研修医 2017年

更新日:2020年04月01日

お会いできることを楽しみにしています 2年目研修医 N.S

 西脇病院に就職して1年が過ぎました。私は1年目には内科、外科、小児科、麻酔科でローテイトさせて頂きましたが、どの診療科に於いても上級医の先生方が熱心に指導してくださり、充実した日々を過ごすことができました。また、診療科の間の垣根も低く、他科の先生方にも相談しやすい雰囲気であることも当院の特徴だと思います。先生方の監督の下で手技や検査ができるチャンスも数多く与えてくださり、自身の意欲があれば積極的に自身の腕を磨くこともできます。このような環境で2年間初期研修ができることは本当にありがたいことだと思います。

 西脇市は自然も豊かであり、春は童子山や播磨中央公園の桜が綺麗であり、夏は渓流で蛍が鑑賞でき、秋は紅葉が美しく、冬は空気が澄んでおり北斗七星も輝いております。また、西脇病院は神戸、大阪から車で1時間強程度の距離に位置しており都会とのアクセスも良いです。平日は忙しいことも多いですが、日曜日はしっかり休むことも可能でオンとオフが明確であるように思います。

 多くの研修先で悩まれている方、少しでも興味がありましたら、一度見学に来られてはいかがでしょうか。

 次の春に新しい先生方にお会いできることを楽しみにお待ちしています。

この病院を選んでよかった 2年目研修医 T.T

 私がこの病院で研修を始めてから1年が経ちました。ここで1年間研修させていただいて感じたことは「この病院を選んでよかった」ということです。 このページを見ている方は少しでもこの病院での研修を考えている学生さんがほとんどだと思うので、参考までに私がこの病院を選んだ理由について書いていこうと思います。研修内容については他の先生方が書いているものを参考にしてください。

 

西脇病院を選んだ理由 その1

 「病院が明るくて綺麗」 今の西脇病院は比較的新しく、平成21年に建てられました。院内に光をうまく取り込む構造になっており、患者やスタッフにとって快適な空間になるように工夫がされています。やはり働くうえで職場の環境は大事だと思います。

 

西脇病院を選んだ理由 その2

 「地域医療が学べる」 私は研修をするうえで「地域医療について肌で感じたい」と思っていました。大学受験の面接などで「地域医療についてどう思うか?」等の質問をされた方もいると思いますが、私自身そのように問われた際はありきたりなことをそれっぽく答えていました。しかし実際どうなのかはよくわかっていなかったので、若いうちに地域医療について常に学べる環境に身を置きたいと思いました。実際に働いてみると様々な地域医療の課題と向き合うこととなりました。多職種のスタッフと協力して問題に取り組んだことはとても貴重な経験となりました。

 

西脇病院を選んだ理由 その3 

 「地元愛のあふれたスタッフがとても優しい」 西脇病院で働く職員のほとんどはこの地域周辺の出身で、皆地元愛に非常にあふれています。スタッフ同士が幼い頃からの仲であることや患者さんと顔見知りである場合が多いため、自然とぬくもりのある対応をしているように感じられます。もちろん、私のような西脇とは縁もゆかりもないような人でも優しく迎え入れてくれます。

 

西脇病院を選んだ理由 その4

 「都会へのアクセスが予想以上に良い」 これは車を持つことが前提にはなりますが、西脇病院は滝野社ICから約10分のところにあり、梅田から姫路の間であればほぼどこでも病院まで約1時間で行くことができます。アフター5で都会に出るのは少し大変ですが、週末であれば無理なく出かけられます。余談ですが、私の場合、平日は西脇で勉強をしたり、フットサルやテニス等の運動をしたり、飲み会をしたりして、週末は三宮や大阪へ買い物に出かけたりしています。

 その他に病院の規模、出身大学との関連、同期の人数、診療科等を考慮して西脇病院で研修することを決めました。少しでも西脇病院に興味をもった方がいらっしゃれば是非一度病院見学にお越しください。さらに詳しく色々とお話できるかと思います。

研修医の一言 2年目研修医 Y.N

 6年間の学生生活を終え、社会人になって早一年。病院に新しい先生方やスタッフの皆様をみて、改めて一年経ったことを実感しております。

 西脇病院は、北播磨地域の総合病院として、320の病床をもつ病院です。北播磨地域は高齢化が約30%と全国平均より少し高い地域で、病院に来られる方も然りです。ご高齢の方と接する機会が多いからかもしれませんが、どの方も研修医であれ優しく、丁寧な方が多いように思えます。そういう住民の皆様が多いこともあってか、先生・スタッフの方も優しい方が多いです。 一年間研修して思うことは、本当に幅広く様々な疾患を学ぶことができました。中でも、内科研修で主治医として患者さんと関わることはより多くのことを学ぶ機会になりました。上級医のフォローもありながらも、自分たちが治療方針を決定し、治療を進めていく必要があります。その上、退院後の事も考えなければなりません。その一連の流れをよりスムーズに行うには自分だけでは絶対無理です。多くのスタッフの方に連絡、相談する所謂、チーム医療が絶対不可欠です。そういった地域医療を初期研修医から学べる機会が豊富に西脇病院にはあります。車があれば一時間で神戸に行けますが、病院の近くに遊べるところはありません(笑)。研修場所としては最適な場所ではないでしょうか?…。北播磨地域出身の方だけではなく、なんとなく地域医療をみてみたいと考えられている皆様、是非一度西脇病院を見学していただくことをお勧めします。

研修医2年目を迎えて 2年目研修医 K.A

 西脇病院で初期研修を始めて2度目の春を迎えました。この1年で本当にたくさんの患者さんと触れ合い、多くのことを学ばせていただきました。まずは、その機会を与えていただいた患者さんならびにそのご家族の皆様にこの場を借りて深くお礼申し上げます。少し遡って、大学時代のことを考えると、私は座学というものが非常に苦手な人間でした。先生の話を座って聞くという行為は非常に眠気を誘うもので、睡魔との闘いが常でありました。反面、実習の時間は、それが生化学実習にせよ解剖実習にせよ、いつも人一倍生き生きとしていたことを思い出します。どうも昔から自分は、理屈っぽいようでいて、極めて感覚的な人間だったのだなあと思います。だからこそ、いまこうして医師という職業につき、ただ教科書や参考書に書かれた知識を丸暗記するのでなく、五感すべてを使って目の前の患者さんや病気に向かい合えることに言外の喜びを感じずにはいられません。もちろん、まだ医師免許を頂いて高々1年の若輩者がこうして日々楽しく仕事を出来ているのは、日々指導いただいている内科をはじめ各診療科の先生方のおかげであることは言うまでもありません。指導医の皆様のご指導ご鞭撻にお応えできるよう今年度も日々精進していく所存です。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇病院 事務局 病院総務課

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西脇市下戸田652-1
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