令和2年度 西脇市立西脇病院 病院指標

更新日:2021年09月28日

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

年齢階級別退院患者数
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 161 56 109 119 220 382 732 1405 1522 572

令和2年度の全退院患者数の6割以上が70歳以上で占めており、高齢化社会を背景に地域医療の中核病院として地域医療機関と密着した医療の提供に努めております。 

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 173 19.80 13.00 6.36 80.44  
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 112 28.46 20.51 14.29 84.08  
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 96 2.23 2.66 1.04 67.75  
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 92 22.35 17.23 13.04 83.98  
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 55 17.76 9.53 5.45 81.05  

最も多い入院症例は尿路感染症、次に誤嚥性肺炎、小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む)内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術の1泊入院です。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 21 3.24 3.07 4.76 73.24  
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 14 4.07 4.44 0.00 71.64  
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 11 15.55 17.23 0.00 90.82  
050050xx9920xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 4 3.00 3.26 0.00 67.75  
050130xx9910xx 心不全 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 3 13.67 14.70 0.00 78.00  
狭心症、慢性虚血性心疾患に対する心臓カテーテル検査治療が最も多く、次に慢性心不全に対する治療となります。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 86 8.72 6.13 3.49 0.00  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし 17 11.29 11.19 0.00 0.00  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 5 5.60 5.85 0.00 0.00  
150070x0xx01xx 川崎病(2歳以上) 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 4 5.00 10.19 0.00 2.75  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 2 4.50 6.46 0.00 8.50  
小児科と産婦人科が連携し、帝王切開児のフォローも積極的に行われ、新生児入院が90%以上を占めています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 47 6.28 4.86 0.00 67.89  
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 37 8.05 7.23 0.00 62.68  
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 26 18.27 10.30 3.85 66.00  
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 23 7.48 5.44 0.00 36.00  
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 16 2.31 2.66 0.00 68.75  
外科において最も多い手術症例は鼠径ヘルニアで、次に胆石の手術です。これらに対しては腹腔鏡下における手術が主となっています。3番目に乳房の悪性腫瘍の手術症例になります。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 145 30.06 25.09 74.48 84.31  
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 57 30.40 18.81 49.12 78.88  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 23 16.65 5.18 13.04 58.09  
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 16 26.75 19.06 37.50 82.31  
160800xx99xxxx 股関節・大腿近位の骨折 手術なし 14 26.43 15.20 42.86 80.50  
高齢化に伴う疾患が上位を占めています。大腿骨頚部骨折や胸椎、腰椎圧迫骨折は転倒が原因となる症例です。どの疾患も継続的なリハビリとして、リハビリ病院への転院をお願いしている為、転院率が高くなっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 107 13.54 9.68 6.54 79.69  
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 103 20.49 15.64 27.18 73.76  
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 59 15.27 7.48 8.47 60.49  
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 54 29.43 18.86 48.15 71.02  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 47 12.60 8.18 10.64 64.30  
最も多い症例は硬膜下血種(急性、外傷性)に対する治療で、慢性硬膜下血種洗浄・除去術(穿頭)が施行されています。その次が脳梗塞にに対する保存的治療(点滴)です。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120170x199xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満) 手術なし 16 15.69 21.68 18.75 32.81  
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 13 11.46 9.57 0.00 46.54  
120140xxxxxxxx 流産 9 1.22 2.42 0.00 30.00  
120150xx99xx0x 妊娠早期の出血 手術なし 定義副傷病なし 9 10.44 10.73 0.00 31.11  
120165xx99xxxx 妊娠合併症等 手術なし 9 9.33 11.19 0.00 29.33  
産婦人科において最も多い症例が切迫早産です。流産に関しては稽留流産が最も多く、母体保護法に準拠して処置しています。子宮の良性腫瘍は大半が子宮筋腫です。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 167 2.44 2.76 0.00 75.02  
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 14 2.64 6.98 0.00 68.36  
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 10 2.60 5.65 0.00 71.60  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 6 3.83 6.49 0.00 64.67  
020210xx99x1xx 網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等2あり 5 2.00 2.46 0.00 66.20  
最も多い症例数は白内障に対する手術です。次に糖尿病合併による増殖性網膜症や硝子体出血等の疾患に対する手術です。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 39 8.41 9.12 2.56 79.18  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 31 6.29 7.71 3.23 80.61  
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 14 12.50 12.87 7.14 69.07  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 12 3.17 4.06 0.00 54.33  
080245xx97xxxx 放射線皮膚障害 手術あり 2 7.50 7.94 0.00 91.50  
帯状疱疹に対して抗ウイルス剤は7日間投与が推奨されており、平均在院日数は妥当な日数となっています。また、60歳を過ぎると発症率が上がるため、平均年齢も高くなっています。皮膚の悪性腫瘍は基底細胞癌、有棘細胞癌、ボーエン病などの手術が主たる入院理由です。
 
 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 18 3 6 33 4 14 1 7,8
大腸癌 8 10 14 41 20 6 1 7,8
乳癌 14 15 4 5 2 10 1 7,8
肺癌 1 0 12 35 4 60 1 7,8
肝癌 6 3 2 2 0 10 1 7,8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

初発、再発に合わせて肺癌が最も多く、次いで大腸癌、胃がんの順になっています。肺癌、大腸癌、胃癌では4.期の患者が多く、化学療法、放射線療法など終末期緩和ケアを行っています。乳癌に対しては、早期発見が多く、ステージや癌の種類によって手術、化学療法、内分泌療法、放射線療法などさまざまな組み合わせで治療が行われています。
 

成人市中肺炎の重症度別患者数等

成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 26 13.96 56.54
中等症 111 21.23 80.36
重症 20 28.15 81.05
超重症 16 28.81 89.44
不明 0 0.00 0.00

成人市中肺炎とは病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎であり、当院では中等症区分の患者数が多くなっています。また、高齢になるほど重症化しやすく、平均在院日数も長期化しています。
 

脳梗塞の患者数等

脳梗塞の患者数等
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 298 28.06 76.98 30.77
その他 14 30.21 78.57 1.28

脳梗塞と診断された患者の9割以上が発症日から3日以内であり、tPA(脳の血管に詰まった血栓を溶かす薬)やエダラボンの投与、脳血管疾患等リハビリテーションなどの急性期治療後に約7割の患者が自宅退院となっています。
 
脳梗塞の患者数等
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 326 26.13 78.60 33.43
その他 18 18.44 74.44 0.87
脳梗塞と診断された患者様の9割以上が3日以内でした。大部分の患者様は発症当日救急搬送されるか、自身で来院されています。急性期治療後6割の患者様が自宅退院されています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 115 2.03 4.23 2.61 70.60  
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 43 3.42 18.95 2.33 71.88  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 41 22.10 27.59 46.34 79.22  
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 35 4.31 11.60 14.29 80.77  
K654 内視鏡的消化管止血術 28 4.43 24.18 10.71 70.61  

結腸ポリープ切除術後のフォロー入院(基本1泊2日)が1位、悪性腫瘍に対して抗癌剤の静脈内注入用のカテーテル留置が2位、経口摂取や栄養不良の時に高カロリー輸液を行うための中心静脈植込型カテーテル留置が3位となっています。その他には総胆管結石に対しての乳頭切開術や上部消化管出血等に対しての止血術を行っています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 12 1.00 2.08 0.00 70.17  
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 2 1.00 2.00 0.00 80.50  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 2 1.00 13.00 0.00 82.00  
K596 体外ペースメーキング術 1 0.00 2.00 100.00 58.00  
K597-2 ペースメーカー交換術 1 1.00 11.00 0.00 95.00  

狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術や経皮的冠動脈形成術を主に行っています。また、洞不全症候群や房室ブロック等に対してペースメーカー留置術も行っています。
 
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 1 0.00 9.00 0.00 0.00  
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 1 0.00 1.00 100.00 0.00  
               
               
               
新生児仮死にて蘇生を行っています。重度の患者は蘇生後転院しています。
 
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 48 1.33 4.21 0.00 68.71  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 45 3.91 6.31 2.22 63.04  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 23 1.04 5.43 0.00 36.00  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 21 13.05 17.05 9.52 72.14  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 18 3.33 14.06 5.56 64.17  
予定手術の腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術が多く、緊急手術の腹腔鏡下虫垂切除術が続いています。
 
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 119 1.63 29.29 68.07 84.40  
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 32 1.56 23.28 90.63 82.63  
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 27 3.22 43.04 14.81 75.04  
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 26 3.58 20.19 19.23 69.31  
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) 24 4.63 17.13 16.67 61.38  
高齢者の転倒による大腿骨骨折が多く、骨折観血的手術、人工骨頭挿入術の手術を行い、近隣の病院と連携し術後のリハビリテーションを行うため、多くは転院しています。
 
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 67 0.34 15.67 10.45 82.46  
K178-2 経皮的脳血管形成術 32 4.34 25.25 28.16 73.84  
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 24 5.38 16.25 8.33 76.71  
K1781 脳血管内手術(1箇所) 22 2.09 39.05 27.27 68.73  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 21 1.52 42.33 76.19 73.62  
高齢者の外傷性慢性硬膜下血腫に対しての血腫除去が1位を占め、脳動脈瘤、頭蓋内血管の狭窄等の経皮的脳血管内手術が続いています。
 
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 13 1.23 9.62 0.00 47.38  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 10 1.80 6.10 0.00 50.00  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 8 0.75 11.13 0.00 50.88  
K9091ロ 流産手術(妊娠11週までの場合)(その他のもの) 7 0.00 0.00 0.00 29.71  
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 3 7.67 24.00 0.00 72.00  
子宮全摘術は、子宮筋腫が大半を占め、子宮附属器腫瘍摘出術では卵巣のう胞が大半を占めています。流産手術では、母体保護法に準拠して処置しています。
 
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 164 0.00 1.46 0.00 74.92  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 26 0.00 2.00 0.00 67.46  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 10 0.00 1.60 0.00 73.80  
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 4 0.00 3.50 0.00 70.00  
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) 3 0.00 0.67 0.00 80.67  
高齢者の白内障による水晶体再建術が多く、硝子体出血、網膜剥離等に対しての硝子体茎顕微鏡下離断術が続いています。
 
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 33 1.03 3.79 3.03 80.79  
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) 5 1.00 1.00 0.00 61.20  
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 5 0.80 1.80 0.00 61.20  
K0152 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25〜100cm2未満) 3 1.00 6.33 0.00 79.00  
K0052

皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満)

2 0.00 1.00 0.00 49.00  
皮膚悪性腫瘍切除術では高齢者に多い有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーエン病が大半を占めています。良性腫瘍の摘出術では、脂肪腫、粉瘤が占めています。
 
 

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

 

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 5 0.09
180010 敗血症 同一 22 0.42
異なる 32 0.61
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 3 0.06
180040 手術・処置等の合併症 同一 27 0.51
異なる 2 0.04

DICは診断基準にしたがい、治療を行い請求しています。敗血症はショック状態で入院となることもあり、また入院後尿路感染症や肺炎などから合併することも多くあります。手術・術後の合併症に関しては、透析シャント狭窄や感染が多くなっています。

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