奥市場の道標・鳴瀬戸の墓標(野村町)

更新日:2021年03月31日

道標と墓標

 西脇市内には、現在36本の道標が確認されています(旧西脇市に25本、旧黒田庄町に10本)。奥市場の道標は丹波道と生野道の分岐点で、市内で2番目に古く、安永9年(1780年)に野村の観音講の人たちによって建てたれました。

 その右側には墓標があります。「鳴瀬戸」という地方相撲の力士の記念碑です。鳴瀬戸は本名を臼井太兵衛といい、江戸時代末期から明治時代初期にかけて、同郷の中村市松、稲垣ツトム、西村ノブイチらとともに、西脇の地方相撲で活躍したと伝えられています。太兵衛の死後、子の臼井新吉も相撲好きで先の仲間の関係者らとともに、明治21年にこの塚を建てたとされています。
 

地図

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