脳神経外科
診療科の特徴と診療内容
脳神経外科は、現在常勤医5名(5名は日本脳神経外科学会専門医で、3名は日本脳神経血管内治療学会専門医)体制で診療を行っています。
当院は、
- 日本脳神経外科学会専門医研修連携施設
- 日本脳神経血管内治療学会認定研修施設
- 日本脳卒中学科研修教育施設
- 臓器移植を行うための脳死判定による臓器提供施設
に指定され、北播磨地域の脳卒中や頭頸部外傷の救急診療をはじめとして、脳神経外科手術全般を行っています。また、脳卒中センターを設置し、24時間体制で救急患者の受け入れ、治療を行っています。
MRI装置も更新され、3T(テスラ)の最新機器が使えるようになりました。
手術は、脳腫瘍の開頭手術や経鼻的下垂体腫瘍摘出術、脳内出血・くも膜下出血などの出血性病変に対する緊急手術、脳梗塞に対する血行再建術などを行っています。
また、最新鋭の3次元脳血管撮影装置を用いた血管内手術も常時行っており、脳動脈瘤のコイル塞栓術や脳主幹動脈閉塞の血栓回収術、動脈狭窄に対するステント留置術にも積極的に取り組んでいます。この分野は、機器の進歩も著しく、手術数も増加しています。
さらに、悪性脳腫瘍に対しては、手術、化学療法、放射線療法に加え、腫瘍治療電場療法(TTF)を、新たに行えるようになりました。
手術実績(2024年1月~12月)
内訳(脳神経外科的手術の総数 213例)
| 主な手術内容 | 件数 | 主な手術内容 | 件数 | |
|---|---|---|---|---|
| 脳腫瘍摘出術 | 11例 | 減圧開頭術 | 1例 | |
| 脳腫瘍生検術 | 0例 | 慢性硬膜下血腫手術 | 57例 | |
| 経蝶形骨洞手術 | 2例 | その他外傷 | 0例 | |
| 脳動脈瘤 | 5例 | 水頭症手術 | 8例 | |
| 脳動静脈奇形 | 0例 | 脳神経減圧術 | 0例 | |
| 頚動脈内膜摘除術 | 0例 | その他 | 8例 | |
| 高血圧性脳内血腫(開頭血腫) | 7例 | 血管内手術 | 103例 | |
| 動脈瘤塞栓術(破裂) | 13例 | 動脈瘤塞栓術(未破裂) | 13例 | |
| 高血圧性脳内血腫(定位手術) | 0例 | 脳動静脈奇形(脳) | 0例 | |
| 急性硬膜外血腫 | 1例 | 脳動静脈奇形(脊髄) | 0例 | |
| 急性硬膜下血腫 | 4例 | 閉塞性脳血管障害 | 69例 |
備考:rt-PAを用いた4.5時間以内の超急性期経静脈的血栓溶解療法 4例。
地域医療機関の先生方へ
昨今の医療崩壊はすさまじく、北播、丹波、篠山地域で常勤の入院手術ができる脳神経外科を置く病院が次々と姿を消し、西脇病院は数少ない公的病院のひとつとなりました。地域の中核病院として住民の健康を守るため常に24時間体制で対応いたしますので、いざというときにはすぐにご連絡ください。
また、MRIがこれまでの1.5Tと3Tの2台稼動となり、予約待ち時間が短縮されています。もちろん急を要する患者には即座に対応します。
脳梗塞に対するt-PAを用いた血栓除去溶解療法は、適応時間が発症から4.5時間に延長されましたが、治療開始が早ければ早いほど転帰も良くなる治療ですので、脳卒中が疑われた場合には躊躇なくご紹介ください。
医師紹介

片山 重則
- 病院長
- 脳卒中センター長
資格
- 日本脳神経外科学会専門医・指導医
- 日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
- 日本脳卒中学会専門医・指導医
- 日本医師会認定産業医
|
医師 |
役職 |
資格 |
|---|---|---|
|
澤 秀樹 |
病院長補佐 |
|
|
井口 基 |
部長 |
|
|
内橋 義人 |
部長 |
|
|
森 達也 |
医員 |
|



更新日:2025年04月24日