まちづくり講座を開催しました

　重春地区の方を対象に、「重春地区の『今』と『これから』を考えるセミナー」をテーマに3回シリーズでまちづくり講座を開催しました。

　今年度は、講師として兵庫県立大学環境人間学部准教授の杉山武志さん、NPO法人兵庫SPO支援センター理事の李貫一さんをお招きし、まちづくりに欠かせない「地域における話し合い」の方法や課題解決の抽出方法・解決策について学びました。また、人口減少社会におけるこれからの地域コミュニティづくりについて講義を受けました。

　今回の講座では、講義だけでなく受講者のワークを中心とした内容となり、ワークショップを通し意見交換ができて良かった、自分の住んでいる町や自分自身の将来のことを見直す良い機会となった、今後の地域の話し合いで活かしていきたいなどの感想をいただきました。

基本的なワークショップを通し、現代日本のコミュニティの現状や、地域課題を「自分ごと」として捉えることの重要性を学びました。

まちづくりのビジョン策定について、姫路市太市の事例を学びました。

これまでに学んだことを活かす場として、「次世代を考える―どんな重春っ子が育ってほしい？」「高齢者の暮らしのあり方を考える―何が問題でどうしたい？」についてワークショップを実践し、意見の交換・発表を行いました。