リハビリテーション部

更新日:2024年11月08日

 リハビリテーション室は病院1階東側に位置し、患者さんがリハビリテーションを取り組まれるには申し分のない、広くて明るい環境です。

 当院は、発病後まだそれほど日が経っていない急性期の疾患を多く診ています。そのため、リハビリテーション部でも早期リハ開始に力を入れており、病気の治療と並行して積極的に進めていく体制を取っています。

 スタッフによる評価でリハプランが作成され、16名の理学療法士、10名の作業療法士、4名の言語聴覚士がそのプランを具体的に実践していきます。

リハビリテーション部 部長 鵜鷹正敏

リハビリテーション部の理念

  笑顔あふれるリハビリテーション

リハビリテーション部の基本方針

1.急性期からリハビリテーションを開始します。

2.患者さん中心のチーム医療を実践します。

3.廃用症候群の予防・改善に努めます。

4.患者さんの早期社会復帰を支援します。

5.リハビリテーション医療の質的向上に努めます。

診療疾患

  • 運動疾患
    人工関節術後、脊柱疾患術後、骨折など
  • 脳血管疾患
    脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・パーキンソン病・多発性神経炎など
  • 呼吸器疾患
    慢性閉塞性肺疾患・肺炎・外科術後など

 診療報酬上の分類では、運動器リハビリテーション(I)・脳血管リハビリテーション(I)・呼吸器リハビリテーション(I)・廃用症候群リハビリテーション(I)を実施しています。 

部門紹介

理学療法室

 理学療法では身体に障がいのある患者さんに対して、運動療法や物理療法などを実施しています。理学療法室には様々な機器があり、患者様の状態に合わせて、機能回復や体力増強に利用しています。基本的動作能力の改善を図るとともに、日常生活動作及び生活の質の向上を目指しています。
 当院の理学療法で対応している疾患は、整形外科疾患、脳血管疾患、廃用症候群、呼吸器疾患、糖尿病やがん疾患です。特に最近では、入院期間が比較的長期に及ぶ方への機能低下予防や機能改善に関わる機会が増えています。また、地域での介護予防事業にも参加しています。
理学療法士
作業療法室
作業療法室

作業療法室

 作業療法では、患者さんが少しでも早く家庭や社会に復帰し、その人らしく活き活きと生活されることを目指しています。
 内容は、機能訓練や食事・更衣・排泄などの日常生活動作の訓練、調理などの自宅復帰に向けた訓練、手工芸などの創作活動があります。一人ひとりに合ったプログラムで、身体機能の回復や高次脳機能の改善を図ります。同時に、日常生活動作場面へのアプローチも行います。
 近年では、高齢の患者さんも多くいらっしゃるようになりました。そのため、創作活動や集団レクリエーションを実施し、心理面へのアプローチや認知機能低下予防、生活の質の向上を目指した訓練も取り入れています。

作業療法
理学療法室屋外
患者さんが創作活動をしている様子

言語聴覚療法室

言語聴覚室
言語聴覚室
 言語聴覚療法では、脳血管疾患や寝たきりによる廃用症候群によって低下した、コミュニケーション機能や摂食嚥下機能などの回復を目指してリハビリテーションを行っています。患者様が集中し落ち着いて取り組めるよう、個室にて言語聴覚士と1対1で行える環境が整っています。
 ことばをうまく話せない・理解しづらい「失語症」、呂律が回りにくい「構音障害」、注意力や記憶力が低下する「高次脳機能障害」、食べ物を飲み込みにくい・むせてしまう「摂食嚥下障害」などが主な対象です。また、症例数は少ないですが、声がかすれる「音声障害(嗄声)」や、小児の発音の遅れである「機能性構音障害」にも対応しています。

所得資格一覧

がん患者リハビリテーション研修
3学会合同呼吸療法認定士
認定理学療法士(運動器)
認定理学療法士(褥瘡・創傷)
理学療法士協会指定管理者(初級・上級)
リンパ浮腫複合的治療科実技研修 修了
実践! リンパ浮腫ケア
健康運動実践指導者
腎臓リハビリマネージャー
骨粗鬆症マネージャー
終末期ケア専門士
介護福祉士
脳卒中療養相談士
認知症臨床作業療法士育成研修 修了
認知症ライフパートナー2級
日本DMAT隊員業務調整員
摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
福祉用具プランナー
福祉住環境コーディネーター2級
介護支援専門員
レッドコードBASIC
BLS研修 修了
ICLS研修 修了

この記事に関するお問い合わせ先

西脇病院 事務局 病院総務課

〒677-0043
西脇市下戸田652-1
電話:0795-22-0111
ファックス:0795-23-0699

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