平成28年(2016年)7月

更新日:2021年03月31日

まちの将来を考えて…「変わるリスク」と「変わらないリスク」

 6月議会に西脇市役所の位置を現在の「郷瀬町」から、「下戸田のカナート西脇跡地」に移そうとする追加議案および補正予算案を上程しました。
 戦前「西脇町役場」は西脇小学校の北西にあり、その後、童子山(図書館跡)に移動、約50年前に郷瀬町(現在地)と変遷してきました。
 今、日本は人口減少時代の真っただ中にあり、西脇市も25年後には約3万3千人弱(22%減)、45年後には約2万5千人弱(40%減)にまで減るとの推計があります。
 「新しい西脇市を創る」には、庁舎の建物寿命が50年~60年とすると、「今のままの位置=変わらない」か「新たな位置=変わる」を選択する上で、「都市機能の集約」「公共交通網の整備」等、今後のまちづくりにおいて欠かせない視点から「変わるリスク」を取るべきだと考えました。
 6月15日には、公共施設適正化検討委員会(大学教授や市民団体代表、公募市民など12名で構成)から庁舎の建設位置等の中間答申をいただきました。真剣な議論から導き出された結論(市役所・市民会館をともに「カナート跡地」にて新築)やご意見を十分参考にし、将来世代に引き継いでいけるよう努めてまいります。
 一方で、「西脇市公共施設等総合管理計画」を策定しました。「今後30年で公共施設(延床面積)40%縮減(内20%は既存計画で織り込み済)」を目標に将来世代へ過大な負担を残さないように進めていきます。

 このまちに住んでいることを誇れる「西脇市」をともに創っていきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 市長公室 秘書広報課(広報担当)

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
問い合わせフォーム