西脇市における水質管理の取組
令和7年7月2日及び9日に市内各浄水場系統の給水栓と水源地の水質検査を実施したところ、すべての浄水場系統において、給水栓のPFOS及びPFOAの値が国の定める暫定目標値を下回っていることを確認しました。
西脇市の水道水におけるPFOS及びPFOAについては、引き続き国の定める暫定目標値を下回っており、水道水の安全性を確保しています。安心してお飲みください。
上戸田浄水場系統における最新の水質検査結果(令和7年7月9日実施)
- 給水栓では、PFOS及びPFOAの値は、前回(4月16日)と同様の1リットル当たり5ナノグラム未満で安全性が確認できました。
- 第1水源地のPFOS及びPFOAの値は、1リットル当たり5ナノグラム未満(前回、1リットル当たり6ナノグラム)でした。
- 取水を停止している第6水源地のPFOS及びPFOAの値は、1リットル当たり91ナノグラム(前回、1リットル当たり74ナノグラム)であり、国の暫定目標値である1リットル当たり50ナノグラムを超えているため、引き続き取水を停止するとともに、監視調査を継続し、安全で良質な水道水の安定供給に努めます。
西脇市における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検出状況
西脇市では、令和3年度より市内4か所の浄水場系統より配水されている給水栓で有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の水質検査を実施しています。
令和3年度の水質検査において、上戸田浄水場系統の給水栓より国の暫定目標値1リットル当たり50ナノグラムを超える1リットル当たり100ナノグラムを検出しました。
| 年度 |
上戸田浄水場 |
大木浄水場 給水栓 |
黒田浄水場 給水栓 |
大伏浄水場 給水栓 |
|---|---|---|---|---|
|
令和7年度 |
5未満 | 5未満 | 6 |
6 |
| 令和7年度 令和7年4月16日採水 |
5未満 | - | - | - |
| 令和6年度 令和7年1月8日採水 |
5未満 |
- |
- |
- |
| 令和6年度 令和6年7月3日、10日採水 |
38 | 5未満 | 5未満 | 10 |
|
令和5年度 |
32 | 6 | 5未満 | 5未満 |
|
令和4年度 |
28 |
10 |
12 | 27 |
|
令和3年度 |
100 |
6 |
5未満 |
5 |
PFOS及びPFOAの暫定目標値は1リットル当たり50ナノグラム
水質管理の取組
西脇市における水質管理の取組について紹介します。
令和3年度の取組
暫定目標値の超過を受けて、数値が高かった上戸田浄水場の水源において取水量を減量し、県営水道や他の浄水場から上戸田浄水場への供給量を増量することで、PFOS及びPFOAの低減化対策を行っています。
以後、継続的な監視調査を実施しており、令和4年度以降の水質検査では、暫定目標値を超過していません。
令和6年度の取組
令和3年度の取組以降、上戸田浄水場系統については暫定目標値を超過していませんが、令和4年度以降、数値の増加傾向が見られたことにより、水道水のさらなる安全、安心を確保するため、令和6年度は上戸田浄水場の6か所あるすべての水源で追加の調査を実施し、濃度の高い水源については取水を停止しています。
市民のみなさまへ
令和3年度の取組以降、西脇市が供給する水道水中のPFOS及びPFOAの値は国の暫定目標値を下回っており、安全性に問題ないことを確認しています。
今後も国等の動向に注視しながら監視調査を継続するとともに、引き続き低減化対策を進め、安全な水道水を提供していきます。
今後は、PFOS及びPFOAを含む水質管理目標設定項目についても、さらなる水道水の安全性を確認していただくため、公表していきます。
西脇市における水道水中の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について(PDFファイル:1.6MB)
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
西脇市役所 建設水道部 施設管理課
電話:0795-22-3111(代表)
ファックス:0795-22-1014(代表)
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更新日:2025年10月08日