角尾山(岡崎町ほか)

更新日:2021年03月31日

山頂の主郭に築かれた石垣積みの櫓台状の高台

 芳田地域を代表する秀峰である角尾山。山頂は標高344メートル、平地との比高は約260メートルあります。山城はその山頂に築かれ、芳田全域を眼下におさめることができます。
 山頂の主郭から南へ続く尾根に延長90メートルにわたって9段の曲輪(くるわ)が階段状に築かれ、その西側の縁に沿って通路が通っています。特徴的なのは、山頂の主郭に築かれた石垣積みの櫓台状の高台です。
 南北朝時代に原形が作られ、戦国時代に櫓台や通路が作られたものと考えられます。このころの山城は合戦のときにこもるための城で、普段は見張り番がいるだけでした。そのため、建物も粗末な小屋程度でしかなかったようです。

地図

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 市長公室 秘書広報課(広報担当)

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
問い合わせフォーム