令和3年（2021年）10月

「メイドイン西脇・播州織」を全国に発信

　今年3月、劇団四季と西脇市は、播州織の振興と地域の活性化を目的に連携協定を結びました。今回、同社の新作ファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話〜こそあどの森の物語〜』の舞台で、共同開発した生地が舞台衣装として使用されています。全国公演が9月にスタートしていて、令和4年1月には、西脇市での上演が決まっています。また、舞台衣装に播州織を使っていただいたことがご縁となり、劇団四季とアパレルブランドのrenacnatta（レナクナッタ）がコラボレーションして、播州織のネクタイとスカートが限定販売されています。播州織の素晴らしさが一段と際立つハイセンスな商品を見て、誇らしく感じました。

　さらに、今年度は大手セレクトショップ・BEAMS（ビームス）と連携し、播州織新製品の開発と認知度を向上する事業を展開しています。この事業への応募17社のうち、ビームスが選定したのは、つり針やかばんの事業所を含む8社。ビームスのアドバイスで、より磨きのかかった商品が期間限定で、東京の店舗やオンラインで販売される予定です。これまで、播州織は海外高級ブランドでも採用されてきましたが、そのことを知る人は多くいません。このたびの新製品の発信で、認知度が大きくアップすることを期待しています。

　「元気なまち西脇市」をともに創ってまいりましょう。

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