令和3年度 西脇市立西脇病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 167 | 66 | 142 | 162 | 253 | 393 | 705 | 1243 | 1499 | 564 |
70歳以上が全退院患者数の6割以上を占めています。当院では令和3年2月よりコロナ患者専用病棟を立ち上げ、地域医療の中核病院及び災害拠点病院として地域医療機関と連携し医療の提供に努めております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 160 | 21.26 | 13.14 | 8.75 | 82.22 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 112 | 28.07 | 20.57 | 15.18 | 85.81 | |
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 89 | 22.94 | 17.35 | 12.36 | 85.92 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 63 | 2.49 | 2.65 | 0.00 | 69.05 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 56 | 9.07 | 10.66 | 7.14 | 74.48 |
前年度同様、尿路感染症、誤嚥性肺炎が上位を占め、今年度は心不全がそれに次いでいます。高齢者の方が多い為と考えられます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし | 23 | 3.26 | 3.06 | 0.00 | 76.00 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし | 11 | 6.36 | 4.36 | 0.00 | 75.00 | |
050130xx9900xx | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 10 | 15.20 | 17.35 | 0.00 | 85.80 | |
050050xx9920xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし | 6 | 3.33 | 3.27 | 0.00 | 70.50 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 2 | 14.00 | 11.87 | 0.00 | 73.50 |
心臓カテーテル検査入院が最も多く、検査で異常を認めた場合にはカテーテル治療も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
140010x199x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 49 | 8.31 | 6.13 | 0.00 | 0.00 | |
140010x199x1xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等21あり | 20 | 8.10 | 10.48 | 10.00 | 0.00 | |
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし | 13 | 5.08 | 5.83 | 0.00 | 0.62 | |
140010x299x0xx | 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし | 9 | 8.89 | 11.01 | 0.00 | 0.00 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 5 | 6.60 | 13.14 | 0.00 | 1.40 |
小児科と産婦人科が連携し、帝王切開児のフォローも積極的に行われ、新生児入院が半数以上を占めています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 51 | 5.98 | 4.74 | 0.00 | 67.22 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 40 | 9.10 | 7.11 | 0.00 | 64.13 | |
090010xx99x4xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり | 30 | 2.07 | 3.94 | 0.00 | 59.93 | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし | 28 | 13.86 | 10.15 | 0.00 | 63.11 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし | 16 | 24.56 | 15.76 | 0.00 | 71.19 |
鼠径ヘルニアに対する開腹及び腹腔鏡下でのヘルニア手術が最も多く、次いで胆嚢炎や胆石症に対する腹腔鏡下での胆嚢摘出術が多くなっています。乳房の悪性腫瘍に対する化学療法、手術などの治療が前年度よりも増加しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 121 | 29.60 | 25.32 | 71.07 | 84.23 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 57 | 32.84 | 19.34 | 57.89 | 8.16 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし | 19 | 23.05 | 19.02 | 47.34 | 77.47 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし | 15 | 35.40 | 18.36 | 13.33 | 58.13 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし | 14 | 12.07 | 4.99 | 0.00 | 66.14 |
高齢化に伴う疾患が上位を占めています。大腿骨頚部骨折や胸椎、腰椎圧迫骨折は転倒が原因となる症例です。どの疾患も継続的なリハビリとして、リハビリ病院への転院をお願いしている為、転院率が高くなっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 69 | 11.75 | 9.78 | 4.35 | 79.88 | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 60 | 19.22 | 15.63 | 18.33 | 74.20 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 48 | 10.88 | 7.22 | 2.08 | 60.56 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 43 | 26.72 | 18.90 | 48.84 | 68.40 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 40 | 11.40 | 8.30 | 15.00 | 58.73 |
最も多い症例は硬膜下血種(急性、外傷性)に対する治療で、慢性硬膜下血種洗浄・除去術(穿頭)が施行されています。その次が脳梗塞にに対する保存的治療(点滴)です。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120170x199xxxx | 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし | 20 | 20.40 | 21.53 | 5.00 | 31.95 | |
120140xxxxxxxx | 流産 | 16 | 1.31 | 2.44 | 0.00 | 34.19 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 14 | 12.86 | 9.46 | 0.00 | 45.86 | |
120010xx99x40x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 11 | 2.00 | 4.87 | 0.00 | 57.00 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし | 11 | 5.55 | 3.05 | 0.00 | 50.09 |
産婦人科において最も多い症例が切迫早産です。流産に関しては稽留流産が最も多く、母体保護法に準拠して処置しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 | 168 | 2.32 | 2.71 | 0.00 | 74.84 | |
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり片眼 | 12 | 2.25 | 5.36 | 0.00 | 75.17 | |
020180xx97x0x0 | 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 | 6 | 2.33 | 6.59 | 0.00 | 54.33 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 5 | 3.40 | 6.14 | 0.00 | 71.60 | |
020220xx01xxx0 | 緑内障 緑内障手術 濾過手術片眼 | 5 | 5.00 | 9.47 | 0.00 | 64.80 |
最も多い症例は、白内障に対する手術が大半を占めています。硝子体出血や糖尿病合併による増殖性網膜症に対する手術も行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし | 34 | 6.12 | 7.68 | 2.94 | 80.38 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 30 | 7.50 | 9.22 | 0.00 | 77.07 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1なし | 14 | 9.86 | 13.07 | 7.14 | 65.86 | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし | 13 | 3.08 | 4.01 | 0.00 | 47.15 | |
080110xxxxx0xx | 水疱症 手術・処置等2なし | 3 | 36.33 | 29.17 | 33.33 | 66.67 |
皮膚の悪性腫瘍(基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病など)の手術入院が最も多くなっています。帯状疱疹に対して抗ウイルス剤は7日間投与が推奨されており、平均在院日数は妥当な日数となっています。また60歳を過ぎると発症率が上がるため、平均年齢も高くなっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 不明 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | |||||
胃癌 | 12 | 2 | 8 | 20 | 5 | 9 | 1 | 8 |
大腸癌 | 5 | 13 | 24 | 32 | 22 | 18 | 1 | 8 |
乳癌 | 22 | 30 | 9 | 9 | 3 | 13 | 1 | 8 |
肺癌 | 2 | 2 | 17 | 24 | 1 | 58 | 1 | 8 |
肝癌 | 5 | 1 | 4 | 2 | 1 | 5 | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
初発、再発合わせて大腸癌が最も多く、次いで肺癌、乳癌の順になっています。疾患別では大腸癌、肺癌、胃癌は4.期で見つかる割合が高くなっています。乳癌に対しては、早期発見が多くなっています。癌の種類やステージによって、手術療法、化学療法、放射線療法、緩和療法と集合的な治療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 15 | 10.07 | 58.53 |
中等症 | 77 | 16.57 | 80.74 |
重症 | 27 | 22.89 | 85.26 |
超重症 | 9 | 35.33 | 86.44 |
不明 | 0 | 0.00 | 0.00 |
成人市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎であり、当院では中等症の患者数が多くなっています。また、高齢になるほど重症化しやすく、平均在院日数も長期化しています。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 252 | 29.58 | 78.79 | 31.42 |
その他 | 9 | 21.67 | 77.44 | 0.38 |
脳梗塞と診断された患者の9割以上が発症日から3日以内であり、tPA(脳の血管に詰まった血栓を溶かす薬)やエダラボンの投与、脳血管疾患等リハビリテーションなどの急性期治療後に約7割の患者が自宅退院となっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 89 | 4.56 | 7.48 | 1.12 | 71.12 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) | 37 | 7.86 | 16.05 | 2.70 | 71.32 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) | 34 | 21.56 | 32.59 | 50.00 | 81.85 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 31 | 3.13 | 28.58 | 22.58 | 76.16 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) | 27 | 5.41 | 12.52 | 3.70 | 76.85 |
大腸ポリープ、大腸腺腫の内視鏡下切除術後の経過観察入院(基本1泊2日)が最も多く、悪性腫瘍の抗癌剤静脈注入用植込カテーテル設置、嚥下障害や経口摂取障害などでの経皮的内視鏡下胃瘻造設術が続いています。その他には上部消化管出血等に対しての止血術や総胆管結石に対しての乳頭切開術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 11 | 1.55 | 5.64 | 0.00 | 76.55 | |
K5972 | ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 | 3 | 1.00 | 11.33 | 0.00 | 80.33 | |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術(その他) | 2 | 1.00 | 2.00 | 0.00 | 65.00 | |
狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術や経皮的冠動脈形成術を主に行っています。また、洞不全症候群や房室ブロック等に対してペースメーカー留置術も行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 2 | 0.00 | 0.50 | 100.00 | 0.00 | |
K9132 | 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) | 1 | 0.00 | 0.00 | 100.00 | 0.00 | |
新生児仮死にて蘇生を行っています。重度の患者は蘇生後転院しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 52 | 1.33 | 3.52 | 0.00 | 66.77 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 41 | 2.88 | 5.66 | 0.00 | 65.17 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 21 | 15.43 | 15.57 | 0.00 | 73.29 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | 17 | 1.35 | 11.06 | 0.00 | 63.24 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 15 | 1.47 | 4.20 | 0.00 | 26.13 |
予定手術の腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多くを占め、結腸癌の手術、乳癌の予定手術、緊急手術の腹腔鏡下虫垂切除術が続いています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) | 92 | 1.61 | 28.40 | 60.87 | 83.18 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩,股) | 47 | 2.64 | 25.62 | 76.60 | 83.02 | |
K0463 | 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) | 24 | 2.33 | 18.08 | 8.33 | 57.14 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) | 23 | 1.57 | 11.22 | 0.00 | 59.91 | |
K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 20 | 1.40 | 34.30 | 5.00 | 73.65 |
高齢者の転倒による大腿骨骨折が多く、骨折観血的手術、人工骨頭挿入術の手術を行い、近隣の病院と連携し術後のリハビリテーションを行うため、多くは転院しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 57 | 0.42 | 10.86 | 3.51 | 80.18 | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | 21 | 5.86 | 21.24 | 19.05 | 77.57 | |
K178-4 | 経皮的脳血栓回収術 | 19 | 1.16 | 46.47 | 52.63 | 78.32 | |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | 15 | 4.53 | 31.27 | 13.33 | 63.60 | |
K178-2 | 経皮的脳血管形成術 | 14 | 3.00 | 21.79 | 21.43 | 71.07 |
高齢者の外傷性慢性硬膜下血腫に対しての血腫除去が1位を占め、脳動脈瘤、頭蓋内血管の狭窄等の経皮的脳血管内手術が続いています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮全摘術 | 15 | 0.93 | 11.60 | 0.00 | 52.00 | |
K9091ロ | 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) | 13 | 0.08 | 0.23 | 0.00 | 35.23 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 11 | 1.00 | 3.55 | 0.00 | 50.09 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの | 9 | 1.67 | 8.44 | 0.00 | 45.89 | |
K8881 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 開腹によるもの | 6 | 0.67 | 10.33 | 0.00 | 49.67 |
子宮筋腫に対しての子宮全摘術、稽留流産などによる流産手術、子宮頸部異形成に対しての円錐切除が続いています。流産手術では、母体保護法に準拠して処置しています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの | 168 | 0.00 | 1.33 | 0.00 | 74.70 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの | 18 | 0.00 | 4.61 | 0.00 | 64.67 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術 その他のもの | 13 | 0.00 | 1.31 | 0.00 | 74.92 | |
K2683 | 緑内障手術 濾過手術 | 5 | 0.00 | 4.00 | 0.00 | 64.80 | |
K2682 | 緑内障手術 流出路再建術 | 4 | 0.00 | 3.75 | 0.00 | 86.50 |
高齢者の白内障による水晶体再建術が多く、硝子体出血、網膜剥離等に対しての硝子体茎顕微鏡下離断術が続いています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 38 | 2.97 | 4.66 | 2.63 | 80.97 | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル以上6センチメートル未満 | 9 | 1.00 | 1.44 | 0.00 | 52.11 | |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) | 3 | 0.67 | 1.00 | 0.00 | 52.67 | |
K0051 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル未満 | 2 | 0.50 | 1.00 | 0.00 | 52.50 | |
K0061 |
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径3センチメートル未満 |
2 | 1.00 | 1.00 | 0.00 | 49.50 |
皮膚悪性腫瘍切除術では高齢者に多い有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーエン病が大半を占めています。良性腫瘍の摘出術では、脂肪腫、粉瘤が占めています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 0 | 0.00 |
異なる | 8 | 0.15 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 11 | 0.21 |
異なる | 31 | 0.60 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0.00 |
異なる | 6 | 0.12 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 45 | 0.87 |
異なる | 3 | 0.06 |
播種性血管内凝固は入院後に発症しており診断基準にしたがい治療を行っています。敗血症はショック状態で入院となることもあり、また入院後尿路感染症や肺炎などから合併することも多くあります。手術・処置等の合併症に関しては、入院契機と同一病名が多く合併症を主訴として入院されています。病名としては、透析シャント狭窄・閉塞の割合が多くなっています。
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更新日:2022年09月21日