市長の公務日誌(令和3年3月)
3月20日(土曜日)
株式会社萬乗醸造 新蔵第2期工事完成式典
黒田庄町門柳で挙行された、株式会社萬乗醸造の黒田庄新蔵第2期工事完成式典に出席しました。
昨年の酒蔵本体の竣工、今回の乾燥施設などの完成により、山田錦の栽培から、乾燥、調整、醸造に至るまで、「オール西脇の日本酒」がいよいよ誕生することとなります。新たな西脇ブランドの誕生は、大変誇らしいです。
これからも同社と連携し、オール西脇の日本酒が全国で愛飲され、西脇市の知名度アップにつながるよう、取り組んでまいります。
3月19日(金曜日)
播州織が劇団四季の舞台衣装に
西脇市は、劇団四季と連携協定を結び、劇団四季の新作ファミリーミュージカルで使用する播州織を使った舞台衣装を共同で製作します。
劇団四季とは、市制10周年を迎えた平成27年度に、記念事業としてファミリーミュージカルを上演していただいたり、市内で開かれた播州織の生地マルシェ「播州織産地博覧会」に衣装担当者にお越しいただいたりと、かねてから結びつきがありました。今後は、相互の資源を活用しながら、地域の活性化や文化芸術の醸成を図っていきます。
新作ファミリーミュージカルは、今年8月から全国約80か所で上演予定。播州織の生地でできた衣装が、全国を回ります。播州織が広く認知され、さらなる発展につながることを期待しています。本市での公演も楽しみですね。
3月7日(日曜日)
ヘソノオ・ホットロック
西脇市出身のミュージシャン、トータス松本さんを迎え、音楽イベント「ヘソノオ・ホットロック」を開催しました。1980年代から1990年代初め頃にかけて、西脇市民会館を舞台に開催されていた音楽イベント「ホットロック」が、2009年に続いて再び復活したものです。
本市出身のお笑い芸人・松本りんすさん(だーりんず)らが司会を務め、市民有志や高校生バンド10組が出演。最後に出演したトータス松本さんは、ギターの弾き語りで名曲を披露されました。
アンコール後には、トータス松本さん・出演者のセッションに私もタンバリンを持って参加させていただき、会場が一体となった楽しい時間を過ごすことができました。人と人との心を近づける音楽の力強さを改めて感じました。
3月4日(木曜日)
西脇工業高校で特別講義
西脇工業高校は、令和2年度から2年の間、ひょうごスーパーハイスクール先進校枠の指定を受けており、将来、国際的な舞台や地域でリーダーとして活躍する人材を育成するため、様々な取り組みを進められています。
今回はその一環として、1年生を対象に「あきらめなければ、失敗ではない」と題して、特別講義をさせていただきました。市長に就任する前に「ものづくり」をしていた頃の、織物関連の機械開発の経緯や失敗の経験、成功の裏に多くの人の協力があったことなどをお話ししました。
講義のあとには、「産地の後継者不足についての対策は?」などといった鋭い質問もいただき、生徒さんの頼もしさを感じました。
今日の話が、将来の進路を考えたり、日頃学習を進めたりする際に、何かしらのヒントになればと思います。
健康的な市民生活の実現に向けて
西脇市は、市民サービスの向上と健康的な市民生活の実現を目指し、大塚製薬株式会社と包括的な連携協定を結びました。内容は、健康の維持・増進やスポーツ振興のほか、防災に関する取り組みなどに及びます。
地域の活性化のためには、民間の力を活用することも重要です。この協定のもと、市の重点施策の一つに位置付けているスマートウェルネスシティ(健幸都市)の推進をはじめ、市民の皆さんがいきいきとした生活を送れるように、様々な分野で連携していきたいと思います。
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更新日:2021年04月09日