十三重の塔(黒田庄町大門)

更新日:2021年03月31日

十三重の塔

 黒田庄町大門には、高さ4.6メートルの花崗岩製の石塔「十三重の塔」があります。正確な造立年は不明ですが、その造り方の様式からも鎌倉時代後期に建立されたと考えられています。

 この石塔は、平安時代末期の武将、木曾義仲の供養塔と伝えられており、市の有形文化財に指定されています。しかし、私有地に囲まれ目につきにくい場所にあったため、このたび地域住民の協力のもと、100メートルほど北へ移設されました。
 石塔の中には、塔と同じ形をした水晶の塔が納められていると伝えられていましたが、移設調査中に塔の中から、高さ2.5センチメートル、重さ4グラムの水晶の五輪塔が発見されました。 

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