令和4年（2022年）10月

西脇のうまいもんに期待!

　「食欲の秋」とともに、さまざまな催しが復活し始めました。先月は、西脇多可料飲組合の皆さまのご協力のもと、道の駅で「うまいもん市」が開催されました。コロナ感染症のこともあり、人出を気にしておりましたが、お弁当などテイクアウトメニューは早々に完売。せっかく来られた方の期待を裏切るほどのにぎわいぶりでした。西脇市には、イチゴや牛肉、日本酒などたくさんのおいしいものがそろっています。

　その中で、このたび西脇市に酒蔵を建設し、米作りから酒造りをされている萬乗醸造さんと肥育農家である川岸牧場さんとが連携。酒造りの過程でできる「酒かす」を牛のえさとして与える取り組みが実現しました。酒かすは大変栄養価が高く、アルコールの成分が牛の食欲増進、肉質の向上に好影響を与えるとともに、酒かすをエコフィードとして有効活用することは、今、まさに西脇市が進めているSDGsの取り組みとなります。

　もともとは、萬乗醸造さんの山田錦のもみ殻を牛舎に利用されていたことからのご縁とか。SDGsは思わぬ「連携」で生まれています。地元でできた酒かすで育てられた和牛が「とってもおいしい特別な神戸ビーフ」としてたくさんの方に評価されることを大いに期待しています。

　「おいしいまち」「元気なまち西脇市」をともに創ってまいりましょう。

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