旧来住家住宅(きゅうきしけじゅうたく)

大正7年竣工の旧来住家住宅は、母屋の全体構造は中央に廊下をはさんだ南北2列の間取りで、南列が接客空間、北列が家族空間、東端が台所、風呂などの空間となっています。
明治時代以降に発達した中廊下式の平面形ですが、廊下を畳敷きとしたことで南北空間に連続性があります。
母屋座敷の床の間の矢筈張天井のように、見えないところにも凝った手法が用いられています。
建築用材の目録、経費出納簿、家政禄などが残り、家屋の履歴がはっきりわかり、当時の最高級の用材と最高の技術を用いた当家屋は、数ある高級民家の中でも特にすぐれており現在では用材の入手はもちろん、建築にあたって釘が1本も使われておらず、技術的にも再現することは容易ではない建物です。
ご利用について
開館時間 |
午前10時~午後6時 (10月~3月の時期は午後5時閉館) |
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休館日 |
月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
入館料 |
無料 |
使用料 |
母屋和室 一室につき100円 離れ和室 一棟につき200円 (1時間あたり使用料) |
問い合わせ |
旧来住家住宅 〒677-0015 西脇市西脇394-1 電話 0795-22-5549 |
お知らせ
部屋の利用もできます
旧来住家住宅では、まちづくり拠点として多くの方に活用していただくため、見学(無料)だけでなく、部屋の利用が可能となっています。お茶の練習や句会、パッチワークグループ、舞踊のほか、子どもいけばな教室や茶道教室でも活用されています。
利用を希望される方は、事前に旧来住家住宅まで御連絡ください。
ボランティアスタッフが無料で建物の説明を行います
旧来住家住宅の管理は、西脇市教育委員会から西脇TMOに委託しており、4名のボランティアスタッフが交代で旧来住家住宅の開閉・受付・案内を行われています。
スタッフの方々は、お越しになったみなさまに喜んでいただこうとお花や装飾品も持参され、屋敷の魅力も一層高まっています。また、ガイドとして丁寧に建物の魅力や特徴を説明されるため、来館者に大変好評を得ています。
遠方から西脇を訪問された方から、「建物もすばらしいですが、丁寧に案内していただき大変感動しました。」という礼状も届きました。
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市教育委員会 教育管理部 生涯学習課(生涯学習担当)
〒677-8511 西脇市下戸田128-1
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-23-8844
問い合わせフォーム
更新日:2021年03月31日