食品ロス」を考えてみませんか1(平成30年(2018年)6月)
「食品ロス」を考えてみませんか 1
日本で捨てられる食品の量は世界の食糧援助量より多い
「食品ロス」とは、食べられるのに捨てられる食べ物のことです。
日本の食料ロスは約646万トン(平成27年度推計/農林水産省調べ)に上ります。人口一人当たりに換算すると、毎日お茶わん約1杯分(136グラム)の食品が捨てられていることになります。一方で、世界の食料援助量は320万トン(平成26年度/同)であり、日本でいかに多くの食料ロスがあるかは明らかです。
食品ロスの発生源
こんなに大量の食品ロスはどこから出ているのでしょうか。
実は廃棄されている量のおよそ半分に当たる320トンは、家庭から出されています。これを食材別で見ると、最も多いのが野菜で、次いで調理加工品、果実類、魚介類となっています。
思い当たることはありませんか
- 料理の作り過ぎや食べ残し
- 生鮮食品の鮮度の低下
- 食品の腐敗やカビの発生
- 野菜の皮を剥ぎ過ぎる
- 賞味期限切れなど
これらの行動が食品ロスを生んでいます。家庭から出される生ごみには、手つかずの食品が2割あり、そのうち4分の1は賞味期限内に捨てられているものです。
広報にしわき7月号では、食品ロスを防ぐ方法をお伝えします。「いただきます」、「もったいない」の心で、食べ物に感謝の気持ちを持ち、大切に食べましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市役所 くらし安心部 環境課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-27-8164
問い合わせフォーム
更新日:2021年03月31日