麻酔前診察、術前訪問、術後訪問について

　安全で質の高い全身麻酔を行う為に、手術前に麻酔科の 診察を行っています。麻酔科医とともに手術室看護師が麻酔科外来を担当しています。手術室看護師も患者さんのカルテから必要な情報を集め、全身状態のチェックを行い、医師や検査部門・外来・病棟と患者さんの橋渡しを担い、スムーズ に手術準備が進むよう援助しています。

　周術期看護の一環として術前訪問と術後訪問を実施しています。

　術前訪問では患者さんの不安な気持ちを傾聴し、少しでも安心していただけるよう丁寧な対応を心がけています。また、必要に応じて病棟スタッフと連携し、安全に手術を受けていただけるように尽力します。

　術後訪問では、術前及び術中の看護ケアを振り返り、その評価を通じて看護の質の向上に努めています。患者さんの笑顔に出会うことは、私たち手術室看護師にとって大きな励みとなり、更なる献身的なケアへのモチベーションに繋がっています。