令和3年（2021年）1月

　新年あけましておめでとうございます。希望に満ちた新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。

　昨年はコロナに始まりコロナに終わった一年でした。まだまだ収束が見通せない状況が続いていますが、海外ではワクチンの接種が始まるなど、希望の兆しが見えてきています。市民の皆さまにはもうしばらくの間、感染予防をしっかりしていただきますようご協力をお願いします。

　昨年は、2月に約半世紀ぶりに市内に酒蔵が、3月には国道175号西脇北バイパスの一部分が開通するなど、市の「復活」の鍵となる事業が進ちょくしました。

　今年は、いよいよ3月に新庁舎・市民交流施設が完成します。現在は、5月の開庁に向けて順調に工事が進められており、新庁舎の開庁に合わせて周辺道路を拡幅し、公共交通網を刷新。デマンド型交通（乗合バス）を導入します。50年に一度の大事業により、周辺のまちが少しずつ動き始めます。

　また、今年は7月に待望の東京オリンピックが開催されますが、西脇工業高校陸上競技部出身の田中希実さんが、陸上女子5000メートルのオリンピック選手の座を見事勝ち取られました。世界を舞台に活躍されますことを期待申し上げますとともに、彼女たちに負けないよう、新しい年も前向きに未来を切りひらいていきたいと考えています。

　誰もが生き生きと暮らすことができ、次代を担う子どもたちが夢と希望を持てる西脇市にするため、全力で市政運営に尽くしてまいります。

　このまちに住んでいることを誇れる「西脇市」をともに創ってまいりましょう。