食品ロス」を考えてみませんか1(平成30年(2018年)6月)

更新日:2021年03月31日

「食品ロス」を考えてみませんか 1

食品ロス

日本で捨てられる食品の量は世界の食糧援助量より多い

 「食品ロス」とは、食べられるのに捨てられる食べ物のことです。

 日本の食料ロスは約646万トン(平成27年度推計/農林水産省調べ)に上ります。人口一人当たりに換算すると、毎日お茶わん約1杯分(136グラム)の食品が捨てられていることになります。一方で、世界の食料援助量は320万トン(平成26年度/同)であり、日本でいかに多くの食料ロスがあるかは明らかです。

食品ロスの発生源

 こんなに大量の食品ロスはどこから出ているのでしょうか。

 実は廃棄されている量のおよそ半分に当たる320トンは、家庭から出されています。これを食材別で見ると、最も多いのが野菜で、次いで調理加工品、果実類、魚介類となっています。

思い当たることはありませんか

  • 料理の作り過ぎや食べ残し
  • 生鮮食品の鮮度の低下
  • 食品の腐敗やカビの発生
  • 野菜の皮を剥ぎ過ぎる
  • 賞味期限切れなど

  これらの行動が食品ロスを生んでいます。家庭から出される生ごみには、手つかずの食品が2割あり、そのうち4分の1は賞味期限内に捨てられているものです。

  広報にしわき7月号では、食品ロスを防ぐ方法をお伝えします。「いただきます」、「もったいない」の心で、食べ物に感謝の気持ちを持ち、大切に食べましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 くらし安心部 環境課

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