患者「様」呼称を患者「さん」呼称へ

更新日:2023年06月01日

患者呼称を患者「さん」に統一します

当院では、令和5年6月1日より、患者呼称を「患者さま(様)」から「患者さん」に統一します。

これまで「患者さま(様)」という呼び方は、患者中心の医療を提供するための一つの取組として、平成13年に厚生労働省から通達された「国立病院・療養所における医療サービスの質の向上に関する指針」を受けて、全国的に広まりました。
しかし、「患者さま(様)」という呼び方には、違和感や不快感を感じる方も多くいらっしゃることが各種のアンケート調査や報道などで明らかになってきました。また、「様」という尊敬語は、「患った者」という意味の「患者」という言葉につけるのは日本語として不自然であるという指摘もあります。

当院では、患者さんと医療者が互いに信頼し合い、協力し合って治療を行うことが大切だと考えています。そのため、病院として統一した基準を、下記のとおりとし、より親しみやすく、身近な呼び方である「患者さん」に統一することにしました。

今後とも、皆さんに安心してご利用いただけるよう、医療サービスの質の向上に努めてまいります。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

                      記
1 「患者様」という呼称は「患者さん」に統一します。
  「患者の◯◯(固有名称)様」は「患者の◯◯(固有名称)さん」に統一します。
  「患者の皆様」は「患者の皆さん」に統一します。
2 文書として個人名に関わる際の使用は特に制限しません。
  (患者宛郵送文書、診療情報提供書、個人へのメール返信等など)
3 掲示物、看板、一般向け文書、印刷物等の「患者様」記載は順次改めます。

                       西脇市立西脇病院 病院長 岩井 正秀

参考資料

1 医療現場における「◯◯様」という呼び方は、「国立病院・療養所における医療サービスの質の向上に関する指針」の中の「患者との接遇態度や言葉使いの改善」の項目で、『患者の呼称の際、原則として姓名に「さま」を付することが望ましい』という通達があり、全国的に広まった。(平成13年 厚生労働省)
2 「患者」という名称は「患った者」という意味であるため、この言葉に尊敬語である「様」をつけるのは日本語として問題がある。(平成18年 京都大学病院)
3 「患者様」という言葉に違和感を通り越して強い不快感を感じるのは、「様」という丁寧な呼び方に見合った扱いを受けているのかどうか、という疑問があるからだ。(平成18年 読売新聞)
4 患者へのアンケート調査によると、「患者さん」で十分という意見が7割に上る。(平成19年 西日本新聞)
5 アンケートの結果、職員・患者とも「さん」の方が身近で親しみを感じる、という意見が多かった。(平成19年 朝日新聞)
6 ホテルにおける客と従業員との関係とは異なり、患者と医療者は対等な関係であるべき(平成21年 群馬保険医新聞)
7 医師を対象にしたアンケート調査では、約7割の医師が「患者様」という呼び方に違和感があると回答した。(平成24年 日経メディカル)

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