東京2020オリンピック・パラリンピック「ホストタウン」

オーストラリア卓球選手団のオリンピック事前合宿を中止します

　新型コロナウイルスの感染状況を受け、西脇市とオーストラリア卓球協会は事前合宿の対応を協議した結果、「現状では、安全かつベストコンディションでの事前合宿は困難」と判断し、両者合意の上、西脇市での事前合宿を中止することとなりました。

　同選手団は、オーストラリア・ゴールドコーストで事前合宿を行った後、直接会場（東京）入りします。

当初の事前合宿の予定

とき　令和3年7月11日（日曜日）～19日（月曜日）

ところ　西脇市総合市民センター

来西者　8人（男子選手3人、女子選手3人、スタッフ2人）

今後について

　オーストラリア卓球協会からは、「これまでの訪問で西脇市が大きく支援してくれたことに感謝している。海外渡航が容易になった後には、西脇市との強い協力関係を継続していきたい」との思いを聞いています。

　西脇市は、今後もホストタウンとして、オーストラリア卓球協会と有効な関係を継続し、交流を続けて行きたいと考えています。

　平成28年12月に国のホストタウンに登録が認められ進めてきましたオリンピック・パラリンピック事前合宿地の誘致活動において、平成29年7月26日にオーストラリア卓球協会から事前合宿地を西脇市に決定したと報告を受けました。

　今年3月には、他県の自治体がオーストラリア卓球選手団の誘致活動を行うことが発表されましたが、本市の想いが届き、実現することとなりました。

　事前合宿は、2019年オリンピックプレ大会と2020年オリンピック本番前の約1週間が予定されています。

　また、事前合宿の受入れ以外にも、ホストタウンとして国際文化交流の推進や市民の皆さんがオリンピック・パラリンピックを肌で感じられるような事業戦略の策定を進めていきます。

　西村卓二元卓球女子日本代表監督とともに、オーストラリア男子卓球代表候補のウエイド・タウンゼント選手とケーン・タウンゼント選手が西脇市を訪れました。両選手は播州織工房館や旧来住家住宅、岡之山美術館など市内各所を視察。公開練習も行われ、卓球を通じて西脇市民の方と交流を深めました。

　在大阪オーストラリア総領事館陳情（大阪市）

　オーストラリア卓球協会訪問（オーストラリア・ブリスベン）

• 事前合宿受け入れ計画の説明
• 視察要望
• 要望聴収

　日本卓球株式会社（Nittaku）訪問（東京都）

• 協力依頼

　西村卓二元アテネオリンピック女子卓球監督訪問（東京都）

• 今後の取組についての協力依頼

　オーストラリア卓球協会の要望に対する回答を送付

　オーストラリア卓球協会から事前合宿地を西脇市に決定した旨の連絡を受ける