大木城跡(大木町)

更新日:2021年03月31日

大木城跡に建てられた稲荷神社

 大木城跡は、南北に伸びる山塊の南端の平野山山頂(標高164メートル比高84メートル)に築かれ、現在、神社の境内となっている主郭は、南北31メートル東西17メートルあり、その入口には、鳥居が連なっています。
 大木城が作られた詳しい年代は分かりませんが、城の構造からは戦国時代の築造と考えられます。この頃の山城は、普段は見張り番がいるだけで、建物も粗末な小屋程度しかなかったようです。
 大木城の城主は明らかではありませんが、黒田荘の黒田重勝の弟である光氏が、野中六郎と名乗って野中城に居住したという伝承があり、当時この付近は富田荘の野中郷と呼ばれていたことから、この大木城が野中城であるとも考えられます。

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