研修医 2016年

更新日:2020年04月01日

西脇病院でできること、学べること 2年目研修医 O.A

 西脇病院で研修を始めてあっという間に1年たちました。

 研修医になって感じたことはたくさんありますが、総じて思うことは西脇病院で研修を始めてよかったということです。西脇病院では、幅広く様々な疾患を学ぶことができ、その上様々な手技を習得できます。大病院では、たくさんの上級医が手技を教えてくれるとは思いますが、なかなか実践の機会に恵まれないことが多く、話を聞く限りでは、「ただのポリクリの延長」みたいになっている人もいるみたいです。 西脇病院では、手技を教わるだけでなく、実践の機会が多く、成功や失敗を経験することで、効率よく習得できます。知識面も、幅広い疾患を経験でき、学ぶ意欲があれば問題なく習得できます。 また、大病院では、主治医として患者と接する機会はほとんどないと思われますが、西脇病院で内科ローテート中は、主治医として患者と接します。もちろん上級医が自分たちの至らないところをフォローしてくれますが、基本的に自分たちが治療の軸を決定し、自分たちで治療を進めていくため、「やらなければならない」という責任感を持つことができます。これにより、医師として(まだ働き始めて1年ちょっとですが・・・)の自覚を持つことができ、非常に充実した毎日を過ごすことができます。

 研修医として、何が大事か、何を学びたいかを日々考えていると、西脇病院でできることはたくさんあります。2年目として、しっかりと自分の将来を想定しながら、残り1年をどう過ごすか。これからが楽しみです。

研修医の一言 2年目研修医 T.H

 初期研修も折り返しを迎え、少しずつではありますが2年目の自覚を感じている今日この頃です。 この病院での研修の特徴は、自由で自主性を重んじるところにあると思います。主治医制で患者を担当させて頂き、その初期対応、診断・治療、退院までのプロセスでたくさんの方々が関わる中で興味や疑問を持ったことが何でも聞ける、教えてもらえるというのは本当によい環境であると思います。上級医、他科の先生はもちろんのこと、コメディカルの方々も優しい方ばかりで毎日幅広く勉強させてもらっています。 内科も「総合内科」としての色が強く、それぞれの専門で細かく区切っていないため担当症例もバラエティに富んでいるのも特徴と思います。高齢者医療では併存疾患があるケースがほとんどで、同時に多くの病態を把握し管理していく能力はとても鍛えられます。治療に難航したときや稀な疾患のときにすぐ専門の先生に相談できるのも西脇病院ならではかと思います。 自分のスタイルで2年間の研修を充実させられることが大きなメリットです。そして特にGeneralistを目指す方や専門を決めているけれどまずは内科を中心とした総合的な考え方を学びたい方にはぴったりの研修病院であると思います。

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