「廃食用油」のリサイクル(平成30年(2018年)8月)

更新日:2021年03月31日

「廃食用油」のリサイクル

廃食用油の回収

 人気の料理の代表例に、天ぷらやとんかつなど、油を使った料理が挙げられます。

 西脇市では家庭で調理に使われた食用油(=廃食用油)を回収し、リサイクルする取り組みを行っています。平成29年度には1,080キログラムの廃食用油が市役所に持ち込まれました。

 今月は廃食用油のリサイクルについて考えてみましょう。市役所で回収した廃食用油は、専門業者に引き取られたあと工場で再生処理が施され、農業用の肥料やプリンターのインクなどにリサイクルされます。また、みどり園では廃食用油で粉せっけんを作ることができます。全国のリサイクル活動では、ローソクや固形せっけんなどに再生している例もあります。

 

 廃食用油大さじ1杯を河川に流すと、魚が住むことができる水質に戻すには300リットルのきれいな水が必要といわれています。廃食用油を紙に吸わせ可燃ごみとして捨てている方がいますが、リサイクルしてごみを減らすように心掛けましょう。家庭で廃棄物の多くをリサイクルすることは難しいですが、処分の方法を変えることで、廃棄物は新たな資源に生まれ変わります。

 市では6月1日から新しい西脇エコポイント制度を開始しました。市役所に家庭の廃食用油を持ち込むと、エコポイントを貯めることができます。身近なことから環境に優しい行動を始めましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市役所 くらし安心部 環境課

電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-27-8164
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