外 来

更新日:2021年09月03日

 外来は、各科一般外来、中央処置室、外来化学療法室、血液浄化センター、中央放射線科を担っています。

 外来看護師は、看護師としての責任と誇りを持ち専門的な技術を高めながら看護しています。また、正規職員と会計任用職員がほぼ半分ずつで構成されており、家庭を持ち育児をしながら働いている職員が多い中、応援業務で協力しあうことで仕事と家庭や育児の両立をしています。

 急性期の病院として地域の患者様を積極的に受け入れ、患者様やご家族が安心して診療を受けていただけるように努めています。

外来看護支援

 患者様の病気や日常生活状況、就労や家庭での役割等はそれぞれ個々に異なり、当院にはその患者様ご家族に合った安全な医療や看護の提供が求められています。現在外来では、病気による様々な症状や心理的な苦痛に対するケアを行い、患者様ご家族が安心できる日常生活を送っていただくための、社会資源サービスの案内や相談に応じています。そして、医師や診療科の看護師、地域医療連携室スタッフや必要時入院棟のスタッフと情報共有し、連携を密にしながら切れ目のない看護が提供できるように努めています。

 外来看護師は病院と在宅をつなぐ架け橋となり、患者様ご家族が希望される生活や人生が送れるための役割を果たしていきたいと思っています。患者様・ご家族が抱えている様々な痛みや不安が少しでも和らぎ、外来で安全な治療の継続や看護が提供できるように日々取り組んでいきたいと考えています。

各課外来

 各科外来スタッフは、それぞれ専門分野の知識を深め、協力し合いながらよりよい看護が出来るように努めています。また、月1回以上の倫理カンファレンスを通して、スタッフそれぞれの倫理感を高めています。

 西脇病院には外国籍の患者様の来院が増加しています。日本語が通じない方も多く、翻訳機を使用したり通訳の方に付き添いをお願いしたりしてコミュニケーションを図り、最善と思われる対応方法をスタッフ間で共有して看護しています。どの国の方も安心して適切な治療が受けられ、そして地域で安心して生活できるように、入院棟や地域と連携しながら支援しています。

血液浄化センター

 血液浄化センターでは19床のベッドで血液透析を行っており、安全・安楽に透析していただけるように看護しています。また、腎代替療法選択の相談も行っています。

 透析技術の進歩により高齢の透析患者様も増加し、認知症を患いながら透析を受けられる患者様も増えてきました。自己管理できない患者様の内服管理やガーゼ交換等の処置を血液浄化センターで行うことで、少しでも自宅で過ごせるように支援させていただいています。また、フットチェックを定期的に行い、早期に足病変を発見し検査や治療につなげています。

 医師・看護師・臨床工学技師等、多職種で連携しながら、患者様やご家族にとってよりよい医療や看護を提供できるようにしていきたいと思っています。

中央放射線科

 中央放射線科では、放射線を使用する検査・治療に対応しています。X線撮影・CT・MRI・血管造影・核医学・内視鏡検査など検査・治療は多岐にわたります。

 内視鏡では、検診の胃カメラから消化管出血・早期胃がんまで対応しており、また、血管造影では、緊急の脳梗塞やクモ膜下出血に対し、血管内治療である血栓回収術や塞栓術を24時間体制で行っています。来春には、がん3大治療のひとつでもある放射線治療の装置も更新され、さらに高度な治療が提供できると思っています。

 私たち看護師は、確実な検査介助を行うことが患者様の安心・安全につながると考え、医師・放射線技師と共にスタッフ一同、知識・技術の向上に努めています。「西脇病院で検査・治療してよかった」と言っていただけるようなサポートができるようにしていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

西脇病院 看護局
〒677-0043
西脇市下戸田652-1
電話:0795-22-0111
ファックス:0795-23-0699

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