平成30年(2018年)8月

更新日:2021年03月31日

未曾有の豪雨を教訓として

氾濫危険水位に達し、消防団が由縁橋の水門を閉鎖

 7月5日から8日にかけて降り続いた大雨によって、浸水、土砂崩れ、冠水などの被害が市内で発生しました。被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。また、消防団をはじめ、災害警戒に従事していただいた関係者の皆さまにお礼申し上げます。

 この「平成30年7月豪雨」では、経験したことのない激しい雨が、西脇市とその周辺に降り続きました。市は避難勧告や避難準備情報を発令し、気象庁においても「大雨特別警報」が発令されました。皆さんもご存じのとおり、この警報は48時間か3時間の降雨量が、その地域で「50年に一度」あるかが判断基準の一つです。条件に違いがあるものの、データ上では平成16年に1,401戸の家屋の浸水被害があった台風時と比べて、今回は約2倍の雨が降りました。これまでの被害を教訓に、地域の皆さんと関係機関が連携して取り組んできた総合的な治水対策に一定の効果があったと言えると思います。

 しかし、今回の豪雨では30件余りの浸水被害が発生しました。このような被害を繰り返さないためにどうすればいいか、課題を整理・検証しながら、地域の皆さんや関係機関とともに検討していきます。

 近年は局地的な豪雨が頻繁に起こっています。早めの避難にご協力ください。また、地震対策についても各ご家庭で食器棚や家具が固定されているか、点検をお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 市長公室 秘書広報課(広報担当)

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
問い合わせフォーム