姫滝(板波町)

更新日:2021年03月31日

姫滝

 野間川にかかる重国橋から上流を眺めると、大きな岩に深い裂け目があり、水の流れが落ちこんで小さな滝になっています。この滝を「姫滝」、その滝が落ち込む滝つぼは「おまん淵」呼ばれています。
 姫滝は、はるか昔の火山活動と川の流れによる浸食を受けて形成されました。また滝つぼには、武士が誤って帯刀を淵に落とし、それを探そうと飛び込んだ娘「おまん」が、命を落としたという伝説が残っています。
 県指定民族文化財の「なまずおさえ神事」には、神宝の小刀を滝つぼから引き上げたところ大なまずであったという一こまがあります。この神事の舞台は姫滝であり、古くからの地域の伝統行事と深く結びついています。

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