西部井堰(黒田庄町船町)

更新日:2021年03月31日

現在の西部井堰

 西部井堰は市の北端、加古川と篠山川の合流点のすぐ下流にあります。平成5年(1993年)建立の碑には「起源は遠く足利時代に常堰の許可を取得した」とあります。寛文13年(1673年)の本格的な築造後は、黒田庄町船町・田高・石原の三ヶ村を潤す大規模な井堰となりました(三ヶ村井堰)。

 一方で、舟座の通船の繁栄とともに、井堰が舟運の妨げとなったことから、紛争が長く続いたと言われています。

 昭和15年(1940年)には近代的な井堰改修に着手し同18年(1943年)に完成。老朽化から平成4年に現在の可動式井堰へと生まれ変わり、黒田庄町西澤・大伏を加えた「五ヶ村」を潤しています。
 

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