為祥小学校(西脇)

更新日:2021年03月31日

為祥小学校跡

 為祥小学校は、明治5年公布の「学制」を受け、西脇村が明治6年に、童子山ふもとの観音堂境内に新設しました。文部省年報には、「教員男性1名、生徒男子57名、女子31名」と記録がありますが、子どもたちは家計を支える重要な働き手であったため、きちんと登校していたかは定かでありません。
 学校統合で明治17年に為祥小学校の名称はなくなりましたが、明治34年に津万尋常高等小学校として現・西脇小学校の場所へ移るまで、小学校は同地にありました。
 為祥小学校に関する文献はあまり残っていませんが、郷土資料館に市指定文化財「観音堂境内図絵馬」が所蔵されています。この絵馬に文明開化期の様子とともに為祥小学校の姿が描かれています。
 

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