秘密のチョコレート/チョコレート小説アンソロジー
今野緒雪ほか/著(集英社)
5人の作家によるチョコレートにまつわる短編集。
甘酸っぱい、ほろ苦い、悲しい、もしくは心温まる・・・いろいろな形でチョコレートが登場しています。
複数作家による作品ですので、お気に入りの作家が見つかるかもしれません。
ブックレシピ/CHOCOLATE
司書がすすめる図書リスト
図書館ではおすすめの本を、ブックレシピとして紹介しています。
チョコレートに関するものもご用意しています。
是非ご覧ください。
1月のおすすめ本:絶景かな
京都桜旅
水野克比古/著
水野秀比古/著(光村推古書院)
石川五右衛門が南禅寺の山門の上から満開の桜をめでて言う「絶景かな絶景かな…」京都の桜はまた格別!お出かけの参考にも是非どうぞ。
知りたい!行ってみたい!なぞとき絶景図鑑
増田明代/文・構成(講談社)
日本だけでなく世界の美しい地形や奇跡の自然現象が写真に。それらがいかにして生まれたのかを分かりやすく解説してくれる科学写真絵本。
御朱印でめぐる全国の絶景寺社図鑑 一生に一度は参りたい!
地球の歩き方編集室/編集(Gakken)
古来あがめられてきた場所、寺社には絶景スポットがたくさんあります。眺めるだけでパワーをもらえ、参拝方法や御朱印の頂き方なども掲載。
辺境異教の世界遺産
野町和嘉/著(クレヴィス)
簡単に目にすることが難しい、55の世界遺産を紹介するフォト・ドキュメント。地球の神秘さ、人類文化の歴史を大いに感じる一冊です。
12月のおすすめ本:テーマ「サンタクロース」
サンタクロース物語 歴史と伝説
ジョセフ A. マカラー/著
ピーター デニス/絵(原書房)
1700年前に始まったとされる聖ニコラスの物語を中心にサンタクロースの歴史が描かれています。その始まりをのぞいてみませんか。
サンタクロースっているんでしょうか?
Francis P. Church/著
中村妙子/訳(偕成社)
アメリカの新聞社に寄せられた少女の質問に答えた有名な社説です。世の中の本当に大切なものについて考えさせられます。
さむがりやのサンタ
レイモンドブリッグズ/さく・え
すがはらひろくに/やく(福音館書店)
「やれやれまたクリスマスか!」愚痴を言いながらプレゼントを配る、でも実は人間味あふれるやさしいサンタさんの一日。
サンタさんのおとしもの
三浦太郎/作(あすなろ書房)
クリスマスイブに赤いてぶくろを拾った女の子。真っ黒な背景に素敵なイラストで描かれる、心あたたまるお話です。
11月のおすすめ本:テーマ「冬支度」
風が強く吹いている
三浦しをん/著(新潮社)
限界に挑戦し、たすきをつなぐ、箱根駅伝を目指す灰二と仲間たち10人の物語です。駅伝の季節の冬になる前に読みたい、胸が熱くなる本です。
体が整うとっておきのしょうがレシピ
森島土紀子/著 平柳要/監修(ナツメ社)
ショウガは体を温めるだけじゃない。さまざまな効能とおいしいレシピが満載です。ショウガで免疫力を上げて、冬に備えましょう!
365日の保存びんレシピ202
ダンノマリコ/著(主婦の友社)
栗やキノコなど、秋の味覚を瓶に閉じ込めて長く楽しみませんか。瓶の選び方から丁寧に紹介されており、初心者でも安心な一冊です。
冬のあったかグッズを編もう!!
司書がすすめる図書リスト 今月のブックレシピ
図書館では編み物のブックレシピをご用意しています。余り毛糸で編むかわいい小物から本格的なセーターの本まで、多数ご紹介しています。
10月のおすすめ本:テーマ「歩き方」
100歳まで寝たきりにならない「歩き方」
田中尚喜/著(笠倉出版社)
筆者いわく、あなたの体の「取扱説明書」。老化防止のための歩き方や姿勢、筋力トレーニングやスクワットなどが紹介されています。
はりま山歩き
橋元正彦/著(神戸新聞総合出版センター)
播磨の大地の歴史や神話、石の説明などがたくさんの写真とともに詳しく丁寧に書かれています。まるで著者と一緒 に山を登っているよう。
家をせおって歩く
村上慧/作 (福音館書店)
自分の家を発泡スチロールで作り、中に入って各地を歩いた作者。外国での反応は―。ぜひ西脇にも来てほしいものです。
世界のすごい巨像
地球の歩き方編集室/編集 (学研プラス)
「旅の図鑑シリーズ」8冊目。実際に巨像を見ることができたら驚きで言葉を失いそうです。日本の巨像6体が、高さベスト30にランクイン。
9月のおすすめ本:テーマ「空想科学」
ジュニア空想科学読本
柳田理科雄/著(KADOKAWA)
漫画やアニメの中で起こる現象を、現実的に、科学的に考えたらどうなるかを真面目に検証する一冊。驚きの結果が続出です。
魔女と過ごした七日間
東野圭吾/著(KADOKAWA)
不思議な女性・円華に導かれ、元刑事の父を殺された少年の冒険が始まる。ミステリーと空想科学が組み合わさったストーリーに引き込まれます。
モモ
ミヒャエル・エンデ/作(岩波書店)
主人公モモがどのようにして時間泥棒から時間を取り戻すか。時間は何をもたらし、豊かさとは何かを考えさせられる一冊です。
空想科学昆虫図鑑
柳田理科雄/著(西東社)
地球で一番繁栄している虫たちが、人間と同じ大きさになったらどんなことが起こるか。この本の中で昆虫たちの能力のすごさを楽しめます。
8月のおすすめ本:テーマ「詩集」
ライラックの枝のクロウタドリ 詩集
ジェイムズ・リーヴズ/著(こぐま社)
幻想的な詩や日常を切り取った詩など、様々な表情の詩を楽しめます。挿絵を担当したアーディゾーニの絵も味わい深いです。
A.A.ミルン童謡集
A.A.ミルン/著(中部日本教育文化会)
「くまのプーさん」作者の童謡集。くすりと笑える詩があって、お子さんと読んでも楽しい一冊です。
「中島みゆき詩集」ほか、にほんの詩集シリーズ
中島みゆきほか/著(角川春樹事務所)
たくさんの歌が詩集になりました。聞き慣れた歌も、あまり聞いたことのない歌も印象が変わって見えます。
八木重吉詩画集
八木重吉/詩(童話屋)
3行ほどの短い詩をつくることがが多い八木重吉。余白から想像される情景がとても美しく余韻が残ります。詩に寄り添う挿絵も優しいです。
7月のおすすめ本:テーマ「縫いぐるみ」
こんとあき
林明子/さく(福音館書店)
あきはキツネのぬいぐるみのこんとずっと一緒。ある日2人はこんの腕のほころびを直してもらうために、おばあちゃんのお家に出掛けます。
わすれもの
豊福まきこ/(BL出版)
大きな公園のベンチにヒツジの縫いぐるみがぽつんと座っています。ヒツジは迎えが来てくれると信じていますが、辺りが暗くなってきました。
よるのとしょかんだいぼうけん
村中李衣/作
北村裕花/絵(BL出版)
くまきちはとおるくんに連れられて縫いぐるみのお泊まり会にやって来ます。夜の図書館は本の住人が飛び出してきて、どきどきでいっぱい。
絵本の国のぬいぐるみ
原優子/著(白泉社)
まるで絵本の中から飛び出してきたかのような縫いぐるみの作り方が、型紙つきで紹介されています。お気に入りの絵本の縫いぐるみもあるかも?!
6月のおすすめ本:テーマ「男性の家事・育児・介護」
ケアメンを生きる 男性介護者100万人へのエール
津止正敏/著(クリエイツかもがわ)
男女問わず誰もが介護を担う時代。家族と自分の老後を安心して託せる、新しい介護のスタイルとシステムの創造を提起する。
ジェンダーで読み解く男性の働き方・暮らし方
多賀太/著(時事通信出版局)
コロナ前からコロナ後にかけての、日本社会における男性たちの仕事と家庭生活をめぐる現状と課題について、多角的に考察し論じた本。
揺らぐ男性のジェンダー意識
仕事・家族・介護
目黒依子ほか/編(新曜社)
雇用不安が進む中で男性たちの意識はどのように変わってきているのか、仕事、家族、ジェンダー、介護意識について探る。
パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ
前田晃平/著(光文社)
先進国の中で突出して家事も育児もしていない日本のパパ。育児休業を取り、実際に家庭進出をした著者による体験談と日本のパパへの提言。
5月のおすすめ本:テーマ「睡眠と健康」
睡眠の科学 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか
櫻井武/著(講談社)
人はなぜ眠らなければいけないのか。いまだに科学で解明できていない「睡眠の本質」に迫る一冊。
ニャンともぐっすり眠れる本
三橋美穂/著(主婦の友インフォス情報社)
眠りたいのに眠れない。そんな人のために愛らしい猫の写真と快眠のコツを、朝、昼、夜の時間別に紹介。
いい明日がくる夜の習慣
佐藤伝/著(中経出版)
人生は、眠る前の3分で決まる。夜をどう過ごせばいいのか、「日記は夜に書かない」「自分自身に感謝する」など、52の習慣を伝授。
ハーブティー事典
佐々木薫/著(池田書店)
植物のチカラで心と体を健康に。ハーブティーの楽しみ方や入れ方から、悩み別のハーブティーレシピなども掲載。
4月のおすすめ本:テーマ「春の訪れを感じる物語」
さくら
西加奈子/著(小学館)
誰もがうらやむ兄と妹を持つ次男“薫”。彼の目に映る家族の幸せとは何か。愛犬サクラが子犬から老犬になるまでの時の流れとともに描かれる。
春、戻る
瀬尾まいこ/著(集英社)
結婚を控えたさくらの前に現れた兄と名乗る見知らぬ青年。彼と接するうち、さくらは封印していたつらい過去に人とのつながりを見つけ始める。
咲ク・ララ・ファミリア
越智月子/編(幻冬舎)
母がいなくなってからばらばらになった森戸家に舞い込んだ父の再婚話。父、再婚相手、四姉妹が、ぶつかり合いながらも絆を紡いでいく。
さくらがさくと
とうごうなりさ/さく(福音館書店)
桜並木が続くとある川沿いの道。桜が咲いて散るまでの短い期間の出来事。そこを通る人々の日常は、見ているだけでワクワクした気持ちに。
西脇市図書館
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西脇市野村町茜が丘16番地の1(茜が丘複合施設「Miraie(みらいえ)」内)
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更新日:2024年03月29日