令和4年(2022年)3月

更新日:2022年03月29日

わがまちの財産

見学会には約200人が参加。熱心にメモや写真を撮る姿も。

 2月13日、西脇小学校木造校舎が昨年8月に国重要文化財に指定されたことを記念するシンポジウムを開催。建築関係者の中でも話題となっているようで、シンポジウムと校舎見学会には、遠くは東京や埼玉からの来場がありました。また、大変うれしいことに、来賓として末松信介文部科学大臣、藤井比早之衆議院議員(同校卒業生)にも列席いただきました。シンポジウムでは、建築家・藤森照信東京大学名誉教授、木造構造の大家・腰原幹雄東京大学教授、保存改修を総合監修いただいた足立裕司神戸大学名誉教授にも貴重なお話をいただきました。「内藤克雄さんの素晴らしい設計」、「大切に使ってこられた卒業生の思い」、「改修にご尽力いただいた建築家や職人の皆さま」のおかげで、国重要文化財に指定されました。関係者の皆さまに改めまして深く感謝申し上げます。来年度には、わがまちの財産として西脇小学校を守るための保存計画を策定する予定です。

 シンポジウム開催日の朝、偶然、テレビに同校卒業生の十倉雅和経団連会長が出演されていて、これから地方が発展する可能性とそのヒントが話題になっていました。先人達が残してくれた宝を心のよりどころに後世に遺すべく「元気なまち・誇りが持てる西脇市」をともに創ってまいりましょう。

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