子どもの定期予防接種のご案内
予防接種を受けましょう
成長にともない、お子さんの外出の機会は多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種を受けることで、その病気に対する抵抗力(免疫)をつくることができます。
予防接種には、予防接種法によって定められた定期の予防接種と、それ以外の予防接種(任意の予防接種)があります。
事前に以下の指定医療機関へ予約して、出生届提出時にお渡ししている「予防接種と子どもの健康」をよく読み、持ち物を確認して予防接種を受けましょう。
(注意1)転入された方は、西脇市の予防接種予診票をお渡しします。転入前にお持ちの予防接種予診票は使用できません。お子さんの予防接種状況を確認するため、健幸都市推進課へ母子健康手帳をご持参いただくか、母子健康手帳をご準備の上お電話ください。
(注意2)以下の場合は、必ず健幸都市推進課へご連絡ください。
- 里帰り先近隣の医療機関で定期予防接種を希望される方
- 医学的な理由で長期にわたり療養が必要な方で、接種対象年齢での定期予防接種が困難な方
令和6年度予防接種指定医療機関一覧(令和6年7月現在) (PDFファイル: 134.2KB)
予防接種を受ける時の持ち物
- 母子健康手帳
- 各種医療保険証(本人確認のため)
- その日に受ける予防接種の予診票(出生届提出時にお渡ししている予診票綴りを使用)
予防接種の種類
- ヒブ
- 小児肺炎球菌
- B型肝炎
- 4種混合(ポリオ、ジフテリア、百日せき、破傷風)
- 5種混合(ポリオ、ジフテリア、百日せき、破傷風、ヒブ) ※
- ロタウイルス
- BCG
- 水痘(水ぼうそう)
- 麻しん風しん
- 日本脳炎
- 2種混合(ジフテリア、破傷風)
- 子宮頸がん予防ワクチン
※5種混合ワクチンは、ヒブと4種混合が一緒になったワクチンです。ヒブワクチンと4種混合ワクチンで接種を開始している方は、原則、5種混合ワクチンを接種することはできません。
ヒブ予防接種
乳幼児の死亡や重篤な後遺症を残すことがある細菌性髄膜炎の原因の9割は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)及び肺炎球菌の感染によるものと言われています。
ヒブ予防接種は、細菌性髄膜炎による死亡や重篤な後遺症を予防することに効果があります。
接種対象者
生後2か月~5歳に至るまでの者
標準的接種回数および標準的接種機関
接種回数は、1回目の接種を開始する年齢および初回接種を終了した年齢によって異なりますので、接種時にご確認ください。
初回接種
生後2か月~7か月に至るまでに接種を開始し、27日~56日までの間隔をおいて1歳児に至るまでに3回接種(医師が必要と認めた場合は、20日の間隔で接種可能)
追加接種
初回接種終了後7か月~13か月までの間に1回接種
小児用肺炎球菌予防接種
乳幼児の死亡や重篤な後遺症を残すことがある細菌性髄膜炎の原因の9割は、ヒブ(インフルエンザ菌b型)及び肺炎球菌の感染によるものと言われています。
肺炎球菌予防接種は、細菌性髄膜炎による死亡や重篤な後遺症を予防することに効果があります。
接種対象者
生後2か月~5歳に至るまでの者
標準的接種回数および標準的接種期間
接種回数は、1回目の接種を開始する年齢および2回目の接種年齢によって異なりますので、接種時にご確認ください。
初回
生後2か月~7か月に至るまでに接種を開始し、生後12か月までに27日以上の間隔をおいて3回接種(2回目および3回目の接種は、2歳に至るまでに接種する)
追加
初回接種終了後60日以上の間隔をおいて生後2か月~15か月に至るまでに1回接種
B型肝炎予防接種
B型肝炎予防接種は、B型肝炎ウイルスの抵抗力(免疫)をつくります。
(注意)母子感染予防のために、抗HBS人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合には、健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。
接種対象者
生後1歳に至るまでの者
接種回数および標準的接種期間
1・2回目
生後2か月~3か月に至るまでに、27日以上の間隔をおいて2回接種
3回目
生後7か月~9か月に至るまでに2回接種終了後、1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回接種
4種混合予防接種
4種混合予防接種は、ポリオ、ジフテリア、百日せき、破傷風に対する抵抗力(免疫)をつくります。
(注意1)平成24年11月からは、4種混合ワクチンでの定期接種が行われています。それよりも以前に接種を開始された方は、3種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風)ワクチンとポリオワクチンとで接種をしています。
(注意2)3種混合ワクチンの接種をされている方で、1期追加までの合計4回の接種が完了していない場合は、お手数ですが、健幸都市推進課までご連絡ください。
接種対象者
生後2か月~7歳半までに至るまでの者
接種回数および標準的接種期間
1期初回
生後2か月~1歳までに、20日~56日間隔で、3回接種
1期追加
1期初回の3回接種終了後12か月~18か月に達するまでに、1回接種
5種混合予防接種
令和6年4月1日より、5種混合の予防接種が定期接種となりました。
5種混合ワクチンは、ヒブと4種混合が一緒になったワクチンです。ポリオ、ジフテリア、百日せき、破傷風、ヒブに対する抵抗力(免疫)をつくります。
(注意1)令和6年4月からは、5種混合ワクチンでの定期接種が行われています。それよりも以前に接種を開始された方は、4種混合(ポリオ、ジフテリア、百日せき、破傷風)ワクチンとヒブワクチンで接種をしています。
(注意2)ヒブワクチンと4種混合ワクチンで接種を開始している方は、原則、5種混合ワクチンを接種することはできません。
接種対象者
生後2か月~7歳半までに至るまでの者
接種回数および標準的接種期間
1期初回
生後2か月~7か月に至るまでに接種を開始し、20日~56日間隔で3回接種
1期追加
1期初回の3回接種終了後6か月~18か月に達するまでに、1回接種
ロタウイルスワクチン接種
令和2年10月1日より、ロタウイルス感染症の予防接種が定期接種となりました。ロタウイルス胃腸炎の重症化を予防するためのワクチンです。
接種対象者
令和2年8月1日以降に生まれた者
接種回数および標準的接種期間
注意事項
- ワクチンは2種類あり、どちらも経口投与(飲むタイプ)の生ワクチンですが、ワクチンによって接種回数が異なりますのでご注意ください。
- 原則、途中でワクチンの種類を変えることはできません。同一のワクチンで接種を完了してください。
- 接種後(特に1~2週間)は腸重積症の症状に注意し、症状が見られた際には、速やかに医療機関を受診してください。また接種した医療機関とは別の医療機関を受診する場合は、必ずこのワクチンを接種したことを医師に伝えてください。
- 接種後に吐き出した場合、少量でも飲み込んでいれば一定の効果はあること、ロタウイルスワクチンは複数回接種することになっており、一連の接種で効果は期待できることなどから、吐き出した場合でも1回の接種と考えます。
BCG予防接種
BCG予防接種は、結核菌の感染で起こる結核に対する抵抗力(免疫)をつくります。
接種対象者
生後1歳に至るまでの者
接種回数および標準的接種期間
生後5か月~8か月に達するまでに、1回接種
水痘(水ぼうそう)予防接種
水ぼうそうの主な症状は、発疹(点状の赤いものが水疱に変化)と軽度の発熱です。
水痘(水ぼうそう)予防接種は、水痘・帯状疱疹ウイルスの急性感染でおこる水ぼうそうに対する抵抗力(免疫)をつくります。
接種対象者
1歳~3歳に至るまでの者
接種回数および標準的接種期間
1回目
1歳~1歳3か月に達するまでに1回接種
2回目
1回目接種終了後6か月~12か月に達するまでに1回接種
麻しん風しん予防接種
風しん麻しん予防接種は、感染力が強いために予防接種を受けないと多くの人が罹る麻しん(はしか)と風しん(三日ばしか)に対する抵抗力(免疫)をつくります。
接種対象者
1期
生後12か月~24か月に至るまでの間にある者
2期
5歳以上7歳未満で、小学校就学始期に達する日の1年前の日~当該始期に達する日の前日までの間にある者(いわゆる幼稚園児またはこども園等の5歳児)
接種回数および標準的接種期間
1期
生後12か月~24か月未満に、1回接種
2期
5歳以上7歳未満で、小学校就学始期に達する日の1年前の日~当該始期に達する日の前日までの間に、1回接種
日本脳炎予防接種
日本脳炎予防接種は、蚊が媒介して感染する日本脳炎ウイルスに対する抵抗力(免疫)をつくります。
平成17年度~平成21年度にかけて、日本脳炎予防接種の積極的勧奨差し控えにより、日本脳炎予防接種を受ける機会を逃した方には、接種期間延長の特例措置を実施しています。詳しくは、以下のページをご覧ください。
接種対象者
1期初回および1期追加
生後6か月~7歳半に至るまでの間にある者
2期
9歳以上13歳未満の者
接種回数および標準的接種期間
1期初回
3歳~4歳までに、6日~28日間隔で、2回接種
1期追加
1期初回の2日目接種終了後おおむね1年後の4歳~5歳に、1回接種
2期
9歳~10歳までに1回接種
2種混合予防接種
2種混合予防接種は、ジフテリア、破傷風に対する抵抗力(免疫)をつくります。
接種対象者
11歳以上13歳未満の者
接種回数および標準的接種期間
11歳~12歳までに、1回接種
ヒトパピローマウイルス予防接種(子宮頸がん予防)
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。
(注意)性交渉開始の低年齢化などに伴い、近年、若い女性の子宮頸がん発症率が高くなっています。子宮頸がんの原因となるHPVには、予防接種に含まれない種類の発がん性HPVも存在します。HPVワクチンを接種しても、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。
接種対象者
- 小学6年生~高校1年生相当の女子
(12歳となる日の属する年度の初日~16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子)
[キャッチアップ接種]
- 平成9年度生~平成19年度生(1997年4月2日~2008年4月1日生)の女性
(令和7年3月末まで)
接種回数および標準的接種期間
接種回数や接種間隔は接種するワクチンや接種開始年齢によって異なりますので、接種時にご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市役所 くらし安心部 健幸都市推進課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-5219
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更新日:2024年07月08日