認定看護師の紹介

更新日:2023年06月01日

 当院には、日本看護協会認定看護師9名が在籍しています。

 認定看護師とは特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有することが認められた者で、水準の高い看護実践のできる看護師をいいます。

 看護局では医師や他の専門職と連携し、チーム医療を推進し信頼され安心される看護を提供するために努力しており、そのためにより質の高い看護を目指し、認定看護師の育成に積極的に取り組んでいます。

認定看護師の集合写真

感染管理認定看護師           藤原 典子

 感染管理とは、患者さんやご家族の方々、訪問者はもちろん、現場で働くすべての人々を感染源から守るために専門的な知識・技術を用い感染予防と管理を行う活動です。現在は専従として医療安全管理室に所属し、院内の全ての部署に対し組織横断的な活動を行っています。多職種で構成される感染対策チームの一員でもあり、日々、チームで協働しながらラウンド実施やサーベイランス、感染予防教育、コンサルテーションなどの活動に力を注いでいます。

皮膚・排泄ケア認定看護師        山本 直美

 皮膚・排泄ケア分野は、創傷(Wound)、ストーマ(Ostomy)、失禁(Continence)の領域を専門としています。褥瘡・ストーマ管理、スキンケアの相談に入院病棟・外来を行き来し、ケアや指導・教育に出向いています。院内だけでなく、院外でも活動しており、地域の訪問看護ステーション・施設等にも出向き、相談に応じています。今後も院内、院外で多職種と連携し、出会いとつながりを大切にし、地域の皆さまが安心して日常生活が過ごせるようにお手伝いさせていただきたいと思います。

摂食・嚥下障害看護認定看護師      古家 ゆかり

  食べることは人間の基本的欲求の一つですが、摂食・嚥下障害のため、口から食べることができない患者さんが多くいらっしゃいます。また、食べることができてもトロミをつけるなど食べ方を変更しなければならないこともあります。一人でも多くの患者さんが、安全かつ自分らしく食べられるようになりQOL(生活の質)が向上するよう支援していきたいと思います。すべての方が食べるチャンスを得られるように取り組んでいきたいと思います。

がん性疼痛看護認定看護師        藤本 有紀

 がん患者の80%には痛みが出現します。痛みは身体的苦痛だけでなく、精神的、社会的にも影響し、患者さんのQOL低下につながる症状です。がん性疼痛看護認定看護師の役割は、患者さんやその家族のQOLの維持・向上のために、痛みの緩和を行うことです。痛みを和らげる第一歩は適切な薬剤の使用です。看護師の視点から適切な薬剤の調整を行い、さらに、痛みの要因を身体面だけでなくトータルペインとして捉え、ケアや看護を提供できるよう活動しています。 

 

緩和ケア認定看護師           橋本 かおり

 がん患者さんはがんによる症状のほかに、痛み、体のだるさなど様々な身体症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的苦痛を経験します。「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う身体・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。緩和ケア認定看護師として緩和ケアチームの中で主治医、担当看護師と協力し合いながら、一人でも多くの患者さん・ご家族が苦痛から開放され、最期までその人らしく過ごせるよう支援させていただきたいと思っています。

がん化学療法看護認定看護師       岡崎 早苗

 がんと診断された時、治療の選択肢の一つとして化学療法があります。化学療法の治療目的は、「治癒・延命・症状緩和」がありますが、治療による痛みやボディイメージ変容などの副作用、また、複雑な思いを抱き揺らぎ苦悩するなど、心身共に様々な苦痛を伴います。私はがん化学療法看護認定看護師として、患者さんが主体的に長く治療を継続していくためのセルフケア支援を行い、価値観や人生観を大切にしながら安心して日常生活を送るための力になりたいと思います。

糖尿病看護認定看護師          安平 典子

 慢性疾患である糖尿病は長期的な経過をたどり、患者さん自身によるセルフケアが必要とされる病気です。インスリン自己注射や食事療法、運動療法をはじめ生活そのものが治療につながるため継続していくには多くの努力を必要とします。私は、糖尿病看護認定看護師として患者さんの生活スタイルに応じて、思いに寄り添いながら、その人らしく生活が送れるように共に考え支援を提供していけるように努めていきたいと思います。   

感染管理認定看護師           岡田 彩

岡田彩

安心・安全な日々を過ごせるように

 私は、病棟の業務を担いながら、多職種で構成する感染対策チームの一員として活動しています。感染管理の要は、患者さんと職員を主役とした臨床現場であるため、現場の声に耳を傾け、感染対策チームとの架け橋として患者さんと職員の安心・安全の確保を実践し、感染管理の推進を目指して日々取り組んでいます。

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西脇病院 看護局
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