平成28年度 西脇市立西脇 病院指標

更新日:2020年04月01日

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

年齢階級別退院患者数

年齢階級別退院患者数
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 256 109 125 203 316 437 1018 1450 1464 491

70歳以上が過半数以上を占めており、地域医療の中核病院として、診療機関の連携・地域の医療機関との連携を図り、医療の提供を積極的に行っています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11310xx99xx0 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 126 16.95 12.43 9.52 81.58  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等1なし手術・処置等2なし 副傷病なし 96 24.93 21.25 18.75 84.47  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 78 21.29 17.95 11.54 84.38  
100380xxxxxxxx 体液量減少症 74 9.91 9.33 5.41 75.28  
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 52 18.42 16.83 0.00 74.06  

尿路感染症、誤嚥性肺炎・心不全に関しては高齢者が多い為と考えます。

精神科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
170040xxxxxxxx 気分[感情]障害 10 7.80 20.63 0.00 41.40  
010260xxxxxxxx ウエルニッケ脳症 1 20.00 21.58 0.00 71.00  
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 1 2.00 5.24 0.00 78.00  
160610xx99xxxx 四肢筋腱損傷 手術なし 1 40.00 12.91 0.00 71.00  
               

気分[感情]障害、うつ病に関して、精神科電気けいれん療法などの治療を行っています。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 21 3.48 3.06 9.52 74.24  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術処置等2なし 副傷病なし 11 19.45 17.95 9.09 76.91  
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等12あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 9 3.44 3.22 0.00 72.11  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 8 5.75 4.71 0.00 71.00  
050080xx9910xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)手術なし手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 4 3.25 6.03 0.00 67.75  

最も多い入院症例は狭心症などに対する心臓カテーテル検査で、その次に多いのが慢性心不全に対する治療です。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 102 8.28 6.18 1.96 0.00  
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)副傷病なし 18 4.78 6.02 5.56 1.50  
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満)手術なし 手術・処置等2なし 18 12.72 11.55 0.00 0.00  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満)手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 6.33 5.79 0.00 5.07  
100380xxxxxxxx 体液量減少症 11 4.91 9.33 9.09 5.09  

新生児入院が最も多く、新生児黄疸による光線療法が行われています。その次に多いのが急性気管支炎に対する治療です。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 37 4.00 4.48 0.00 71.49  
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 24 10.00 7.61 0.00 60.29  
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 19 2.79 4.64 0.00 53.79  
060035xx99x40x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 17 3.59 4.24 0.00 78.94  
060040xx99x61x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病あり 14 5.93 8.37 0.00 61.07  

結腸の悪性新生物に関しては、化学療法に対しての入院です。乳房の悪性新生物に関しては生検による入院です。該当症例の手術に関しては、患者様の負担の少ない腹腔鏡下で行っています。

整形外科
DPCコード

DPC名称

患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 83 26.33 27.63 66.27 83.34  
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 37 27.51 20.57 67.57 82.43  
070350xx99xxxx 椎間板変性、ヘルニア 手術なし 15 16.87 9.13 6.67 65.93  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 15 6.60 5.49 0.00 55.67  
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 13 41.77 24.42 38.46 70.62  

高齢化に伴う疾患が上位を占めています。大腿骨骨折や腰椎圧迫骨折は、転倒を原因とする骨折が多い症例です。どちらの疾患も継続的なリハビリとして、リハビリ病院への転院をお願いしている為、転院率が高くなっています。椎間板変性、ヘルニアについては神経ブロックやリハビリ等を行っています。

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 97 15.69 16.54 28.87 73.20  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 91 10.88 9.87 2.20 78.22  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 63 7.79 7.52 6.35 57.33  
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 54 3.20 3.20 0.00 63.46  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 52 23.54 19.35 57.69 70.92  

脳梗塞が最も多い病例内訳は、ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症が上位を占めています。その次は、硬膜下血腫(慢性、急性、外傷性)です。

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 24 14.08 10.05 0.00 46.88  
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし 24 18.25 20.79 4.17 31.83  
120140xxxxxxxx 流産 15 1.07 2.43 0.00 34.07  
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 11 12.36 10.36 9.09 51.55  
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 副傷病なし 10 5.70 4.73 0.00 58.70  

最も多い症例が子宮筋腫、切迫早産です。流産に関しては稽留流産が最も多く、母体保護法に準拠して処置しています。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり片眼 12 9.75 10.53 0.00 58.42  
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし片眼 11 2.82 8.27 0.00 59.91  
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり片眼 7 2.86 7.01 0.00 63.14  
180040xx97x0xx 手術・処置等の合併症 その他の手術あり 手術・処置等2なし 6 2.17 15.58 0.00 74.83  
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 5 3.00 2.91 0.00 73.20  

眼科において最も多い入院症例は、白内障に対する手術を受ける患者様ですが、短期の為DPC対象外となっています。次に多いのが網膜剥離、糖尿病性増殖性網膜症に対する治療です。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 49 7.92 8.96 0.00 76.06  
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 23 11.48 11.97 0.00 72.48  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 21 5.57 8.78 0.00 82.71  
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 18 3.00 4.28 0.00 53.83  
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2なし 4 26.00 30.11 0.00 85.25  

帯状疱疹の抗ウイルス剤の投与は7日以内とされており、全国平均在院日数と比べると妥当な日数となっています。急性膿皮症は細菌感染症である蜂巣炎が主で、外来で十分治療を行えない患者様の入院診療を行っています。皮膚の悪性腫瘍は有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーエン病です。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 21 2 8 57 3 10 1 7
大腸癌 18 13 26 78 23 52 1 7
乳癌 20 31 7 5 1 27 1 7
肺癌 1 3 19 45 7 58 1 7
肝癌 6 3 4 3 1 14 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約 初発、再発合わせて大腸癌の患者様が最も多く、次いで肺癌、胃癌となっています。大腸癌や胃癌、肺癌では4.期の患者様が多く、化学療法、放射線療法、終末期医療緩和ケアを行っています。再発に関しては肺癌、大腸癌、乳癌の順になっています。

成人市中肺炎の重症度別患者数等

成人市中肺炎の重症度別患者数等
  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 38 9.84 54.76
中等症 163 15.56 81.13
重症 35 25.89 84.34
超重症 12 40.50 79.58
不明 0 0.00 0.00

市中肺炎は、重症度分類では「中等症」の患者様が最も多く、平均年齢も80歳を超え、高齢者の方ほど重症化しやすいと推定されます。

脳梗塞のICD10別患者数等

脳梗塞のICD10別患者数等
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 22 5.68 69.00 3.13
その他 10 5.90 74.90 3.13
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00
I63$ 脳梗塞 3日以内 306 24.69 77.27 37.81
その他 14 32.43 73.36 0.94
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 2 8.50 72.00 0.00
その他 25 6.80 76.32 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 11 10.91 73.18 9.09
I675 もやもや病 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 6 6.33 52.83 0.00
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 0 0.00 0.00 0.00
その他 0 0.00 0.00 0.00

「脳梗塞」と診断された患者様の約9割が3日以内でした。大部分の患者様は発症当日救急搬送されるか、自身で来院されています。急性期治療後6割の患者様が自宅復帰されています。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K654 内視鏡的消化管止血術 38 3.58 15.89 7.89 78.18  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 38 3.63 2.42 0.00 70.26  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 30 19.03 25.47 33.33 80.20  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 30 3.20 19.87 6.67 79.33  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 24 32.33 23.58 50.00 80.00  

消化管出血に対する内視鏡的止血術、大腸ポリープに対する内視鏡的粘膜切除術の症例数が1位を占め、嚥下障害に対する胃瘻造設術が3位となっています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 8 1.00 3.75 0.00 71.00  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 1 3.00 13.00 0.00 89.00  
K597-2 ペースメーカー交換術 1 1.00 14.00 0.00 72.00  
K620 下大静脈フィルター留置術 1 1.00 2.00 0.00 74.00  
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 1 2.00 2.00 0.00 67.00  

狭心症に対して経皮的冠動脈ステント留置術、洞不全症候群に対してのペースメーカー留置術を行っています。

小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 4 0.00 1.50 75.00 0.00  
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) 2 0.00 3.00 0.00 0.00  

新生児仮死蘇生術(第1度)とは生後1分、5分のアプガーズスコア4~6点をいう。保湿、気道内吸引、皮膚刺激など自発呼吸を誘発します。腸重積症整復術(非観血的なもの)では、腸重積症(2歳位までの乳児に発症することが多い)によるものです。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 53 1.34 3.87 0.00 65.94  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 49 0.08 1.02 0.00 68.18  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 33 5.24 7.55 3.03 62.15  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 24 12.13 23.00 0.00 76.50  
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 21 3.10 9.81 0.00 65.38  

手術件数で最も多いのはヘルニア手術、内視鏡的結腸ポリープ、粘膜切除術、腹腔鏡下胆のう摘出術の順になります。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 74 2.68 23.22 56.76 81.69  
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 30 3.13 25.97 66.67 81.90  
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 26 3.92 33.65 34.62 72.58  
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 20 4.95 12.85 15.00 58.25  
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) 16 3.31 11.25 18.75 52.75  

どの手術も高齢者の方が多く、転倒による骨折や股、膝の変形関節症の人工関節の置換術、骨粗しょう症などで骨の弱い方にも手術方法を選んで行っています。いずれも手術の傷が落ち着いた後、リハビリが必要な場合、回復期の病院で治療できるよう病院間で連携しています。

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 80 0.48 10.70 6.25 79.80  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 28 6.93 50.75 25.00 61.04  
K178-2 経皮的脳血管形成術 25 3.80 25.84 52.00 72.52  
K178-4 経皮的脳血栓回収術 25 0.36 31.68 56.00 78.52  
K1781 脳血管内手術(1箇所) 18 0.56 25.22 11.11 66.28  

頭蓋内腫瘍摘出術の内訳は、悪性脳腫瘍、転移性脳腫瘍、良性脳腫瘍です。悪性脳腫瘍に関しては、術後治療が必要な為、在院日数が長くなります。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 25 1.00 12.16 0.00 47.76  
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹) 15 0.93 10.53 6.67 50.40  
K9091 流産手術(妊娠11週まで) 14 0.00 0.00 0.00 34.50  
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) 8 2.00 12.00 0.00 66.38  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 8 1.00 6.63 0.00 41.00  

子宮全摘術では、大半が子宮筋腫です。子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹)について、附属器とは卵巣、卵管を意味しますが大半が卵巣のう胞です。流産手術では、母体保護法の下、慎重に行われています。

眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 188 0.00 1.34 0.00 74.60  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 23 0.00 4.61 0.00 62.35  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 14 0.00 2.00 0.00 61.79  
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) 5 0.00 1.80 0.00 85.40  
K272 毛様体冷凍凝固術 3 0.00 0.00 0.00 78.00  

水晶体再建術では白内障によるものです。硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)では、網膜剥離、糖尿病性網膜症によるもので、硝子体茎顕微鏡下離断術(その他)は硝子体出血でした。

皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 22 1.00 3.64 0.00 81.55  
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 7 0.71 1.29 0.00 50.57  
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) 4 1.00 1.25 0.00 55.00  
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 4 1.00 1.00 0.00 48.25  
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) 3 1.00 1.00 0.00 68.00  

皮膚悪性腫瘍切除術では、高齢者に多い有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーエン病で、良性腫瘍は脂肪型、粉瘤がほとんどです。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0.00
異なる 10 0.17
180010 敗血症 同一 23 0.39
異なる 38 0.65
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0.00
異なる 2 0.03
180040 手術・処置等の合併症 同一 32 0.55
異なる 1 0.02

膰腫性血管内凝固(DIC)は肺炎や敗血症などに合併することが多い疾患です。敗血症や真菌感染症なども肺炎や尿路感染症などから合併する事が多い疾患です。手術、処置などの合併に関しては、発症時に早急に対応するべく体制を整えています。

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