令和4年度 西脇市立西脇病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 145 | 59 | 83 | 119 | 202 | 332 | 660 | 1207 | 1292 | 570 |
社会の高齢化に伴い70歳以上の患者さんが多く、全退院患者数の65%以上を占めています。地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟も整備し、在宅への復帰を支えています。北播磨地域の北部の拠点病院として地域医療機関と連携し医療の提供に努めております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 144 | 21.60 | 13.61 | 12.50 | 80.88 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 114 | 25.50 | 21.11 | 20.18 | 85.92 | |
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 57 | 26.96 | 17.54 | 7.02 | 85.39 | |
180010x0xxx0xx | 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2なし | 49 | 33.22 | 19.61 | 18.37 | 79.31 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 35 | 5.03 | 4.79 | 5.71 | 69.71 |
当院内科は「単一の内科」として各々の医師が臓器別の専門性を持ちつつ他分野もカバーするような形で一緒に診療しています。
前年度同様、尿路感染症、誤嚥性肺炎が上位を占め、心不全がそれに次いでいます。高齢者の方が多い為と考えられます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし | 11 | 4.09 | 4.26 | 0.00 | 72.91 | |
050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 10 | 3.50 | 3.04 | 0.00 | 77.80 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 6 | 14.50 | 9.89 | 0.00 | 80.00 | |
050130xx97000x | 心不全 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 3 | 27.67 | 22.51 | 0.00 | 86.00 | |
050080xx99100x | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 2 | 3.50 | 5.34 | 0.00 | 77.50 |
狭心症による心臓カテーテル検査、検査で異常を認めた場合にはカテーテル治療も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 48 | 7.92 | 6.13 | 0.00 | 0.00 | |
140010x199x1xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等21あり | 21 | 8.29 | 10.26 | 14.29 | 0.00 | |
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 12 | 4.58 | 5.89 | 8.33 | 0.33 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 5 | 3.00 | 5.70 | 0.00 | 0.60 | |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 4 | 4.50 | 5.71 | 0.00 | 3.00 |
小児科と産婦人科が連携し、帝王切開児のフォローも積極的に行われ、新生児入院が半数以上を占めています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 66 | 4.21 | 4.59 | 0.00 | 68.45 | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし | 41 | 10.68 | 9.99 | 2.44 | 64.51 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 38 | 7.00 | 6.93 | 0.00 | 63.84 | |
090010xx99x40x | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 38 | 2.89 | 3.66 | 0.00 | 62.03 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし | 17 | 17.53 | 15.40 | 0.00 | 72.53 |
鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下及び開腹でのヘルニア手術が最も多く行っています。乳房の悪性腫瘍に対する手術、化学療法が前年度より増加しています。胆嚢炎や胆石症に対する腹腔鏡下での胆嚢摘出術、結腸の悪性腫瘍に対する手術も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 124 | 28.95 | 26.42 | 78.23 | 83.29 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 32 | 35.00 | 20.09 | 46.88 | 80.41 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし | 26 | 6.38 | 4.86 | 3.85 | 46.46 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 | 22 | 42.41 | 18.34 | 22.73 | 60.91 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 19 | 34.37 | 20.14 | 10.53 | 73.21 |
北播磨地域の北部の拠点病院であり、救急搬送件数も多く、骨折などの外傷例が上位を占めています。高齢化に伴い大腿骨近位部骨折や脊椎椎体骨折が急増しており、早期対応にて可及的早期に離床できるよう治療を行っています。大腿骨近位部骨折に関しては、地域医療機関と連携(地域連携パスを運用)し当院退院後も継続的なリハビリテーション、ケアを続ける体制を整えており、転院率が高くなっています。人工股関節置換術、人工膝関節置換術に関してはクリニカルパスを使用し、安全、均一な治療を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 77 | 19.31 | 15.97 | 25.97 | 72.27 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 59 | 12.51 | 10.14 | 6.78 | 80.56 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 43 | 9.77 | 8.54 | 6.98 | 71.65 | |
010030xx9910xx | 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 39 | 2.90 | 2.95 | 0.00 | 67.72 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 31 | 10.16 | 7.33 | 3.23 | 62.61 |
北播磨地域の北部の脳卒中や頭頸部外傷など、24時間体制で救急患者の受け入れ、治療を行っています。
最も多い症例は脳梗塞に対する保存的治療(点滴、リハビリテーション)です。次いで、硬膜下血腫(急性、外傷性)に対する治療で、穿頭による慢性硬膜下血腫洗浄・除去術を行っています。カテーテルによる脳血管造影検査も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 18 | 12.22 | 9.27 | 0.00 | 47.11 | |
120140xxxxxxxx | 流産 | 18 | 1.94 | 2.45 | 0.00 | 30.67 | |
120170x199xxxx | 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし | 14 | 18.50 | 20.78 | 7.14 | 30.21 | |
120010xx99x40x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 10 | 2.10 | 4.89 | 0.00 | 64.70 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし | 9 | 5.00 | 3.02 | 0.00 | 40.78 |
子宮筋腫に対する手術入院、流産、切迫早産が上位を占めています。流産に関しては稽留流産が最も多く、母体保護法に準拠して処置しています。卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍に対する化学療法や子宮頸部異形成に対する子宮頸部円錐切除術も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 | 169 | 2.28 | 2.63 | 0.00 | 75.34 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 19 | 2.05 | 5.80 | 0.00 | 72.11 | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり片眼 | 14 | 2.14 | 5.07 | 0.00 | 68.07 | |
020180xx97x0x0 | 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 | 7 | 2.71 | 6.31 | 0.00 | 56.14 | |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 4 | 2.00 | 5.80 | 0.00 | 61.50 |
白内障に対する手術が大半を占めています。硝子体出血や糖尿病合併による増殖性網膜症に対する手術も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし | 26 | 4.31 | 7.29 | 0.00 | 82.96 | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし | 18 | 3.28 | 3.94 | 0.00 | 58.44 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 7 | 7.14 | 9.25 | 0.00 | 74.57 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1なし | 6 | 13.00 | 13.50 | 0.00 | 72.17 | |
03001xxx0200xx | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 1 | 4.00 | 12.88 | 0.00 | 85.00 |
皮膚の悪性腫瘍(基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病など)、皮膚の良性新生物に対する手術入院が大半を占めています。帯状疱疹に対して抗ウイルス剤は7日間が推奨されており、平均在院日数は妥当な日数となっています。また60歳を過ぎると発症率が上がるため、平均年齢も高くなっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | 再発 | 病期分類基準(*) | 版数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
胃癌 | 13 | 3 | 7 | 22 | 2 | 6 | 1 | 7,8 |
大腸癌 | 3 | 10 | 23 | 31 | 12 | 7 | 1 | 8 |
乳癌 | 29 | 48 | 17 | 12 | 2 | 15 | 1 | 8 |
肺癌 | 3 | 1 | 11 | 68 | 4 | 38 | 1 | 8 |
肝癌 | 2 | 3 | 1 | 1 | 0 | 12 | 1 | 8 |
* 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌のうち、肺癌、乳癌の患者数が多く、次いで大腸癌、胃癌となっています。当院では専門性を生かし、連携をとりながら、癌の種類やステージによって手術療法、化学療法、放射線療法、緩和療法と集合的な治療を行っています。また、緩和ケア専門医のもと、癌そのものの治療のみならず、緩和ケアなどの癌患者さんへの様々なサポートもチーム医療として行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 11 | 9.64 | 58.73 |
中等症 | 50 | 18.04 | 81.94 |
重症 | 9 | 16.33 | 87.33 |
超重症 | 2 | 28.00 | 91.50 |
不明 | 0 | 0.00 | 0.00 |
成人市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎であり、当院では中等症の患者数が多くなっています。また、高齢によるほど重症化しやすく、平均残院日数も長期化しています。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 270 | 28.58 | 77.57 | 28.11 |
その他 | 11 | 24.82 | 75.82 | 1.07 |
急性期脳梗塞患者の約96%が発症日から3日以内です。
当院では、脳卒中センターを設置し、24時間体制で救急患者の受入れており、4.5時間以内の治療が必要な超急性期の血栓溶解療法(tPA療法)や脳保護剤の投与、カテーテルを用いた手術、脳血管疾患等リハビリテーションなどの急性期治療を行なっています。治療後、約71%の患者が自宅退院となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 47 | 3.68 | 4.89 | 2.13 | 72.38 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤動脈、静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 41 | 4.41 | 16.54 | 0.00 | 73.83 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 29 | 2.31 | 18.55 | 20.69 | 74.38 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | 26 | 3.88 | 13.42 | 3.85 | 83.81 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 25 | 3.48 | 24.20 | 16.00 | 81.32 |
大腸ポリープ、大腸腺腫の内視鏡的切除術後の経過観察入院(基本1泊2日)が最も多く、悪性腫瘍の抗癌剤静脈注入用植込型カテーテル設置、上部消化管出血等に対しての止血術が続いています。その他には胆管結石などに対して内視鏡を用いての乳頭切開術や胆道ステント留置術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 12 | 1.33 | 2.92 | 0.00 | 72.92 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 6 | 2.17 | 12.50 | 0.00 | 83.83 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 2 | 11.00 | 17.00 | 0.00 | 81.00 | |
狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術を主に行っています。また、洞不全症候群や房室ブロック等に対してのペースメーカー留置術やペースメーカー交換術も行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 4 | 0.00 | 6.25 | 25.00 | 0.00 | |
K0271 | 筋炎手術 腸腰筋、殿筋、大腿筋 | 1 | 6.00 | 5.00 | 0.00 | 14.00 | |
新生児仮死にて蘇生を行っています。重度の患者は蘇生後転院しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 64 | 1.17 | 2.05 | 0.00 | 68.45 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 41 | 1.32 | 5.20 | 0.00 | 64.17 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術)(腋窩部郭清を伴わない) | 31 | 1.58 | 7.65 | 3.23 | 64.32 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 19 | 4.68 | 9.89 | 5.26 | 70.26 | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術)(腋窩部郭清を伴わない) | 12 | 1.00 | 4.00 | 0.00 | 59.83 |
腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くの割合を占め、次いで悪性腫瘍の手術になります。その中でも乳腺悪性腫瘍手術、腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術が多くを占めています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 90 | 1.40 | 24.60 | 67.78 | 83.48 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 45 | 2.84 | 28.89 | 84.44 | 79.64 | |
K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 38 | 3.89 | 34.05 | 5.26 | 75.61 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 22 | 1.77 | 13.45 | 18.18 | 67.55 | |
K0463 | 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他 | 15 | 2.87 | 15.60 | 0.00 | 50.93 |
高齢化に伴い高齢者の転倒による大腿骨骨折が急増しており、骨折観血的手術、人工骨頭挿入術の件数が多くなっています。当院では大腿骨近位部骨折の早期手術を行う体制を整えており、早期離床、リハビリを行い、近隣の病院と連携し術後のリハビリ目的で多くは転院しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 52 | 0.00 | 10.94 | 5.77 | 79.88 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 23 | 0.00 | 41.52 | 47.83 | 81.30 | |
K178-2 | 経皮的脳血管形成術 | 17 | 5.47 | 36.00 | 41.18 | 77.35 | |
K1783 | 脳血管内手術(脳血管内ステント) | 17 | 1.29 | 23.47 | 5.88 | 70.29 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 15 | 2.33 | 17.67 | 20.00 | 78.13 |
高齢者の外傷性慢性硬膜下血腫に対しての血腫除去術が1位を占め、次いで脳主幹動脈閉塞の血栓回収術になっています。当院では、最新鋭の3次元脳血管撮影装置を用いた血管内手術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮全摘術 | 19 | 1.16 | 9.68 | 0.00 | 49.84 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 9 | 1.00 | 3.00 | 0.00 | 40.78 | |
K9091ロ | 流産手術(妊娠11週まで)(その他) | 9 | 0.00 | 0.11 | 0.00 | 29.89 | |
K911 | 胞状奇胎除去術 | 8 | 0.00 | 0.00 | 0.00 | 35.25 | |
K8654 | 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) | 7 | 1.00 | 10.57 | 0.00 | 71.14 |
子宮筋腫に対しての子宮全摘術、子宮頸部異形成に対しての円錐切除術、稽留流産などによる流産手術の順になっています。流産手術では、母体保護法に準拠して処置しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) | 169 | 0.05 | 1.28 | 0.00 | 75.24 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | 36 | 0.03 | 1.19 | 0.00 | 67.64 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) | 9 | 0.00 | 1.11 | 0.00 | 65.89 | |
K2682イ | 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) | 3 | 0.00 | 1.00 | 0.00 | 74.00 | |
K279 | 硝子体切除術 | 2 | 0.00 | 1.50 | 0.00 | 71.00 |
高齢者の白内障による水晶体再建術が多く、硝子体出血、網膜剥離等に対しての硝子体茎顕微鏡下離断術が続いています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 31 | 0.87 | 2.61 | 0.00 | 83.06 | |
K0053 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) | 8 | 1.00 | 1.13 | 0.00 | 65.88 | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | 5 | 1.00 | 2.40 | 0.00 | 53.20 | |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) | 3 | 0.67 | 8.33 | 0.00 | 54.00 | |
K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) | 2 | 1.00 | 1.00 | 0.00 | 25.00 |
皮膚悪性腫瘍切除術では高齢者に多い有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーエン病が大半を占めています。良性腫瘍の摘出術では、脂肪腫、粉瘤が占めています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 2 | 0.04 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 異なる | 9 | 0.19 |
180010 | 敗血症 | 同一 | 20 | 0.43 |
180010 | 敗血症 | 異なる | 50 | 1.07 |
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0.00 |
180035 | その他の真菌感染症 | 異なる | 4 | 0.09 |
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 29 | 0.62 |
180040 | 手術・処置等の合併症 | 異なる | 1 | 0.02 |
播種性血管内凝固は入院後に発症している割合が多くなっております。診断基準に従い治療を行っています。敗血症はショック状態で入院となることもあり、また入院後尿路感染症や肺炎などから合併することも多くあります。手術、処置等の合併症に関しては、入院契機と同一病名が多く合併症を主訴として入院されています。内訳としては透析シャント関連の合併症の割合が多くなっています。
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更新日:2023年09月29日