令和3年(2021年)8月

更新日:2021年08月27日

善意が元気の源

機械を使って段差を埋める工事を行う市職員

 現在、新型コロナワクチン集団接種を、旧西脇市民会館(旧市庁舎の一部を受付・待機所)で実施しています。古い建物ですから階段が多い、手すりがない、高齢の方や車いすの方の移動には段差が支障となる…と、バリアフリーが不十分で心配する箇所がたくさんありました。ところが、集団接種の開始前にボランティアグループ「一心他助(いっしんたすけ)」の皆さんが手すりやスロープを設置してくださりました。また、会場の段差のことを建設担当の部長に話すと、翌日には段差がほとんどなくなっていました。その日の夕方、職員が手持ちの材料で段差を埋め、自発的に雨風を防ぐテントの設置工事をしてくれていました。日ごとに暑くなることを心配していると、市内に工場がある「霧のいけうち」さんがミスト扇風機を貸してくださり、「播州織工業協同組合」さんからは、接種を受ける方のために抗ウイルス加工を施した播州織のいすカバーを、また、「関西C.I.C研究所」さんからは特殊洗浄済み手袋を寄附いただきました。会場のお医者さん、看護師さんをはじめ、スタッフ皆さんの丁寧な対応にも市民の方が神戸新聞のイイミミに投稿してくださり、たくさんの方から反響がありました。

いすカバー

 皆さんの善意が元気の源になってワクチン接種が進んでいることに深く感謝申し上げます。この難局を、市民一丸となり乗り越えましょう。

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