令和5年度 西脇市立西脇病院 病院指標および医療の質指標

更新日:2024年09月27日

医療法における病院等の広告規制について

病院指標について

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標について

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

年齢階級別退院患者数

年齢階級別退院患者数
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 136 60 67 140 196 380 609 1,254 1,443 644

70歳以上の患者が増えており、割合も前年度から2%程度増加しています。社会の高齢化を考えると、今後もこの傾向が続くと考えられます。当院は、北播磨地域の北部の拠点病院として地域医療機関と連携し医療提供に努めております。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 207 26.59 20.60 20.29 86.04  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 137 18.26 13.52 9.49 80.36  
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 100 22.24 17.38 8.00 85.39  
040081xx97x0xx 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2なし 42 37.29 36.11 42.86 85.19  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石,胆管炎 限局性腹腔膿傷手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 41 14.46 8.75 4.88 79.98  
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上)手術処置等2なし 41 29.95 20.03 24.39 81.20  

当院内科は「単一の内科」として各々の医師が臓器別の専門性を持ちつつ他分野もカバーするような形で一緒に診療しています。
前年度と比べると、誤嚥性肺炎の患者数が大幅に増加しています。また、引き続き、尿路感染症、心不全の患者も多いのが特徴です。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症,慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし,1,2あり 手術・処置等2なし 13 4.46 4.26 0.00 74.77  
050050xx9910x0 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 13 3.31 3.05 7.69 76.85  
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし,1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 8 15.88 9.77 0.00 85.63  
050130xx9900x0

心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外

3 11.33 17.38 33.33 74.00  
050050xx9920x0 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 2 3.00 3.25 0.00 59.50

 

昨年度とおおむね同じような割合・件数となっています。狭心症による心臓カテーテル検査、検査で異常を認めた場合にはカテーテル治療も行っています。

小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500グラム以上) 手術なし 手術・処置等2なし 33 6.97 6.07 3.03 0.00  
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500グラム以上) 手術なし 手術・処置等21あり 15 7.93 10.34 0.00 0.00  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 4.92 5.62 0.00 3.58  
040090xxxxxxxx 急性気管支炎,急性細気管支炎,下気道感染症(その他) 9 4.44 5.96 0.00 0.11  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500グラム以上2500グラム未満) 手術なし 手術・処置等2なし 7 7.29 11.01 0.00 0.00  

小児科と産婦人科が連携し、帝王切開児のフォローも積極的に行われております。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 60 4.37 4.55 0.00 70.45  
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 48 6.33 6.87 2.08 65.67  
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 41 10.05 9.88 2.44 69.22  
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 22 2.59 3.51 0.00 57.00  
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除,亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 19 17.00 15.12 0.00 75.42  

昨年度と同様に、鼠経ヘルニアに対する腹腔鏡下及び開腹でのヘルニア手術が多く行われております。胆のう炎・胆石症に対する腹腔鏡下手術が昨年度より増加しています。また、乳房の悪性腫傷手術、化学療法が続きます。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩,股等 120 28.62 25.50 66.67 83.80  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 29 7.90 4.76 0.00 58.10  
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 24 28.42 19.34 25.00 83.17  
160740xx01xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨,上腕,大腿等 定義副傷病なし 16 9.94 5.67 6.25 25.25  
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 15 32.40 21.96 6.67 70.53  
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし 15 6.27 5.23 0.00 51.20  

昨年度と同様に、大腿骨近位の骨折が多くなっています。
大腿骨近位の骨折に関しては、地域医療機関と連携(地域連携パスを運用)し当院退院後も継続的なリハビリテーション、ケアを続ける体制を整えており、転院率が高くなっています。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内,かつ,JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0,1又は2 60 21.17 15.70 10.00 72.15  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 55 10.95 9.88 3.64 76.15  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 52 11.73 8.38 7.69 66.06  
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 39 47.10 19.09 35.90 74.38  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 37 7.81 7.19 2.70 60.14  

北播磨地域の北部の脳卒中や頭頸部外傷など、24時間体制で救急患者の受け入れ、治療を行っています。
昨年度と比べて、患者数等の数値については、ほぼ同じ傾向がみられます。

産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 16 9.00 9.23 0.00 46.31  
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 13 8.92 9.68 0.00 52.08  
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし 11 10.64 20.10 18.18 33.36  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 9 6.22 2.96 0.00 47.33  
120150xx99xx0x 妊娠早期の出血 手術なし 定義副傷病なし 9 3.67 9.33 0.00 33.11  

昨年度と比べると、流産の件数は減少しています。それに代わって、卵巣の良性腫瘍に対する手術が増えています。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障,水晶体の疾患 手術あり片眼 207 2.31 2.54 0.00 74.79  
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 14 2.43 4.88 0.00 76.57  
020200xx9710xx 黄斑,後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 8 2.50 5.67 0.00 72.88  
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 7 3.14 6.10 0.00 52.14  
020130xxxxxxxx 後部・汎ぶどう膜炎 3 5.00 14.36 0.00 64.00  

昨年度と同様に、白内障に対する手術が大半を占めています。硝子体疾患や糖尿病性増殖性網膜症に対する手術も行っております。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外))皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 21 10.14 7.22 4.76 84.52  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 11 4.91 3.93 0.00 63.00  
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 9 11.11 12.88 0.00 77.22  
80020xxxxxxxx 帯状疱疹 6 8.67 9.29 0.00 84.17  
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2なし 4 23.00 28.98 0.00 78.00  

昨年度と同様に、皮膚の悪性腫瘍(基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病など)、皮膚の良性新生物に対する手術入院が大半を占めています。帯状疱疹に対して抗ウイルス剤は7日間が推奨されており、平均在院日数は妥当な日数となっています。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明 再発 病期分類基準(*) 版数
胃癌 19 7 4 12 0 3 1 8
大腸癌 3 18 24 22 10 44 1 8
乳癌 21 37 9 6 4 5 1 8
肺癌 0 1 5 91 1 24 1 8
肝癌 0 3 1 8 2 6 1 8

* 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

昨年度と比べると、大腸癌の患者様が増加しています。肺癌の患者様は変わらず多く、特に4期の多さが顕著です。
当院では、化学療法、終末期医療緩和ケア等を行っています。                  

成人市中肺炎の重症度別患者数等

成人市中肺炎の重症度別患者数等
  患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 12 7.25 59.42
中等症 99 17.38 78.62
重症 17 22.76 82.47
超重症 9 25.11 84.78
不明 0 0.00 0.00

患者数が昨年度とくらべて、倍近く増加しています。平均年齢は若干下がっていますが、高齢者の方ほど重症化しやすいことについては変わりないようです。

脳梗塞の患者数等

脳梗塞の患者数等
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 231 30.62 77.73 20.49
その他 13 27.69 79.69 2.87

急性期脳梗塞患者の約95%が発症から3日以内です。
当院では、脳卒中センターを設置し、24時間体制で救急患者を受け入れており、4.5時間以内の治療が必要な超急性期の血栓溶解療法(tPA療法)や脳保護剤の投与、カテーテルを用いた手術、脳血管疾患等リハビリテーションなどの急性期治療を行っております。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211

内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満

45 4.09 2.73 2.22 75.22  
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 43 4.00 10.44 4.65 77.58  
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 39 3.74 22.08 0.00 72.97  
K654 内視鏡的消化管止血術 31 4.84 17.16 12.90 75.71  
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 26 7.23 21.00 15.38 75.08  

昨年度と比べても、大腸ポリープ、大腸腺腫の内視鏡的切除術後の経過観察入院(基本1泊2日)が多いことには変わりありません。
一方で、胆管結石などに対しての内視鏡的乳頭切開術等については昨年度より増加しています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 13 0.92 3.54 0.00 74.92  
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 5 1.60 12.20 0.00 85.20  
K597-2 ペースメーカー交換術 4 1.25 14.50 0.00 86.25  
K5463 経皮的冠動脈形成術 その他のもの 1 1.00 2.00 0.00 72.00  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 1 13.00 11.00 0.00 78.00  

狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術を主に行っています。また、洞不全症候群や房室ブロック等に対してのペースメーカー留置術やペースメーカー交換術も行っております。

小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術 仮死第1度のもの 1 0.00 11.00 0.00 0.00  

新生児仮死にて蘇生を行っております。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 58 1.31 4.48 1.72 66.07  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 54 1.22 2.28 0.00 69.87  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 25 1.00 7.96 0.00 70.32  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 21 5.05 11.62 0.00 73.10  
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 16 1.00 8.19 6.25 67.50  

昨年度と同様に、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術が多くの割合を占めています。次いで悪性腫瘍の手術も行っています。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨,上腕,大腿 81 1.21 27.01 61.73 82.74  
K0811 人工骨頭挿入術 肩,股 47 1.19 26.19 68.09 84.38  
K0462 骨折観血的手術 前腕,下腿,手舟状骨 40 3.03 17.45 5.00 71.83  
K0821 人工関節置換術 肩,股,膝 33 2.30 32.52 9.09 69.06  
K0731 関節内骨折観血的手術 肩,股,膝,肘 22 4.00 34.14 31.82 70.36  

昨年度と同様に、高齢化に伴う骨折観血的手術、人工骨頭挿入術の件数が増えています。当院では大腿骨近位部骨折の早期手術を行う体制を整えており、患者様は早期離床、リハビリを行い、近隣の病院と連携し、術後のリハビリ目的で転院しています。

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 38 0.68 14.71 15.79 77.18  
K178-4 経皮的脳血栓回収術 19 0.11 38.68 31.58 80.95  
K178-2 経皮的脳血管形成術 17 3.35 40.59 35.29 78.00  
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 16 3.38 19.81 6.25 76.63  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 14 6.57 40.57 35.71 67.86  

昨年度と同様に、外傷性慢性硬膜下血腫に対しての血腫除去術が1位となっています。当院では最新鋭の3次元脳血管撮影装置を用いた血管内手術を行っています。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 18 1.00 7.00 0.00 48.83  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの 10 1.00 6.90 0.00 51.60  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 9 0.89 4.33 0.00 47.33  
K9061 子宮頸管縫縮術 マクドナルド法 6 1.83 4.83 0.00 33.83  
K8654 子宮脱手術 腟壁形成手術及び子宮全摘術(腟式,腹式) 5 1.00 9.80 0.00 73.20  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 5 1.00 6.80 0.00 50.80  
K9091ロ 流産手術 妊娠11週までの場合 その他のもの 5 0.00 0.20 0.00 38.20  

例年と同様に、子宮筋腫に対しての子宮全摘術が最も多くなっています。続いて子宮附属器腫瘍摘出術、子宮頸部(腟部)切除術となっています。
流産手術では、母体保護法に準拠して処置しています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 208 0.01 1.32 0.00 74.74  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 16 0.00 1.50 0.00 69.56  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの 11 0.00 1.27 0.00 73.09  
K281 増殖性硝子体網膜症手術 3 0.00 3.00 0.00 58.33  
K2682イ 緑内障手術 流出路再建術 眼内法 2 0.00 4.00 0.00 70.50  
K279 硝子体切除術 2 0.00 2.00 0.00 68.50  

例年と同様に、高齢者の白内障による水晶体再建術が多くなっています。

皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 27 4.78 3.37 3.70 82.74  
K0062 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル以上6センチメートル未満 6 0.83 3.83 0.00 72.67  
K0061 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル未満 2 1.00 2.50 0.00 78.00  
K0063 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上12センチメートル未満 2 1.00 2.00 0.00 42.50  
K0031 皮膚,皮下、粘膜下血管腫摘出術(露出部) 長径3センチメートル未満 1 1.00 1.00 0.00 35.00  
K0052 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル以上4センチメートル未満 1 0.00 1.00 0.00 3.00  
K0053 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径4センチメートル以上 1 1.00 1.00 0.00 86.00  
K0132 分層植皮術 25平方センチメートル以上100平方センチメートル未満 1 1.00 15.00 0.00 44.00  
K422 口唇悪性腫瘍手術 1 1.00 8.00 0.00 76.00  

例年と同様に、皮膚悪性腫瘍切除術が最も多くなっています。その内訳として、ボーエン病、有棘細胞癌、基底細胞癌が大半を占めています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.02
130100 播種性血管内凝固症候群 異なる 5 0.10
180010 敗血症 同一 18 0.37
180010 敗血症 異なる 38 0.77
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
180035 その他の真菌感染症 異なる 12 0.24
180040 手術・処置等の合併症 同一 26 0.53
180040 手術・処置等の合併症 異なる 4 0.08

昨年度と比べて、その他の真菌感染症が増加しています。その内容の多くがカンジダ症です。
手術・処置等の合併症に関しては入院契機と同一病名が多く、合併症を主訴として入院されています。内訳としては、透析シャント関連の合併症の割合が多くなっています。

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症の予防対策実施率

分母:肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数

分子:分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数

割合

510 494 96.86%

肺血栓塞栓症とは肺動脈に血液の塊である血栓が詰まる病気で、いわゆるエコノミークラス症候群として知られています。予防方法には弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫装置の使用、抗凝固薬療法があり、リスクレベルに応じて単独あるいは併用が推奨されています。周術期の肺血栓塞栓症の予防行為の実績は、急性肺血栓塞栓症発生率を下げることにつながると考えられており、ガイドラインに沿った診療プロセスが構築されているのかの指標となります。

血液培養2セット実施率

血液培養2セット実施率
分母:血液培養オーダー日数 分子:分母のうち、血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数 割合
1,716 1,625 94.70%

血液培養は菌血症や敗血症など感染症が疑われる場合に、血液中の細菌の有無や混入している細菌の種類を特定するために実施されます。血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが診療ガイドラインにより推奨されています。

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
分母:広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数 分子:分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数 割合
648 536 82.72%

抗菌薬は特定の細菌に対して使用しますが、幅広い種類の細菌に効く、つまり広域スペクトラムを有する抗菌薬も存在しており、これを「広域抗菌薬」といいます。抗菌薬を適正に使用するためには、血液培養を行い、どのような細菌が原因であるのかを調べることが重要です。広域抗菌薬を開始する前にどの程度血液培養が提出されているかを調べることで、抗菌薬が適正に使用されているかを表す指標となります。

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