令和3年度(2021年度)

広報にしわきの茜が丘複合施設「Miraie」ページに掲載したおすすめ本をご紹介します。

3月のおすすめ本

3月おすすめ図書

『超速!習慣化メソッド 見るだけノート』

 

吉井雅之/著

宝島社/出版

 

人生の目標を達成するには、習慣を変えていこう。習慣を変えるには、まず自分を見つめることから始めよう。この本では、「良い習慣」の続け方、「悪い習慣」のやめ方、習慣を変えるメソッドが分かりやすく書かれています。

いろいろな分野を描く、人気の「見るだけノート」シリーズ。図解・イラスト入りで、本を読むのが苦手な人にも大変読みやすい構成です。西脇市図書館では、他のシリーズも所蔵しています。

2月のおすすめ本

2月おすすめ図書

『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』

 

福井県立図書館/編著

講談社/出版

 

人の記憶は曖昧で「覚え違い」はよくあること。図書館でも本のタイトル(題名)の覚え違いはよく起こるようです。

この本では、福井県の図書館がよりすぐった覚え違いタイトルを紹介しています。そのタイトルから、利用者さんのご希望の本にたどり着くまでの謎解きはクスっと笑えるものばかり。

さて、「100万回死んだねこ」の正しい題名は何でしょう。分からない方は、西脇市図書館へ尋ねてみてくださいね。

1月のおすすめ本

1月おすすめ図書

『学研の図鑑 スーパー戦隊』

 

東映株式会社・松井大/監修

学研プラス/出版

 

昭和50年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まったスーパー戦隊シリーズ。子どもたちの心をつかみ続け、現在、45作品目が放映中です。学研の動物や恐竜などの図鑑と同じテイストで作られた「スーパー戦隊」の図鑑では、戦隊を世界組織、民間組織など6つのルーツに分け、戦士と巨大メカニックを中心に紹介しています。例えば、「くらべてみよう」のページでは、飛行メカが東京上空を飛べばどのように見えるか、それぞれのシリーズのメカを並べて大きさを比較しています。全世代が楽しめる内容の図鑑です。

12月のおすすめ本

12月おすすめ図書

『いきものづくしものづくし1~9』

 

福音館書店/出版

 

 

「いきもの」と「もの」に関して、1冊につき7つのテーマが収録されている絵の図鑑です。見開きで紹介されている絵はそれぞれ別の人が描いています。水彩や色鉛筆、ポスターカラーなどの絵も魅力的なので、お好きなページを探してみてはいかがでしょうか。

各巻には付録があります。付録はテーマについて詳しくなれる話題を4つ収録。ぜひ、お子さんと一緒にご覧ください。

11月のおすすめ本

11月おすすめ図書

『366日の花切り絵』

 

大橋忍/著

日本ヴォーグ社/出版

 

366日分の花の切り絵の本です。切り絵の基本から美しく仕上げるコツまでの工程が、写真で詳しく解説されています。また、材料・道具なども紹介されているので、初めての方でも気軽に挑戦できます。紹介されている作品は一つ一つが小さく、短い時間でも楽しめます。少し切り応えのある作品も紹介されていますよ。

すべての作品の図案が掲載されているので、気に入った花や自分の誕生花を作ってみてはいかがでしょうか。

10月のおすすめ本

10月おすすめ図書

『サリーのこけももつみ』

 

ロバート・マックロスキー/作絵 石井桃子/訳

岩波書店/出版

 

ポリン・ポロン・ポルン―

これは何の音でしょう。

ある日、サリーはお母さんとこけもも摘みに出掛けます。冬に食べるジャムを作るためです。摘んだこけももを小さなバケツに入れると、音が聞こえます。この音が、ポリン・ポロン・ポルンです。

さて、サリーは途中でくたびれて休んでいるうちに、お母さんとはぐれてしまいました。一方、小さなくまもお母さんぐまとこけももを食べにやって来て、こぐまもまた、お母さんぐまとはぐれてしまいます。サリーとこぐま、果たして無事にお母さんと再会できるのでしょうか。

9月のおすすめ本

9月おすすめ図書

『イナバさん!』

 

野見山響子/著

理論社/出版

 

忘れ物が多かったり、自動ドアに挟まれたり、タンスの角に足をぶつけたり、おっちょこちょいでは済まされない白ウサギのイナバさん。電車に忘れ物をして遺失物届を書くのも今月2回目。忘れた荷物を取りに終点の駅に向かおうと電車に乗り込みますが、中の様子がおかしいことに気付きます。一体どこへ行ってしまうのでしょうか。

短編3話で構成された1冊です。秋の夜長に、どこか憎めない、かわいいウサギのSFファンタジーはいかがでしょうか。

8月のおすすめ本

8月おすすめ図書

『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』

 

斉藤倫/著

福音館書店/出版

 

「きみ」と「ぼく」の詩を巡るひと夏のお話です。いつものように、きみは突然ぼくの部屋にやってきて、こう言いました。「せんせいが、おまえは本を読めっていうんだ。ことばがなってないから」そんなきみにぼくは1冊の詩集を渡します。その後も、きみが部屋にやってくるたび、ぼくらは詩を通してことばを重ねます。きみが口にすることばに、ぼくは思わず黙って懐かしさを感じ・・・。

詩に親しみがなくても大丈夫。きみとぼくとともに、詩を楽しみませんか。

7月のおすすめ本

7月おすすめ本

『銀河ヒッチハイク・ガイド』

 

ダグラス・アダムス/著 安原和見/訳

河出書房新社/出版

 

人はいかに生きるのか。なぜ生きるのか。どこへ行くのか・・・。

ある検索サイトで「人生、宇宙、すべての答え」と調べると、不思議な答えを教えてくれることをご存知ですか。これは、このSF小説が元ネタとなっています。

銀河のバイパスを造るため、ある日突然、破壊される地球。主人公・アーサーが、実は宇宙人だったという友人に助けられ、『銀河ヒッチハイク・ガイド』を頼りに、さまざまなトラブルに遭遇しながら銀河を旅するお話です。あなたもガイドの助言どおりに、宇宙の神秘と驚異を見に行きませんか。

6月のおすすめ本

6月おすすめ本

『さわるめいろ』

 

村山純子/著

小学館/出版

 

点字を触ってたどり、ゴールを目指す絵本シリーズ。

「目が見える子も見えない子も一緒に遊べる」がコンセプトになっていて、全ての方が楽しめるこだわりが満載です。一人で静かにページをめくって楽しむことも、また、絵本を大きく広げてみんなで一緒に遊ぶこともできます。それぞれの「めいろ」には、カラフルな模様が施され、めいろの全貌が程よく隠れています。視覚に頼らず触感に集中すると、指先の感覚が研ぎ澄まされます。ぜひ、本を手にとって体感してください。

5月のおすすめ本

5月おすすめ本

『オードリー・タン -デジタルとAIの未来を語る-』

 

オードリー・タン/著

プレジデント社/出版

 

IQ180、19歳で起業、30代でアメリカ・アップル社のデジタル顧問、35歳にして台湾のデジタル担当大臣となったタン氏。

世界を揺るがす新型コロナウイルスの感染拡大では、マスクの在庫管理システムを構築。台湾では医療か経済かの選択ではなく、徹底した情報公開と国民の協力によって、日常生活を維持しながら、その封じ込めに成功しています。デジタルは人が活用することで社会を住みやすくするツールとなる-。この本ではデジタルと民主主義、教育、AIの活用へのメッセージが語られます。この心優しき天才が描く未来とは。

4月のおすすめ本

4月おすすめ本

『お探し物は図書室まで』

 

青山美智子/著

ポプラ社/出版

 

「何をお探し?」とたずねるのは小さな図書室の司書、小町さゆりさん。認められていると思っていたのに、やりたい事とは違う、退職に無職、など、「お仕事」でくすぶった気持ちを抱える人たちにぴったりの本を小町さんが紹介してくれます。しかも「ふろく」付きで。

特別な事件は起こらないけれど、温かい気持ちになれる優しい物語5つの短編集です。この本があなたにとって「ぴったりの本」になりますように。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市図書館

〒677-0057
西脇市野村町茜が丘16番地の1(茜が丘複合施設「Miraie(みらいえ)」内)
電話:0795-23-5991
ファックス:0795-25-2220
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更新日:2022年04月29日