乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクを低下させましょう

更新日:2023年09月21日

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

元気だった赤ちゃんが、病気や予兆もないまま、眠っている間に突然、亡くなってしまう「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という原因不明の病気があります。乳児期に発症することが多いですが、まれに1歳以上で発症することもあります。多くは寒い時期に発生しています。

日本におけるSIDSの発生数は減少傾向にありますが、1歳未満の赤ちゃんの死因の一定数を占めています。

SIDSの発症リスクを低下する3つのポイント

SIDSの予防方法は確立していませんが、次の3つのポイントに留意すれば、SIDS発症の危険性を低くするということがわかっています。

1歳になるまでは、寝かせるときはあおむけに寝かせましょう

医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけで寝かせましょう。

できるだけ母乳で育てましょう

母乳の出方には個人差がありますが、母乳が出る場合は、できるだけ母乳で育てましょう。

たばこをやめましょう

たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。

妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなったり、呼吸をコントロールする呼吸中枢によくない影響を及ぼします。

妊婦さん自身の喫煙はもちろんのこと、それ以外の方も妊婦さんや赤ちゃんのそばで喫煙するのはやめましょう。

11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間」

赤ちゃんをSIDSから守るため、お母さんやお父さんだけでなく、赤ちゃんの身近にいるすべての方が、SIDSの理解を深め、発症リスクを低くする取組に協力しましょう。

 

この記事に関するお問い合わせ先

西脇市 福祉部 はぴいくサポートセンター

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