市長の公務日誌(令和2年3月)

更新日:2021年03月31日

地域のチカラをひとつに!

西脇病院の駐車場に設けられた発熱トリアージ外来テント

 新型コロナウィルスが世界各地で猛威をふるい、予断を許さない状況が続いています。
 3月23日から西脇病院で、発熱トリアージ外来の運用が始まりました。発熱患者の状態を早期に選別し、適正な受診環境につなげるためです。
 近隣の医療機関で、外来診療や救急患者の受入を中止している中、地域医療を継続していかなければなりません。

次亜塩素酸水溶液を片山市長に手渡す小澤社長

 診察を担当してくださるのは、西脇病院および西脇市多可郡医師会の先生方です。この状況の中、早急に対応してくださったことに、深く感謝申し上げます。

 また、3月13日には、市内企業の株式会社ozawa(オザワ)から、自社製品である弱酸性次亜塩素酸水溶液を200リットル寄付していただきました。
 強力な除菌力を持つと言われる次亜塩素酸水溶液は、アルコール消毒液が品薄となっている中、大変ありがたいことです。

寄付されたマスクを手に持つユタックス宇高社長と、片山市長、笹倉教育長

 さらに3月19日には、同じく市内企業である株式会社ユタックスが、自社製のマスクを市内の子どもたちのために、6,600枚寄付してくださいました。
 自社技術を駆使した特殊な編み方で、伸縮性に優れ、洗って繰り返し使うことができます。

 新型コロナウィルスという、目に見えない脅威に、市民の皆さんも、企業の皆さんも、医師の皆さんも、不安な日々を過ごされていることと思います。
 そんな状況でも、地域のためにと、行動を起こしてくださったことを、とても嬉しく思いますとともに、厚くお礼を申し上げます。
 感染拡大防止のためにはやはり、一人ひとりの意識が大切です。自分だけは大丈夫、などと思わず、咳エチケットや手洗いなどを徹底し、力を合わせて乗り越えていきましょう。

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