令和4(2022)年度教養講座生等人権学習会

更新日:2023年03月30日

令和4(2022)年度教養講座生合同閉講式【学習会】

令和5(2023)年3月16日(木曜日)、「教養講座生合同閉講式」を開催しました。

一年間の活動報告後、学習会として、ヨガインストラクターの川端円香さんをお招きし、椅子に座って気軽にできるヨガを行いました。

ヨガをする様子
ヨガインストラクター川端先生が指導をされている様子

 

軽く目を閉じて、やさしく丁寧に。

体が心地良いと感じることによって自律神経がととのいます。

皆さんがヨガで頭をほぐす様子

 

ゆっくり呼吸しながら、頭や首、耳、顔などをほぐしました。

皆さん心身ともに穏やかな時間をすごしました。

第2回教養講座生等人権学習会

令和5(2023)年2月10日(金曜日)、『第2回教養講座生等人権学習会』を開催しました。

学習会は、小野市市民安全部ヒューマンライフグループ「劇団ヒューマンおの」の皆さんをお招きして、『多文化共生』~地域住民と外国人技能実習生~と題して、六つのグループに分かれ交流会を行いました。

グループで話し合う様子
グループ内で話し合う様子

 

「劇団ヒューマンおの」の皆さんが作成されたDVDを観て感じたこと・外国人の印象やイメージ・外国人との関わりや体験など自由にグループで話しあいました。

 

 

 

グループの代表者が内容を報告する様子

それぞれのグループで、たくさんの意見が飛び交いました。

 

  • 外国人に対して、違和感はないです。私は「ハロー」って挨拶できます。
  • 地域に企業がないので、外国人と話し合うきっかけがないです。
  • 学習会に外国の方を招いて話し合いができたらと思います。
グループ内で話し合う様子
  • 集団でいることが多いので、声はかけず見守っています。
  • 体が大きいからちょっと怖く感じたこともありました。
  • 言葉がわからないから、どう接してよいのか私たちも困っています。
  • なにか自分として出来ることがあれば、支援に繋げていきたいです。
グループの代表者が内容を報告する様子
  • 同じ人間なのだから手助けできることが片言でも言えたら、きっと心と心が通じると思います。
  • なにを言っていいのか、緊張しますが、最初の一歩は勇気!声をかけたいとDVDを観て思いました。

 

お互いに異なる文化を尊重し、ふれあい、認め合い、支えあいながら多文化共生社会の実現に結びつけたいですね。まずは、「あいさつ」からだそうです。

第1回教養講座生等人権学習会

令和4(2022)年7月15日(金曜日)、『第1回教養講座生等人権学習会』を開催しました。

学習会は、西脇市防災安全課の職員より、「災害時の防災知識」と題して、避難所、非常持出品の確認等を指導していただきました。

学習会の様子

災害発生時には、各家庭での日ごろからの備えが何よりも役立ちます。

非常持出品は、最初の一日をしのぐための荷物で、年齢や家族構成、家庭の事情に合わせて、リュックサックに入れて、すぐに持ち出せる場所に置きましょう。

非常備蓄品は家族が最低3日間は過ごせるように備蓄しましょう。

東北で被災された方が、水が一番不足したと言われていたそうです。(飲用水は、1人1日3リットルを目安に3日分)

避難しなければならない災害が発生しても、すぐに支援者が来てくれるものではありません。いざというときのために日頃からの備えや助けになってくれる隣近所とのコミュニケーションをとることが大切です。

 

 

質疑応答の様子

【講座生からの質問】

問:近くに良い公民館があるのに、なぜそこが避難所にならないのでしょうか?多くの高齢者がそう思っています。

答:市は多くの人たちが避難できる、市内18か所の公的な場所を選んでいます。公民館を一時集合場所とし、そこから移動されるのも良いですね。

 

問:公民館が一時避難所として開いていることを、どのように確認すればよいのですか?

答:公民館を一時集合場所として開ける判断は、各町の区長が決め、防災行政無線で知らせます。

新聞のスリッパ作りの説明を聞いている様子

【手作り防災グッズ】

~身近なもので作ってみよう!~

 

学習会のあと、身近なものを使って、手作り防災グッズ作りをしました。

 

キッチンペーパーで、マスクを作成したり、新聞紙を利用してスリッパも作りました。

スリッパ作りをしている様子
完成したスリッパ

令和4(2022)年度上野会館教養講座生合同開講式【学習会】

令和4(2022)年4月15日(金曜日)、『教養講座生合同開講式』を開催しました。

学習会では、人権啓発ビデオ「夕焼け」を鑑賞し、ヤングケアラーについて理解を深めました。

学習会の様子

ヤングケアラーとは

病気や障害のある家族・親族などの世話や家事などを日常的に行っている子どものことで、友人との人間関係(子どもとしての時間)、学業に遅れが出たり、就職への影響が出る可能性があります。

人権啓発ビデオ「夕焼け」から学んだこと!

作品のテーマ『ケアラー:だれもが人権尊重される社会を!』

このビデオは、「家族のことは家族でするのが当たり前」という思い込みから、気持ちを押し殺して生活をしているヤングケアラーの話でした。

やがて周囲の人との関わりによって、自分の状況、本当の気持ちについてみつめ直すことができ、将来に向き合うための一歩を踏み出していくという内容です。

ケアは他人事ではありません。だれもがケアする側にもされる側にもなります。相手が家族や親しい人であっても、毎日だれかの介護や世話をすることは、身体的、精神的、経済的にもおおきな負担がかかります。とくにヤングケアラーにとっては、重要な時期に大きな影響があります。

私たちは、表面化しにくい子どもたちのSOSに気づき支援に繋げていくことや、年齢や属性を問わず、ともに助け合える地域社会をめざすことの大切さを学びました。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市立隣保館上野会館

〒677-0044
西脇市上野243
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ファックス:0795-23-3451
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